詩考断片

翻筋斗はあもにい

和合亮一『続・和合亮一詩集』をおしりまで読む。このようにして震災直後からいまに至るまで、そのことを書きつづけることのできる体力と気力にまず気圧される。わたしは福島でゆれを体験しているといえども、詩を書きはじめたのは2013年(本書収録作は2011-…

めいめいがめいめいをめいめいする

何か(出来事、感情、考えetc.)を共有する相手がいること。その何かを誰に共有するかを、わたしたちは何をもって判断しているのか。今日食べたもののこと、昨日会った友だちの友だちのこと、先週した大怪我のこと、半年前の引っ越しのこと、10年前のトラウ…

もともとの機嫌や気分の霧散

街を歩いていたり、ひとりで家にいたりするときなどにふと訪れる劣等感やむなしさみたいなものとどう折りあいをつけたらいいのか、いまだにそんなことでうじうじとしており、今日も今日とて眠れぬ夜を過ごしているわけであります(5日前)咳がおさまってだい…