2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

復活のイデオン

まいにち更新するかはさておき、今日からぼちぼち再開してゆきます。書かないあいだに気づいたのは、ブログを書かないぶん、べつのところに何かを書こうとする意識が芽生えたことと、日々のささいな生活のなかに「これはブログに書こう」と思い立つ時間があ…

賛美の中心

乗代雄介『旅する練習』を読みおえます。物語のおわり、その突き放しかたにきょうれつな一撃を喰らうのですが、つまりこれは生と死のあいだに「忍耐」の場所があることをはっきりと伝えているわけです。これは書く/読むの断絶を象徴的にあらわすものともい…

湿度のゲンガー/not u

深夜に小泉義之政治論集成がでると月曜社のついを見かけ、高揚します。口頭でも、ブログでも、ラジオでも(ほんとか?)なんども述べていることですが、わたしはこの廣瀬純×小泉義之対談のおかげで、自らを左翼と規定することができるようになったので、刊行…

ぷっつん劇場-初夏の陣

昨夜のサンラータン風スープにひき肉を入れ、うどんで食べます。ラー油も加えてパンチを与えます。食べおえ、シャワーを浴びようかというところで祖母も起きてきたので、同じものをつくり、食べてもらいます。夕飯はシャケと大葉の炊き込みごはんをつくろう…

上手の舌打ち

トロプリ15話「みのりがローラで、ローラがみのり!?」。かわいさマウンテン。ローラもみのりん先輩もサイコーだ。日記、というか詩を勝手に読まれてキレるみのりんローラのしぐさ・表情がゆうしょうです。ローラ変身への布石として、よい話であったのでは…

字幕を巻いた小指を立てる

HAGAZINEを読んだり詩を書いたりしていちにちをはじめてゆきます。中途までしあがっていたものが一篇書きあがります。これはいまデザインをしている冊子に掲載されるものです。テーマを与えられて書く、というのははじめてに近い経験のような気がしますが、…

晴れることができない

テキストを書く。つらい。書きすすまないので。全体のあたりをつけ、嘆く。ちみちみと文字を打っては、歯を食いしばる。早めに寝、明日のわたしに任せることにする。料理は米を炊くだけでサボる。惣菜があったので。めざめ、しばらくブログをめぐる。ひとの…

norepinephrine noreply

音信不通だったコンペ、作品を受け取りましたという連絡がやっときた。英語で催促するのが億劫だなと思っていたのでよかった。wetransferの相手がダウンロードしたことがわかる機能、とてもよい。献立、キャベツと干し海老のスープ、牛ニラ炒め、キャベツと…

ちゅう/ななつの唇

わたしはあなたの代弁者でもなんでもない。自己の思想や精神を代表するおこないの総体である。フェミニズムを念頭にした作品をつくりながら考えるのは以上のようなことだ。これは外山恒一が政治活動において「正義感」ではなく「被害者意識」にこそ重きを置…

7999のクリック、その個別的な意味について

アーロン・グジコウスキ『レイズド・バイ・ウルヴス』9-10話。なんやねんこれ、という観終えたときの第一声。シーズン2は観ない。海外ドラマ自体観るのがめちゃくちゃひさしぶりなのだが、いまはこのような長い長いシーズン展開を視野に入れた「ファーストシ…

残像雑念雑菌雑貨

昨晩作品を提出したコンペが、事前の通知も事後の報告もなしにさらっと〆切をひと月のばしていて、そんなんありかよと思っている。受け取りましたの連絡も、数時間で送りますという自動メッセージを見てからすでに24時間以上経っているにもかかわらず音沙汰…

もつれる身体、精神のタトゥー

ブライアン・デ・パルマ『キャリー』(1976)。はじめてのデ・パルマ。爽快! わたしはラース・フォン・トリアーの『ドッグヴィル』(2003)がむちゃくちゃ大好きなので、本作のカタストロフ的快楽にも当然胸をブチ抜かれる。ずいぶん前から観たいと思ってい…