髪の毛をピンク色に染めているひとの陰毛がピンク色だったらおれはすさまじく感動するだろう

起床、たかだか30分の雪かきで両肩のあたりに痛みが走っている。

堀元宣『メタリックルージュ』(2024)第1話。言葉少なに作品世界のなかに入っていく感じに00年代の非萌え系オリジナルアニメのムードがあり、かなり好感が持てた。あたまによぎったのは、テクノライズエルゴプラクシーウィッチハンターロビン、ムネモシュネの娘たちなど。いまの時代にこういう語り口を選択する意気をまず買いたい。視聴中は「アイキャッチがカッコいい」としかメモしなかったが、期待通りのものが観れたという満足感がある。世界観の提示から、主たる登場人物の紹介を済ませ、しっかりバトルアクションまでやって決着もつけてしまう、すばらしい圧縮の第1話だった。

髪を脱色する。ニャンたちがブリーチ剤の硫黄臭に興味をもって少々たいへんだったが、2回やり、いい感じに色が抜ける。のち、邪魔な髪を刈り、カラーシャンプー(hoyuのソマルカ、マジで染まる!)をしてよりグレードの高い変質者にエヴォリューションする。

気づいたら左手の小指側の側面の皮が剥けており、薬剤に触れてしまったかと顔を顰めながらペリペリめくる。わたしの手はすべすべだと巷(?)で評判がいい(?)ので、手荒れマンにはなりたくないととくに日頃ケアしているわけでもないのにぼんやりと思う。

ワーク。余裕がでてきたなどと昨日書いたが、まったくそんなことはないよという連絡が急遽来て、ヒエーとなる。今週さえ乗り切ればどうにかなるはず! やっていき!

夜、大根葉人参叉焼のヒハツ海老だしスープ、豚バラ大根生姜味。うまい。

ワークワーク。深夜までやりつつも、いまはまだ徹夜のタイミングではない!という決意のもと、明日の作業の準備だけしてニャンズを抱えて寝室へ向かう。

ワークワーク。なんとかもろもろの調整がつく。

夜、納豆、ひき肉と玉ねぎのサルサ味噌炒め、鶏からチリソース(惣菜)。うまい。



ワークワーク。いったんフィニッシュという感じ。

夜、大根のジーマー豆乳味噌煮、ぎょにそのオイマヨ炒め、たまごサラダ。うまい。

荷造りを今日中におわらせるぞ!の決意で準備をしていたのだが、途中、部屋にやってきたニャンが眠いニャとすり寄ってきて、しょうがないにゃあ・・と夢の世界にランデブーするのだった。

ニャンたちに別れを告げ、出発。洗って干したままになっていた猫用トイレを家にしまおうとしたところ、物干し竿代わりにつかっていた古いママチャリを派手に倒してしまい、その音を聞きつけてニャンのかたわれが窓辺に走ってきた。かわいいね。

出発前に立ち寄る恒例の本屋ではホームレスのひとが同じタイミングで店内におり、自分が臭気を発しているのか、それとも他人がそれを放っているのかで少々混乱した。他人からしてみれば、わたしこそが異臭のもとであると判断されてしまうであろう髭をわたしはたくわえているので(ので? つながらない接続詞!)。

バス。洟を定期的にすするひとがちかくにすわっており、イヤホンをもたないわたしはひどい不快を感じる羽目になる。これが数時間続くのかと乗ったばかりのわたしはこの文字を打ちこみながら嘆いている。type-c対応のイヤホン、買わなきゃだめだろうか。わたしはスマホではほとんど音楽を聴かないし、聴くにしたって寝室のみであり、つねにそこに置いてある画面のイカれた古いスマホにはイヤホンジャックがあるので、これまでは所持せずとも困っていなかったのだが、こういう場面にでくわすと一気にその必要性がいや増す。そんなことを書いていたら、おもむろにティッシュを取りだし鼻をかんでいた。さいしょからかんでください!

移動中は中尾太一『ルート29、解放』を紐解く。冒頭だけなんどか読んで長らく読みさしてあった。そのような本がわたしの家には数多くある。都内に着いたあたりで読みおわった。わたしが詩についての詩が好きなのは、「詩がみずからのことを語り始める「終わりの季節」」に詩を読みはじめたからだろうか、などと該当の詩行がでてきた際に思った。

十月に酒を差し入れ、えっちゃんラーメン。で中華そば。以前来たときよりも麺量もチャーシューもスープの量も減った気がするがうまいのには変わりない。どうやら近辺にはちゃん系ラーメンの店舗が続々とできているようで、波が来ているのだなと思った。次はべつのちゃん系にチャレンジしたい。

ビールとポテチを買い、HQハウスへ。飲酒。Hさんがついったに投下したという怪文書によってTさんも駆けつけてくれる。初日からなんてハッピーなのか。明日はプリキュアのラストバトルなんですよ!と叫びながら寝た気がする。