カンペキ・ティーム

1年以上前にやったワークのギャラが一銭も支払われないまま、そして1年以上前に9割方完成させたワークが保留になったまま、わたし以外のにんげんとすすめた新しいワークの成果が続々と、わたしに一切の連絡なくパブリッシュされていく意味がまったくわからない。

依頼および相談をもらって、こちらから返答したきり何十日・何百日も返事がかえってこないいくつもの案件のことが思いだされる。

そういう場で生活をしている。

わたしも似たようなことをしている、という心当たりも浮かんでくる。だから、というわけではないのだが、あまりにも、な場合をのぞいては基本的に催促はしないことに決めている。

夜、チキンカツ(惣菜)、カレーコロッケ、ちくわ炒め。うまい。野菜が食べたい。

同人誌の原稿に着手。半分おわらせる。今号は与えられているスペースを4分割し、ひとりで4記事構成にしようと思っている。雑誌の巻末コーナーみたいな。雑多な紙面をかたちづくりたい。

ラジオ。まいどのことかもしれないが、もはや時間とのたたかいになってきている。迫りくる終了時間が語りに圧縮の作用をしかける。強いられることのつらさとたのしさ。話の途中で予告していない話をそれなりに入れこむのには成功したが、その割合をもっと増やしたいきもちがある。「その場かぎり」であることの優先。ここだけの情報!を放送内に入れる予定だったのだが失敗する。聴衆は指数関数的に減っている。

しばらく的の原稿をすすめていたが、ニャンたちがわめくので寝室へ退散。PCに代わってスマホで執筆をすすめる。かつてブログに書いたことが下書きの下書きになりそうなので、検索して引っぱっただけでおそらく規定の文字数をオーバーする。あとは切り貼り調整してfin.である。あとがきにも手をつけ、だいたいしあげる。

ずいぶんと立派になった髭に白髭になりかけの一本を見つける。将来はサンタクロースになる。

的の原稿の3/4が完了する。が、発行日に関して懸念が生まれたので同人のふたりに相談することを決める。

夜、かつおのたたき、牛れんこん人参の生姜ごまだれ、インスタント味噌汁。うまい。薬味がもっとあればなおよしだった。

はやめに就寝し、夜中にめざめるとニャンたちが扉の外であばれまわっており、1匹ずつキャッチして自室に幽閉する。ゴミだしにでると、2匹の野良猫が路上で会合をひらいていた。近づけば遠ざかっていった。

ホセ・ドノソ『閉ざされた扉』読みはじめる。冒頭におさめられた「休暇」を読み、海辺の保養地に静かな不穏さの立ちこめるさまにウーム、すごみがある!となる。おしりまで読みおえたら何か書く。ハイメ・ロサレス『ペトラは静かに対峙する』がなぜかあたまに思い浮かんだ。似ているわけではないと思うが、、



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映画公開のタイミングでプリキュアFのグッズがネットでも発売されるということでさっそくアクセスした東映オンラインストア、なんど試してもまったくつながらず、ようやっと接続できたと思ったら商品はほぼ「完売」表示になっており、なみだ・なみだ。ひとまずまだ完売でなかったパンフ2種とミラクルライトを注文する。わたしはコロナ以後に劇場にプリキュア映画を観にいくようになったので、ミラクルライトありの劇場鑑賞がめちゃくちゃたのしみである。子供たちがプリキュアがんばれーと言っているすがたを想像するだけでなみだがでてくる。どうか観に行く頃までクリアカードが品切れになっていませんように、、(ひと晩明けるとライトも品切れになっていた、東映、がんばってくれ!

制作。グラフィックをひとつしあげる。シリーズものの2作目で、2021年3月につくりかけていたものを大改造して完成させた。こんなタイムスパンでいいのか、いいわけがない。ただ、当時のゴミみたいなアイデアが見られるものになっていく過程はたのしかった。くりかえし書いていることだが、手をうごかせばたいていのものごとはなんとかなるのである。

夜、豚茄子炒めわさび醤油だれ、チキンカツ(惣菜)、昨日のあまり、キムチ。うまい。

制作、グラフィックをもうひとつすすめる。この制作ペース、研鑽が足りないと展示を通してじっかんした影響がでているのではないか。あとは単純にワークに追われていないという実情もある。圧倒的無職・失業状態。つまりはにんげんの自然状態。このナチュラルな時間をつかって、今秋は積んでる本を読みまくりたい。

AIイラストを目にする機会が増えてきたが、どう見ても公式の絵を学習させているプリキュアのイラストがあり、これは単なる二次創作とは勝手がちがうのでは?と自分のなかの拒否反応を感じている。だが、フェアユースの精神をもっているおれとしては問題にすべきではないのでは?という声の存在も認識している。いや、そもそもフェアユースなのか、これは?

グラフィック完成する。こんなことしていて営業になるんだろうか?と思いつつ、これも営業活動の一環だよな、のマインドがある。制作が途切れることのないよう、自主的な〆切の開発に勤しむ。ブログも東京滞在記が書きおわる。