上手の舌打ち

トロプリ15話「みのりがローラで、ローラがみのり!?」。かわいさマウンテン。ローラもみのりん先輩もサイコーだ。日記、というか詩を勝手に読まれてキレるみのりんローラのしぐさ・表情がゆうしょうです。ローラ変身への布石として、よい話であったのではないでしょうか。CMでマーメイドアクアパクトがあらわれ、躊躇なくキュアラメールのネタバレをかましてゆくスタイルもウケました。これでその存在をしる世の子供たち、、!

観終えたあと、8mmの古いビデオテープを探したいということで、わたしの寝室、つまりは倉庫を朝から大捜索していきます。いくつもの段ボールの山をかきわけ、なんとかお目当てのものに行き着きますが、それらをもとの場所にもどしてゆく過程で本のそれなりに詰まった本棚がわたしに向かってたおれてき、真正面からその直撃を受けてしまいました。床にちらばる無数の本と、板と衝突して痛むあたま。かなしい朝です。本にもダメージが与えられます。

さいきんはじまったMKRのドラクエ8実況を観ます。当時プレイしていたゲームをこのようにして追体験することはたのしく、リバイバル的消費への手ののびかたが(つくり手としても、受け手としても)よくわかります。そのまま6周年記念の生放送のアーカイブを観、だらだらと日を過ごしてしまいます。放送の後半、ゆーちゅーばーには夢があるというような話題になりましたが、それがいまの10代や20代のひとつの「望み」として光を帯びるのであれば、「革命」への回路だってひらくはずだと素朴に思いました。(このクソみたいな世のなかで)「はたらきたくない」という欲望は、世界に対する恨み辛みに変換できるはずです。


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献立、トマトと卵の酸辣湯風スープ、ひき肉とキャベツの豆板/豆鼓醤炒め大葉盛り。母はレタスと干し海老とチーズのサラダをつくりました。

食後、発掘したビデオをハンディカムのちいさなディスプレイで観ます。丸々と太った小学生のころのわたしが撮った、妹の幼稚園の運動会の映像です。落ち着きのない妹のしぐさにいちいちわらいがこぼれますが、わたしのカメラさばきも大概で、よくいえばメカス風のshakyなカメラワークにもウケてしまいます。すさまじい手ぶれの連続と、被写体への執拗なズーム。とくに妹の描いた絵に対してなんどもズームイン・ズームアウトをくりかえすさまがめちゃくちゃおもしろかったです。「これは(妹の名前)の絵です」とナレーションを入れているのも感心しました。ナレーションといえば、撮影者のわたしが、いまよりもかなりなまっているのもふしぎでした。歳を取るにつれて色が増えるばかりではなく、脱色されていったものもあるということがよくわかります。