見聞録

きみを見つめる目の数のなかのぼく

他者の生がなければ自己の生など規定できない。他人のブログを読んでいて思った。行ったことのない場所に住む、名前もしらないひとの、酔っ払ったまま自転車で駐車場を走っているブレた写真を見て、ひどく心をうごかされた。昨日Hに聞いた話は重石のようにわ…

去勢を強いるアホどもに唾を

外から幼児の号泣がきこえる。せんじつ朝の4時にHさんがはじめたグループ通話で、たったふたりの応答者の片割れであるAが「虫の声すごいけど」とわたしの端末にそそぎこまれるさまざまな鳴き声を指して言ったが、このにんげんの叫びのさなかにも何種類もの虫…

憐む奴らは皆殺し

デパプリ25-26話。25話はキャンプ回。往路のドライブ時にグラサンをかける妖精ズとマリちゃんのイケ感がいい。忘れ物の鍋をゆいが受け取る際、もってきたたくみの手の上に手をかさねる描写、キュン死する。着火シーンの失敗したキャラ(あまね→たくみという…

おはようデスゲーム

NIAVへ行く。思っていたよりもちいさく、しかし雰囲気は抜群だった。場所と構成の変化によって展示の印象も様変わりしていて、より「地域アート」の様相が前面化していたように思う。ところで、廃校を再利用する際に「アート」が召喚されるのはなぜなのだろ…

使い捨て愛情包帯

起床、即、j.comの来襲。敷かれた布団をそのまま踏みつけて部屋のなかへとずかずかと入っていく神経が、j.comという企業体の中枢をつらぬいている。しばしだらだらしたのち、バスに乗ってQさんとうなぎを食べにでかける。川勢。焼身のなんちゅうふわふわさ。…

make some noise(yougazer)

昼過ぎにめざめる。相変わらずみなは怖い話をしている。みんなこんなにも怖い話が大好きなんだ。夜通し怖い話をするくらいに! バラバラに殺された妻と娘のからだを縫いあわせて誕生したのが***だ!とだれかの話の話されなかったオチ(つまりはわたしの妄…

ガブ

排気口『呼ぶにはとおく振り向くにはちかい』。生の言葉が胸を打つこと。これまで周到にエモーションへの傾倒を避けていたテキストにおいて、迷彩となる覆いのない位置にキラーワード(しかも作品タイトルを直接的にからめたような!)を露出させており、そ…

流れ落ちるキンタマのようだね

旅にでると詩が書きたくなる。だから、ここ何年かは東京に向かうバスのなかで詩行を書くことが多い。天気がわるかった。ターミナルまでは父が送ってくれた。バスの到着を待つあいだに立ち読みをした書店では、安倍の顔がでかでかと印刷された『hanada』の最…

パリパリ・プラスチック・リミテッド

安田佳澄『フールナイト』4巻。おもしろい。すごい。いま読んでいる漫画のなかでもあたまひとつ抜けた完成度。生きのこりたガールのメイからメグへの呼称の変化はなにかの伏線?夜、麻婆茄子豆腐、油麩と茄子の味噌汁、茶碗蒸し。うまい。マーボーは豆板醤が…

貫通正常同盟

人生の悪循環。夜、豆腐とわかめの味噌汁、カルビピーマン玉ねぎのタレ焼き。うまい。傷みかけの桃を砂糖で煮詰め、ヨーグルトとはちみつ、柑橘酢を混ぜて凍結。シャーベットをつくる。明日食べる。今日はここまでやるぞ、というノルマを終え、漫画。を読む…

生の仇打ち、頭打ち

雨宮まみ『女子をこじらせて』読みはじめる。住本麻子の書評を読んで気になり、手にとったのだった。まだ大学を卒業してバニーガールになったあたりまでしか読んでいないが、わたしが非モテ文学を読んで慰撫されるように、本作も同様の効能をもつ書なのだと…

われわれの共通言語が目を腫らしている

制作のモチベが無。チャリにエネルギーが吸いとられている。bon vacationということにしておく。いつか枝分かれしたわたしがすすまなかったほうの支流から、わたしを見ること。デパプリ23話。キャオ?!とここねパパの声を聞いて思ったが、ちがった。中野泰…

おあずけ30年

からだがバキバキしている。しりをいたわり、ソファに寝そべりながら、次回ライドのコースを策定する。10km→20kmときて、いきなり60kmは無謀だろうか? しばらく天気がわるそうなのがユーウツ。夜、夏野菜と豚肉の赤缶味噌炒め、ポテサラ。マヨを和えるだけ…

怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒

ワークすすめつつ、コンペ提出の準備。ぶじ〆切に間にあう。なにをだすかも迷いどころだった。なお、先日だしたコンペは落選していた。選考に残った作品をながめていると、作風的にわたしの投げたものが落ちるのはさもありなんという感じだった。チェンソー…

遠因ユニヴァース

あっという間に体調が最悪になる。あたまが痛い、吐き気がする。うごくのがつらい。ふらふらする。いわゆる熱中症。むりやり食べものを胃に入れ、水をガブする。きもちわるい。吐きそう。シャワーを浴びる体力すらない。保冷剤で首周りを冷やし、冷凍ソルテ…

手が締める部分の総体

youtu.be カナダはやっぱりサイコー、パスポートの有効期限が切れる前にどうにかしてこの地をこの足で踏めないか苦手な文体の文章を読んでいるとだいぶ食らってしまう。1行1行、マジでつらいきもちになる。内容に食らうことはほとんどないので、やはり形式に…

殺害する心(とってもあったかい)

www.youtube.com chloe moriondo、クロエ・モリオンドという名前のひびきからしていい、まつ毛がバチバチなとこもサイコー、おれはまつ毛にフェティッシュがある、脇毛にもある起床即資料読み。当てにしていたジュネがおもしろくはあってもつかえなかったの…

他欄

デパプリ20話。アバンのカットに合わせたきめ細やかなズーム処理にまず心が躍る。ここねとあまねが橋の上で「愛」をたしかめあうシーン、離れている両親からのそれをここねに見いだしているとあまねが語る場面において、煌々とかがやく太陽を背景に配してい…

しらないあいだに解散している

『惑星のさみだれ』(2022)1話。OPの手抜きぶりから不安が募っていったが、本編もアニメ的快楽が何ひとつない絵コンテで、1話にして先行きが不安になった。2クールやると目にしたが、このクオリティが基準になると相当つらくなりそう。予算節約のためか、次…

いつまで経っても何も大丈夫にならないよ

『来るべきデザイナー』をおしりまでよむ。どんな本や雑誌でも、「誤植が多いな」という読後感になってしまうのはさいあくである。 事件翌日、選挙前日に賛否あった安倍政権の否の部分だけを放送する報道特集ひくわ〜。 こういうことツイートしたくないけど…

脱落鳥(ダートゲーム/ナイトゲーム)

湯船にザブン。疲労の蓄積を全身から感じる。からだに加えてリュックも手洗いし、たまった洗濯物を洗濯槽にぶちこんで洗濯機をガンガンにまわす。乾燥機もまわし、おわるのを待っているあいだにソファに腰を埋めて東京で観た映画のパンフを読む。ページをめ…

よろこぶ声がきこえるときは

3日目。イメージフォーラムにてミシェル・フランコ『ニューオーダー』。金持ちの結婚式に貧困暴徒がなだれこむというアンダークラスがブルジョワをぶちのめす階級闘争の映画だが、監督作のなかではいちばん出来がわるいのでは。まず何よりもこれまでの作品の…

てきとうにおだてておいてください

カレーを食べ、シャワーを浴び、妹に車で駅まで送ってもらい、東京に出発する。行きのバスではHさんの新作戯曲の断片と、舞城王太郎『煙か土か食い物』を読む。前者では声が漏れるほどわらったし、後者では鼻水が垂れるほど泣いてしまった。隣にひとがいなか…

ふしぎエネルギー

デパプリ16話。らんらん回。まずはついをひっぱる。 デパプリ16話、水面→HCWの画面→窓と「鏡面」を用いて自己の見つめなおしを画でも伝え、自らの愛するラーメンのスープ(に映りこむらんらん!)によって自信を回復させる卓越の絵コンテ/演出。アイデンテ…

みしらぬ土地への憧憬航路

いよいよ精神のおわりを感じる。ひじょうによくない。朝、鶏玉ねぎエリンギほうれん草の豆乳チーズ煮。うまい。ごはんをつくり、食べる元気があるのはいい。胃がおもくて量は入らないが。ワークワーク。心臓が痛い。すすみはよくない。フレームが届いたので…

いやがり

平田オリザ『眠れない夜なんてない』。Hさんの話のなかでオリザの名前が挙がり、べつにこの作品がでてきたわけではないが、戯曲アーカイブにあったので読んだ。前に松田正隆の『月の岬』を読んだときにも感じたことだが、この静けさ、緊張感の放出はすさまじ…

telephone terrorism temptation

ワーク。この山を乗り越えさえすれば、東京ショートステイが待っている(ほんとうに?)。スケジュールの見通しがつかないワークがあり、その存在が心配ではあるが、、こういう時間的負担がでかいしごとはもう受けないようにしたほうがいいのではと思った。…

しぼみ技術

ちほちほ『みやこまちクロニクル』最新話読む、相変わらずサイコーだ。相手の程度を低く見積もってくるデイケア施設からのなめられ話まで身につまされる。やったワークに対する支払いの期限日(およびそれに準ずる期日)をブッチされることがずっとつづいて…

またがりたがりの対抗馬(minority)

ワーク。肩の力を抜くのが苦手。だらけるのは得意。これいかに。夜、豚バラ大根豆腐の豆乳煮。祖母のつくったブロッコリ卵スープとともに。うまい。大根の下茹でするのを忘れたのでしみがいまいちだった。さいきんはHさんやQさんから夜によく電話があり、に…

声がかかるのを待ちつづけてそのまましずかに息絶える

ジョージ朝倉『ダンス・ダンス・ダンスール』23巻まで読む。夏姫!!!!!!! こういうキャラって負けヒロインになりがちなので、最終的にどうなるのかはさておいて、直近の展開にひじょうにうれしいきもちになった。ふたりの再会シーン、本をひらきながら…