自画像・自撮り


今年はここ10年でもっとも映画を観なかった年として自分史に記録される(映画をただの1本も観なかった月が4つもある!)

と2022年のふりかえり記事の冒頭で書いたが、今年はさらに「観なかった年」になってしまった。いよいよ「年間映画ベスト」というカテゴリ名称との乖離がはげしくなってきたが、今年も1年をふりかえっていく。


▼2022年のふりかえり
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▼2021年のふりかえり
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▼2020年のふりかえり
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映画。昨年に引き続き5作。

1.田中裕太『映画 プリキュアオールスターズF』(2023・劇場)
2.ラース・フォン・トリアー『キングダム エクソダス』(2023・劇場)
3.シャーロット・ウェルズ『Aftersun/アフターサン』(2023・劇場)
4.三宅唱『ケイコ 目を澄ませて』(2022・劇場)
5.大塚隆史『ちょ〜短編 プリキュアオールスターズGoGoドリームライブ!』(2008)
(リンク先はそれぞれの感想の書かれている記事、以下の文章でも同)

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『映画プリキュアオールスターズF』はオールタイムベストを塗り替えた大傑作。『キングダム エクソダス』と『Aftersun/アフターサン』もすばらしかった。5作には漏れたが、ヴィクトル・クバル『The Bloody Lady』もよかった。「最低2週に2本」とかいう年始に立てた目標はまったく達成できなかった。今年はそういうのは掲げない。



音楽。去年に引き続き、年間ベストでどう、みたいなのはとくになかった気がする。強いていうならOGRE YOU ASSHOLE『家の外 EP』。テンションがアガりすぎてスマホをこわしたのだった。1曲目から2曲目への流れ、ライヴで聴きたすぎる。長野でやる自主イベントに足を運ぶという手もある。PAWS『PAWS』、田我流『OLD ROOKIE EP.1、なんかもよかったが年間ベスト級なのかと言われるとちがうという去年同様のおれがいる。ピロウズベスト10を編んだ影響もあって、ピロウズをめちゃくちゃ聴いた1年だった。新たな出会いとしては、Maria BCとIAN SWEETがとりわけよかった。なみぐる『ずんだもんがいっぱい』も、ボカロをアルバム単位で聴くというはじめての経験をさせてくれたいちまいなので印象深い(これを書きながらアルバムを聴きなおしていた際、無限再生で南ノ南「陰性インフルエンサー」が流れてき、その流暢な発声に「ボカロ感」ってマジで薄らいでいるんだなと衝撃を受けた)。曲単位だと、ガァララ(黒沢ともよ)「すた〜らいとカーニバル☆」がちょうよかった。プリティーシリーズを観たことはないが、おれはアニソンも好きなんだよなということをあらためて思いださせてくれた。


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本。読みおえた順に、アラン・バディウ+ニコラ・トリュオング『愛の世紀』(2012)乗代雄介『それは誠』(2023)保坂和志『草の上の朝食』(1993)が◎。

漫画は酢豚ゆうき『月出づる街の人々』(2022-)が飛び抜けてよかった。まだ単行本化されていないものとしては千葉ミドリ『緑の予感たち』(2023-)がかなりのヒット。印象という意味では、山本直樹『定本レッド』(2022- / 元の連載は2006-2018)インパクトがあった。買いつづけているなかでは、安田佳澄『フールナイト』が相変わらずおもしろい。


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アニメ。

[完走]
深澤敏則『デリシャスパーティ♡プリキュア』(2022)
小林寛『機動戦士ガンダム 水星の魔女』(2022)
浜名孝行『キボウノチカラ オトナプリキュア'23』(2023)

[視聴中]
小川孝治『ひろがるスカイ!プリキュア』(2023)
西尾大介ふたりはプリキュア Max Heart』(2005)
富野由悠季機動戦士Vガンダム』(1993)

[頓挫]
安濃高志THE八犬伝』(1990)2話にて


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去年に比べてかなりスケールダウンしている(『AMON デビルマン黙示録』は1本かぎりのOVAだから除外した)。視聴スピードも超低速で、そのスパンだけで考えれば視聴中と頓挫の境目が曖昧である(Vガンなんてさいごに観たのは夏である、八犬伝のほうがあとだが、おそらくつづきは観ない気がするので、、)。グレンラガンも再開できなかった。2024年は冬のあいだに視聴中の作品を完走するのを目標にする。



その他。いちばん大きいのは街にでるようになったことだろうか。まだでるようになって数ヶ月だが、確実に自身の生に影響が生じているように思う。ひととのかかわりが生まれている。冬は積雪のためにふたたびひきこもり生活になってしまうだろうが、とまで書いて、これまであまり好きではなかった春のことが、ちょっとたのしみになっている自分のすがたを行間に見た。ロードバイクは熊とニアミスした所為であまり乗らなかった。2024年は熊のシーズンが本格化する前にライドできたらいい。

スイッチを買ったのも自分のなかではビッグトピック。ドラクエモンスターズ3の発売にテンションが上がるくらいには(けっきょく買わなかったけれども、、)小中学生の頃はそれなりに励んでたいたはずだが、高校以後、あまりゲームをやらない人生を送ってきたので。ポケモンの新作を10数年ぶりに買い、3ヶ月くらいはちゃんとやり、はじめてのランクマにも潜った。さいきんになって再開までもした。スパロボもやりたいきもちがある。が、買ったとしても十三機兵防衛圏同様、積む未来が見えている。

遠出はたまに都内にでるくらいでおわった。2024年は九州か、あるいはチャリで東北か。

ラジオでも触れたが、去年に引き続き(!)『ツイン・ピークス』の視聴もすすんでいないのだった。おどろくべきことに、1年かけてたったの1話も!



目あてのふりかえり。プリキュアラソンは超鈍足ながらもMax Heartの後半へと差し掛かっている。2024年はまほプリ2がはじまるので、MHのあとは途中を飛ばしてまほプリを観ようかなと考えている。

夕立コンパイル10周年はひとまずzineの企画を複数立て、それぞれ手をつけるところまではいったが刊行には至らなかった。スケジュールと予算の問題。作品の発表という点では、ひさびさに個展を開催できたのはよかった。グラフィックのモチベーションは、ブログ用のデイリーグラフィックをつくるようになった点を考えても、それなりに高いまま2024年に突入できるのではという感じ。先に触れたzineは、そのすべてを刊行するかはわからないが、2024年内にパブリッシュしていくつもりでいる。

パブリッシュといえば、同人誌が継続しているのもすごい。次号はいよいよ10号。春めく頃合に刊行予定です。おたのしみに。


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ラジオの再開に去年のふりかえりで触れていたが、ちゃんと再開していた。えらい。いつまでやるかはしれないが、まだしばらく続けるつもり。水曜24:30-25:00でほぼ毎週やっています。と言いながら、1月は休みます。


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2024年の目あては何か。ポケモンマスターになる!くらいしか浮かんでこない。意気や情熱みたいなものが20代の頃に比べて明確に低下している自覚がある。それを焚きつけ、研ぎ澄ませることをひとまずの目標にしておく。