2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ロングフォーム、助走するパ

運慶展とあわせて古代アンデス文明展にも足を運んだ。トーハク同様、カハク、国立科学博物館も生まれてはじめていったのだった。運慶がうしろにひかえていたためにざんねんながら常設展は観れなかったが、あらためておれはエスニックな文物、土偶やはにわめ…

好き勝手に立ちあがったり手をふったり舌をみせたりする

家にいるときからだをべちばち叩く癖があるのだが、『MR.GAGA』でも『ST SPOT 30th~』でもそうしたうごきがあり、やはりこの身体音楽は鼓動のリズム、地球のリズム、宇宙のリズムと同期する〈わたし〉の発露なんだと熱弁をふるったのだがいっしょに住む恋人…

北伐

方言/標準語(日本語/英語)、イギリス/EUというナショナリズム-ローカリズム/インターナショナリズム-グローバリズムの対比のなかで、多様性/画一化の見地における移民受け入れははたしてどちらの側に立つのか。個人の自由と反ネオリベの両立とは何を…

内なる帝国(迷彩のフラッグ)

さいごにいうと、から2-3時間話をつづけるひとが中心の会議をいくつも乗り越えることで得るものについて。ラヴ・ディアス『立ち去った女』、長さはちからである、その持続との対峙から生まれる〈つかれ〉は達成感と似た質感をもち、何かとともに過ごすことの…

想像図はつねに先取りを予期している

詩手帖の中間合評対談、つまりはまいとし11月号には息切れしてしまって投稿しそこねがちだったのだが今回はぶじ投稿でき、なおかつ佳作に入っていたので、あるていどの文量をさいて作品に言及がなされていた。こうして自作が読まれているという事実が何より…