すべての熱が冷めたあとに会う

アイドルズ来日の報を見る。2025年1月。勇んでチケット取るか取るまいか。

本、続々と届く。鈴木了二『建築映画 マテリアル・サスペンス』、いわまむかし『二万キロ遠くのひとの相づちを聞く』、いがらしみきお『IMONを創る』をパラパラする。おれはふとどきものなので前付や後付から読む。マテリアルサスペンスの造本、よすぎだろ、と本体に折りたたまれてかけられたカバーを外したりひらいたりしながらためつすがめつする。

夜、切り干し大根とあぶらげと納豆のミルク煮、豚茄子玉ねぎのハリッサ味噌炒め。うまい。

ヴァンパイア・ウィークエンドの新譜を聴く。やっぱりめちゃくちゃいいのではないか??? ラストに配されたhope、あまりによすぎる。スピーカーで鳴らしたい。

ポケモンやる。序盤とはいえ1500位台にまで駆け上がる。前シーズンまで瞬間1万位台でよろこんでいたわたしにとって、信じがたい数字である、、3桁目指してよかですか??

通販、注文した商品のうちのひとつが入荷できなかったとキャンセルされたのに伴って誕生月クーポンの利用もキャンセルされているのに気づく。大した額が値引きされていたわけではないが、事前説明なく勝手な処理をされるのは嫌である。同じようなタイミングでおぼえのないカード利用通知があったが、再計算して決済されたのだろうか? ちゃんとしてくれ、A(Amazonではない)!

夜、豆腐とねぎの味噌汁、にんにくねぎ油のチキンソテー。うまい。



ろくろお『平日奇譚』『夜更けのナッツハウス』『ヴァイオレット・ローズガーデン』読む。よい、、と奥歯で噛みしめるよさがある。これまで二次創作に興味をもてず、コミケ(けっきょくいちども足をはこんだことがない)よりも断然コミティア派の人生を送っていたのだが、たしかデパプリが放映されていた頃についったでろくろおさんの漫画が流れてきてはじめて「!」となり、ずっと購入の機会を伺っていたのだった(BOOTHで絵も売っていたので、好きなキャラ/シチュエーションの絵が販売されるのを待っていたのである)。とにもかくにもキャラクターへのまなざしがするどく、じっさいにアニメ本編で描かれていたとしても「そう」であると感じられる言動をそれぞれの人物たちがおこなっているのがすごいのだ。上北ふたごの漫画を読んだときにも似たようなことを思った記憶があるが、あれは公式といって差し支えないものなので、二次創作のたのしみってこういうことなんだ!とようやくじっかんできた気がする。オリジナルである『平日〜』も含め、キャラたちの表情がすばらしいのも見どころ。


プリキュアコレクション、ひろプリのも買いました
seimeikatsudou.hatenablog.com


わんぷり10話。まゆユキ馴れ初め回。ユキもこむぎ同様拾われっ子であることが明かされる。こむぎが泥まみれになり、それを見たまゆがユキとの出会い(ユキもさいしょは汚れていて、洗うことで雪色の猫であることがわかった)を思いだす、という流れが組まれているのだが、ここで用いられる「洗う」というアクションを連接項にガルガルをアライグマにするという作劇がサイコーである。まゆユキの回想はかなりしっとりとしたストーリーで描かれ、もちろんわたしもそのなみだの出会いに落涙していたわけであるが、直後にデザインのアイデアが浮んだ!と家に向かって駆けだすまゆに対して、こむぎの「かけっこかな?」のとぼけた台詞をインサートするリズム感もすばらしい。悟くんが「アライグマは手先が器用なんだ!」と戦闘時にアドバイスするシーンの直後にまゆがプリティホリックの新アイテムをデザイン中のまゆのシーンを入れるカットワークも光っていた(まゆとの連なり、新アイテムはユキがモチーフである、こういう要素同士のかさなりがわんぷりの特筆すべき点であるように思う)。脚本は香村純子。クレジットを見てうれしい悲鳴を上げた。また来てくれ!

通販、のちのちしらべたらキャンセルでクーポンも解除されるのは仕様らしい。なんちゅう方式なんだ、、

ということはおぼえのないカード利用通知は不正利用……? 明細がでるまでは待機するが、不安である。

位置原光Z『青春リビドー山』読む。おもしろい。エロでギャグをやるの、おもしろいな、、となる。近親相姦だのNTRだの完全にエロの領域をネタにしているのだが、そのエロさがわらいのダシになっているのがいい。シチュエーションの淫靡さと、そのなかでおこなわれるずれたかけあいのギャップ。ティアに足繁く通っていた頃に合同誌などで見かけており、おそらく蔵書のなかにもあるはずだが、商業単行本を買うのははじめて。主にOのすすめがきっかけである。

夜、牛丼。具は椎茸新玉牛肉。うまい。