うまくいかない生の持ち寄り

抱き上げようとする両腕に逆らって、太陽光が降り注ぐ窓辺に向かおうとするニャンのふんばりが、わたしの足の親指を傷つける。

ワークひとつ片づく。

展示にあわせてだす予定だった詩誌とアートブックの計画をいったん凍結する。作品の制作に集中したほうがよいという判断。文フリ参加の確率がグッと高まる。

夜、パトゥルジャン・サラタス、中元のハムそせじのたぐいとキャベツの蒸し焼き。前者はナスとヨーグルトをベースにしたトルコ料理である。茄子はグリルして皮を剥いてペースト状にし、ヨーグルトは水切りしてもったりさせておき、にんにく、塩、パプリカパウダー、レモン汁でまとめる。うまい。蒸し焼きのソースにもなる。パンに合うと書いてあったのでトーストで食す。米にも麺にも、むろん肉野菜魚にも合うだろう。カルディに売っているいぶりがっこタルタルがイメージとしてちかい。


▼参考レシピ
dancyu.jp


ここにきてようやく個展の作品制作に着手。展示構成とフレームサイズから展示予定のうち半分のタイトル(つまりは作品の方針)と設置位置を決定し、いちばんサイズのでかいものからつくりはじめる。DMは通常展示作品のなかでメインヴィジュアルにふさわしいものを選定して掲載する気がするが、今回は何もできていない状態からDMの制作を先行させたので、逆にDMのヴィジュアルをメインの作品として再構成する、という流れをたどっている。いい感じである。

スァンドウジャオに膜が張りはじめたので冷蔵庫にしまう。腐らずに発酵している証左でもある。

夜、イカ明太子のオムレツ。うまい。チーズを入れてもよさそう。



個展は明後日16日(水)からです、ぜひおいでください、これを書いている時点ではたったのひとつも作品は完成していませんが、この記事が公開される頃にはきっと95%ぐらいは準備がおわっていることでしょう、18(金)までは毎夜在廊しています


▼展示ステートメントもあっぷしました

https://www.tumblr.com/seimeikatsudou/723504641322713088/bolnights
seimeikatsudou.tumblr.com


昨日手をつけた作品を完成させ、ふたつめもしあげる。コンセプトが事前に練り上がってあり、それに見合う素材が揃えばすぐものはできる、というこの成功体験がおのれのスケジュール感覚を危うくさせるのだ。慢心は敵。それに完成したと言ってもあくまでデータ上でのことで、これらをどのような形式でフィジカル化するかが難問として立ちふさがっている。それを本格的に考えるのはほかの作品がだいたいできあがってきてからである。

モノクロームで制作した作品に対して、「色はないの?」「色があった方がいい」と言われたことが複数回ある。そんなにみんな色があるのが好きなんだろうか?(と書いて、モノクロームの服をよく着ている/がよく似合うひとに対して「色のある服は着ないんですか?」みたいなことを不用意に言い放った過去の自分を思いだす、五木田智央の絵めっちゃいいよな、もあたまをよぎる、オペラシティで観たとき図録買っておけばよかったな、そもそもわたしも色が好きである、モノクロームより優れているとも劣っているとも思わないが、、

プリキュアFの新PV、Fってなんだ?とタイトルが公開されてからプリキュアファンのあいだでは話題になっていたわけだが、Fight、Friend、Future、First、Foreverときてさいごに「Final」なんてでるから、その末尾に「…?」がおちゃめな感じでくっついていようがちょうぜつビビる。来年にはまほプリ2もひかえているのでおわることはないとしっているが、それでもこうして公式から「おわり」が突きつけられるとウッとなる。プリキュアがおわってしまったら生きていく理由がもはやない。オールスターズ形式の映画がおわる、ならまだわかる。あまりにもプリキュアは多すぎになってしまったので、、

大量にもらったきゅうりが傷みはじめていたので流水でぬめりを落として冷凍庫に入れたりピクルス液に漬けたりする。試しに1本味噌マヨで食べたが、味に異変はなかったので腐ってはいなさそう。夜中までPCにむかっていると腹が減る。

個展のための制作。みっつめ、よっつめもポンポンとできる。こんなスムーズにすすんでいくと気分もいい。今日しあがったのはグッズにしたらさぞよかろうというグラフィック作品で、しかしパターンがフツーの大量生産ボディには刷りたくねえという服好きの意地が安易な商品化に待ったをかける。そんなわたしにおすすめの業者があったら教えてください。いくつかブックマークしているところはあるのだけれども、いまはほぼ稼働してなさそうなところか、最小ロット100-とかのところで、ここだ!というところに何年も出会えないでいる。

夜、酸豆角炒肉末。うまい。スァンドウジャオの発酵にはぶじ成功したということである。粗挽きのひき肉でやるともっとグレードアップしそう。