特異な歩みでできたけもの道の衰亡

20代も前半の頃、当時懇意にしていた美容室の担当者が、「草間彌生は作品をつくらないと死んでしまう」(うろおぼえ)といったような話をしてきた際に、自分もそういう心持ちで詩に向かっているなと思い、「そのきもちぼくもわかりますよ」と軽口を叩いたものだが、はたしてその熱情はどこにいったのか。まいにちのように詩を書いていた、書かずにはいられなかった精神の灯火はもうずいぶん前に消え失せてしまった。詩を書く日よりも、書かない日が多くなったのはいつからか。しばらく前に書いた同人誌用の詩に手を入れた所為もあってか、寝る前にふと上記のエピソードを思いだした。


▼記事を検索したらこの草間彌生の話は5年以上前にもう書いていた、この頃はまだ詩への炎が燃えていたような筆致だ
seimeikatsudou.hatenablog.com


それこそ5年どころではなくだいぶ前から制作に着手している、というか原稿も造本プランも何年も前にフィックスしている詩集の刊行までは(金銭的な面で)果てしないにしても、昨年企画して半分以上は完成させている詩誌を発行できたらふたたびきもちは燃え立ってくれるかしら。詩を読んだり書いたりしているとき以外、詩の心がうごかなくなっている気がする。かろうじてデザインをやっているときに微動しているかもしれない。おわりである。

わんぷり5話。パワーアップアイテム回。アバンのラストに海中のガルガルの卵を映し、ヒビを入れる演出を見、こういうオールドスタイルもやっぱりいいよね!となる。海辺での散歩シーンからというスライドのしかたもいい。「散歩」は今回のキーワードのひとつでもあり、こむぎといろはをこれまでかたくつないできたリードが、こむぎが人間体になることによって「手つなぎ」に変奏され、その信頼の証であったリード(落下のピンチを救ったりもする!)がパワーアップアイテムに結実-変貌するという流れがきもちいい。人間の散歩にはリードはないの?というその前段にあたる問いかけもいい。

また、首輪付きの捨て犬だったというこむぎの過去がかなり長めの回想によって描かれる回でもあり、家に来たばかりでまだ警戒心のつよい状態のこむぎのそばで布団を敷いて寝るいろはのけなげさと、やがて彼女に寄り添って眠りにいくこむぎのすがたが泣かせる。脚本は井上美緒。絵コンテ・演出は野呂彩芳。


ワーク。主に準備に時間をかける。作品を観る/読むことがワークの一部であるって、サイコーだなと思いながらやる。こういうしごとばかりやっていきたい。踏まえて、文字サイズ・文字量・版面のバランスをとる。ふだんはあまり用いない判型+文字情報がそれなりに多い案件なので、こうして外堀(?)から埋めていくスタイルがよさそう。

夜、冷凍餃子、ジンジャーすっぱ卵和風だしスープ、キムチチーズ和え。うまい。卵スープは基本的に中華だし(味覇など)をベースにつくっていたが、ほんだしでもいけるなという気づきがあった。

文体の苦手なひとの文章を校正するのはきついな、と思いながらワークをしていたが、目的語や主語、指示語といった文を構成する重要な要素がふんだんに欠落し、主述のねじれもそこかしこに見られるのを受けて、単に文体の問題ではないか、と思いなおすのだった。しかも、悪文はなおさない、という方針のワークなので、やっていてどうもむずがゆさが残る。悪文に突き当たるたびにストレスがかかる。

自分で文章を書くときと、他者の文章をなおすときの意識はわたしの場合だいぶ異なっていて、これは荒川洋治が詩と散文のちがいを説明した文にその差異が記述されているように思う。ここで該当箇所をひっぱってくるのが親切だが、本をもってくるのがめんどうなので触れるだけでおわる。自分で書くときは詩を優先し、他者の文をなおすときは散文を優先するということである。

夜、人参とほうれん草のキーマカレー。カルダモン、コリアンダークローブフェンネルターメリック、シナモン、カイエンペパー、ハバネロペパー、にんにく、生姜。砂糖、塩、妹が大量に余らせていたドリトスのトマトサルサソース。うまい。玉ねぎがなかったのが痛手。

祖母の足腰の弱体化が甚だしい。日常生活のなかで、より立ったり歩いたりするよう促しを試みているが、億劫がってなかなか行動に移らない。捨てるためにちいさく結んだ菓子パンのビニール袋を片手ににぎったまま、何時間も座って韓ドラの字幕を追いつづけている。




排気口『光だと気づいた順に触れる指たち』、フライヤーデザインとコピーをやっています、もしかしたら紙もあるかもしれない、と聞いています、ぜひお運びください、ご予約は以下より


https://www.tumblr.com/seimeikatsudou/743164087437000704/hikari
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きみに映らないタイプのきみ宛の手紙

ワークワーク。やる前はあまりふくざつでないと思っていたワークが、手がけてみるとふくざつであった、というパターンに突き当たり、ウンウン唸りながらやる。時間をかければすすむタイプのワークではあったので、想定の3倍ぐらいの時間をかけてぶじ完了させる。

返金、メールには全額と書いてあったが、処理ページを見てみると全額でなく、少額とはいえそのごまかしに腹が立つので再度問い合わせをする。こういう対応をされた場合、ふだんならぜったいに再利用しないが、クライアントが使用しているツールなのでふたたび使うことになるのがつらい。なんでこんな馬鹿みたいな対応でいいと思っているんだ。正気かよ。個人間だったらまだしも、それなりにでかい企業だぞ……。

ひさびさにラジオを再開できそうな感じになってきたのでその準備をする。丸々2ヶ月休止していたのでさいしょの2週ぐらいはリハビリ放送になりそう。

SV、ほんとうに追加DLCがきそうでうれしい。

とか言っていたらポケモンデーでは発表はなされなかった。オーガポンとテラパゴスが見つめる向こうには……。

昼、ほうれん草と豚とチーズの塩辛スパゲティ。うまい。チーズと塩辛の塩味がサイコー。

ポケモンデーの流れで新しく構築をつくり、潜る。晴れパ。順位が4万位ぐらい下がる。ウケる。おれにはコータスをつかいこなすことができない。

サブスク、ちゃんと(表示上は)全額返金された。ここではじめて謝罪の言葉があらわれたが、どう考えても期限日内に勝手に更新するやり口にその言葉を当てた方がいい。

夜、椎茸と葱のニンニクスープ、豚茄子ほうれん草の豆乳ハリッサ炒め煮。うまい。

ニューワークがそろそろうごきだしそう。むかしにいちど携わったきり長らく触れてこなかったジャンルのワークなのでとてもたのしみ。

ラジオ。先に話していた話が思いも寄らないかたちでつながってくる瞬間がなんどかあり、こういう語りをやりたいんだよなとやりながら思った。こう話そうなんてことを考えずに話したことが、勝手に接続されていく、そういう連接のしかた。メディウムスペシフィック-黒沢清による映画の定義-ワンマンライヴという空間、の流れ、めちゃくちゃよかった気がするので、これをもとに同じ話を今度ひとに会ったときもしようと思った。会話のたねを生むのにもラジオは役に立つし、記憶の定着を促しもする。



夜、厚揚げとえのきの純豆腐風スープ、ジーパイ。うまい。

包丁で指を切り、膝を強打する。運がわるい。

夜、鶏と豆腐の生姜ねぎ鍋風。うまい。

夜、豆腐の味噌汁、しゃけのムニエル、ナスとピーマンと玉ねぎのジーマー味噌炒め。うまい。

確定申告、そろそろ手をつけないとまずいなと思っているが、去年の記録を見ると4時間で済ませたとあり、じゃあまだ大丈夫かとヘラヘラしている。こうやって何もかもを先延ばしにしているうちに人生がおわる。そういう生き方をしている。

いんすた、弱小アカウントにおいては、もうしらないひとのもとにまではまったくとどかないようになっているのだなと自分が投稿した画像への反応を見て思った。拡散はリスクである時代のプラットフォームのひとつの形態? 「政治的に正しい(?)おすすめ」だけの世界よりは、ドグサレ空間でも多少はランダマイズされた(単に感情を扇動するもの-インプレッションが稼げるもの-金がうごくものがセレクションされているに過ぎないとしても)ついったの方がまだいいのではないか。

確定申告をゴリゴリやる。去年と同じくらいの時間をかけてぶじフィニッシュ。〆切の1週間以上前におわらせるなんてえらすぎる!

夜、岩下の新生姜の豚巻き、ほうれん草とチーズのゆるオムレツ。うまい。

ディスプレイのフチ全体にアニメーションを流す広告にぶちあたり、不快とか以前に慄く。こわすぎる。

確定申告、提出する。これだけでもう今日はいいだろうみたいなきもちになるが、ワークはうごいている。

泊まりがけで行こうと思っていた新潟国際アニメーション映画祭、いつの間にかチケットが発売開始されていて、気づいたときにはいちばんのお目当てである富野由悠季トーク付き逆シャア上映回が完売していた。別日にはしごして観ようと思っていた作品も上映時間が変わったりしていて、計画を練りなおさなければならない。

強打した膝が痛い。しっかり肉がえぐれている。

夜、海老と筍と卵のにんにく豆鼓炒め。わたしが食べる頃にはひとりぶんの量になっていたので、フライパンにオイマヨを足して白米を入れ、炒飯にして食べた。うまい。

ワークワーク。自分の好きなジャンルのワークはめちゃくちゃたのしいなと思いながらラフをつくっていく。

みんないいいい言(同じ言葉が連続でたくさんつながるとおれは大岡信のことを思いだす、おおおか、おおおか!)っている柴田聡子の新譜を聴く。たしかにいい! おれがしっている「柴田聡子」という感じがしない。それがまたいい。さいきんダープロおよびアンバーコフマンなんかを聴いていたのもあって、曲中にそのニュアンスを感じ取ったりもする。検索すると、同じ感想をもっているひとがいてそうだよねとなる。これがわたしのSNSのつかいかた。

そんなものに呼ばないでください(わたしの名前を呼んでください

ヴァンパイア・ウィークエンドの新曲がめちゃくちゃいい。数年ぶりに胸を張って年間ベストと言えるアルバムと出会えるのではないかとドキドキしている。


▼どっちもめちゃくちゃいい、you don't have to try...
youtu.be
youtu.be


ワーク。合間に同人誌の作業。どちらもいい感じにすすむ。もしや明日はしっかり休めるのではないか、と思ったがカレンダーを見てぜつぼうした。

早引きの父親が洗面所の床に仕事着を投げ捨てており(これは毎週のこと)、そんな状態でしごとをせざるを得なかったヘルパーさんがかわいそうだと事後的に気づいて思った。男性性がしらずしらずのうちに身につけている「身体がない」は、自身の身から離れたものに対しても作用するのだ。そもそもヘルパーがいなくても床に置くな。脱いだ靴下をその辺に置くな。以下、考えつくかぎりの罵詈雑言。

夜、カキオコ。うまい。牡蠣が少なく、また長芋をすりおろしすぎて生地がやわすぎになってしまったのでもっとうまくなる余地がある。

何をつくってもたいしてウケないのになんでつくりつづけているんだ?と制作したフライヤーが公開されて思った。もうおわりかもしれない(おれの心が)。

昼、豚茄子玉ねぎのハリッサ味噌炒め。うまい。

ワーク。主に後処理。告知の準備もしつつ、先の計画を練る。明日こそガッツリ休む。

夜、昼のあまり、野菜スティック、ベーコンエッグ。うまい。

期限日にキャンセルしようとしていたもう不要なサブスクリプション、期限日当日の昼(!)に「更新したよん! ありがとねん!」のメールが届き、は?と声がでる。キャンセルをする場合は「有効期限日までに」と案内しているのに、そんな馬鹿な話があるだろうか。サポートに連絡するも、対応は平日のみとの記載。ちゃんと返金されるか心配である。こんな仕打ちを仕様だと言い張るのだけは勘弁してほしい。きもちがガンガンに沈む。

「ガッツリ休む」と書いたのにこういうことがあると精神が休まらない。さいあくだ。



メンタルの沈みに伴ってひきこもりモードになる。夜中にニャンのかたわれがわたしの部屋のドアの前までやってきて、頼むからあけてくれ〜の今にも消え入りそうなかわいい甘え声で鳴く。かわいすぎるだろ。

わんぷり4話。プリティホリックオープン回。サブタイトルが「猫屋敷の猫とまゆ」ということで、まゆとユキの掘り下げ回でもある今話。1話との対比の目覚めシーンからはじまるのがいい(こむぎといろは/ユキとまゆというパートナー同士の関係性の提示)。いまこれを書くにあたって公式サイトを見返していたら、あくまで主人公ポジがこむぎ-キュアワンダフルであるのと同様、3番手に位置するのは猫であるユキ-キュアニャミーなのであって、動物主体のそのポジショニングに感心した。本作は動物論・脱人間中心主義的な語り口もできそうである。

プリティホリック(コスメショップである)に犬は入ることができないと諭され、「いろはといっしょに行きたいワン! 行きたいワン!」と駄々をこねるこむぎ。いろはの「じゃあ、人間になっちゃう?」という呼びかけに「なっちゃうワン!」と即座に応答するテンポ感がよかった。お店では、はじめてのお化粧でたぬき風メイクをするこむぎだが、それがたぬきガルガルに連接していく流れも見事。かつては定番(?)だったこういうイメージのつながりを見るのはひさびさな気もするが、気の所為だろうか? また、「はじめての場所に戸惑っている」というたぬきガルガルの境遇を、まゆの境遇とかさねあわせる作劇にまで展開していって、すばらしいなおい!というきもちになる。脚本はもちろん成田良美。1話からずっと書いてくれている!

ポケモン竜王戦観る。カードはわからないのでリリース直後に一瞬だけプレイしていたユナイトと、SV。とりわけSVがめちゃくちゃアツい決勝戦で、ウオーと声がでた。これが最上位プレイヤーのプレイングかと目を瞠った。これまでつかってこなかったが、おれもパオジアン育てるかのきもちにもなった。ということで、ポケモン熱が上がったのでひさびさにアルセウスを起動してすすめる。ヒスイヌメルゴン、ヒスイドレディアをゲットし、SVに送りこむ。

朝、豚あぶらげ舞茸茄子の炒めもの。うまい。

先に触れたサブスク、ぶじキャンセルおよび返金手続きが通ったのだが、一切謝罪の言葉がなく、信用できない企業だと思った。詐欺だろ。「期限日前日までに」とか、更新の日時まで書くならわかるが……。

やりとりを見返していて、もしや対応しているのはbotなのではないか?とも思った。情を排した無機的な文、さらには先方の質問に答えたのにそれに対するリアクションはいっさいなかったのだった。反応しないなら聞くなや!

古い時代のよく読まれた作家の晩年

ニャンがお気に入りの服のフェイクファーの部分をガブガブやっており、コラコラコラコラ〜と声を上げた。リバーシブルのコートなので、ファー側をオモテにしていたのがよくなかった。

ワーク。デザインがゴンゴンすすむ。一発で最適の図版を持ってくるちから。長年手がけているワークはこのようにすすめることができる。

夜、冷凍ハンバーグの激辛カレーソース煮(チーズトッピング)、卵スープ、煮物の残り。うまい。

ぱっぱかメールの返信をおこない、タコスを食べにGへ。イベントのフライヤーをデザインしたのだった。野菜プレートと、赤と緑2種のカルニタス。プレートはフムス、カリフラワー、キャロットラペ、ザワークラウトなど。どれも美味なり。なによりビールにグッドマッチ。2時間ほど飲み食いし、書店で漫画を1冊買って帰宅。土曜だろうが日曜だろうが、〆切はまってくれないのでワークワークの時間である。

ということで今夜はライティング。できていない物語のあらすじをギュッとまとめ、その作品に対するコピーをゴリゴリ考える。未完成の話のあらすじを書くなんてそんな無茶な、と思うかもしれないが、毎年複数回やっているワークであり、もう手慣れたもんである。おたがいの作品に対する信頼関係があれば、お茶の子さいさいとはいかずとも、やれるのである。脳に汗をかきながらなんとか第1稿をしあげる。

わんぷり3話。キュアバレして悟くんも協力者に!回。野っ原を走り回るために犬になり、グミのみを食べるために人になるこむぎのかわいさ。すぐにあきらめるというプリキュアらしからぬ性質もメタギャグの風合いがあってよい(「絶対に諦めない!」はプリキュア精神の最たるものである)。メタといえば、「ふたりはプリキュアだよ」という台詞もこむぎが発するかたちで登場し、前作同様、往年のプリキュアファンはその目配せにグッとくるのであった。また、戦闘BGMにひろプリの楽曲がつかわれており、テンションがアガった。いい曲なんだ。


▼これです、ベースブリブリ、ホーンセクションパオパオ(?)でかっちょよい、「ランボーグ出現」とあわせて聴いてほしい、サブスクにもちゃんとある
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朝、肉どうふ。うまい。

パクパク朝食を摂っていると、ニャンの片割れがケフケフ咳きこんだと思いきや、至るところでゲーゲーと吐きまわり、うんちをポロポロ床にこぼしてひと騒動。どちらも3か所ずつ、計6か所に噴出されたのであった。

数年ぶりの連絡が相次いである。片方は催しのお誘いで、もう一方はワークの相談。いよいよ星のめぐりがよくなってきたか。ここ数年はどう考えても停滞のゾーンに身を置いていたので、突破のきっかけになればいい。

ワークワーク。停滞。ウラ面の画面構成がいまいち決まらない。もうそろそろ寝ようかなのタイミングでベースになりそうな図版に突き当たり、明日の自分に期待してベッドに退散する。先方が提示した理想の〆切は明日であったが、間に合わせるのはおそらく無理である。制作期間が短すぎる!

ワークワーク。明日の自分、つまりは今日の自分はだいぶがんばってくれている。自身の心をゆさぶるようなヴィジュアルができつつある。他者の心をゆさぶるためには、まず己のそれに刺さるものをつくらなくてはならない。完成形がだいたい見えてくる。文字の配置をどうにかすればフィニッシュである。

夜、帆立の刺身、じゃがいもとぎょにその炒め物、しめ鯖。うまい。

夜、鶏むね2種(生姜胡麻油だれ・ワサビマヨだれ)、鶏煮干スープ。うまい。

ワークワーク。完成。投げる。よい反応がもらえる。もともと印刷の予定はなかったのだが、あまりにもいいということで小部数刷る可能性がでてくる。なかなかない経験で、得難いうれしさがある。夜中まで文字修正をすすめるが、行き詰まったので半分投げてあとは明日にする。

ワークワーク。見開きページのうち、右ページの色味を左ページの色味に可能なかぎりあわせる、という工程があり、めちゃくちゃ苦闘する。Indesignphotoshop上でやれれば楽なのだが、pdfでの色変換を用いてやらざるを得なく、試行・確認の無限ループがしばらくつづいた。

夜、豚とキノコの炒め物(惣菜)、タコキムチのチーズチヂミ風。うまい。

ワークワーク。だいたいいま抱えているものにけりがつく。ふりかえってみれば、今夜も山だった。同人誌まわりや事務的な処理が溜まっているので、明日はそのへんをどうにかしたい。アニメも観たい。ポケモンもやりたい。ポケモンデー、SVのさらなる追加DLC来てくれないか??

ニトロフィールド/フライングダメージ

わんぷり2話。フレンディ登場回。犬のきもちのおもしろさ。画中で忙しなく気になったものを触ったり構ったりし、動物たちを助けるよりもいろはと遊ぶことを優先するプリキュアらしからぬマインドがたのしい。いろはもいろはで目まぐるしく表情の変化する顔芸発揮タイプのキャラに仕立てられており、だいぶ愉快な感じで今回はいくという意志が感じられる。これは、1話の感想で触れた命の有限性や、今回明かされた捨て犬であったというこむぎの出自といったシリアスさの裏返しであると思っている。暗さがあるがゆえに、光も際立つ。成田良美が帰ってきて本当にうれしい。

Aパートではドッグランにおいて犬と兎の走る速度の話をし、こむぎ(犬)や大福(兎)に「追いつけないよ〜」といろはにこぼさせておいて、Bパートのバトルシーンではこむぎを守るために疾走する過程で変身アイテムであるワンダフルパクトを獲得するという一連の流れもうつくしい(敵の動物として設定されているのがダチョウである点もいい)。キュアワンダフルもキュアフレンディも顔がもちもちしており、このもち感がバトらないバトルと相性がよく、相手を包むこむやわらかを描線から感じる。絵コンテは佐々木憲世、演出は飛田剛の盤石なコンビ。

肋も激痛だし、今日は休みにする。

夜、鮭とほうれん草のシチュー。うまい。今回はにんにくを効かせる。具は玉ねぎ、にんじん、じゃがいも。本だしと味噌も入れてちょい和風めに。鮭の魚介感もあってクラムチャウダー寄りになった気がする。ルーなしでやったほうがうまくできる。

メタリックルージュ2-4話。溜まって観なくなるのは避けたかったので追いつこうとイッキ観。かわいい子は旅に出て大人の階段登りましたとさ、と劇中で交わした会話を以て落とす流れがうつくしいなあと2話を観ていたら脚本がうえのきみこでワッとテンションがアガった。なんなら今朝流し観していたリコロイも担当していたというではないか! もっとちゃんと観ておけばよかった。スペースダンディで好きになった脚本家なのだが、やっぱりいい。子供に説明するていで世界観を視聴者にも示すナラティブもよかった。比して、3話4話のおわりかたはかなり唐突な感じがあり、それもおもしろみを感じた。カットの短さ、なんかがでてきた、というヒキ。4話のバトルも迫力のある戦闘過程に比べて幕切れがあっけなく、敵のつよさがよくわからない。ふしぎなバランスである。

今日はワークマンになるつもりだったがパワーが湧かず、代わりにポケモンをもりもりやる。人生初の10連勝をかまし、いよいよおれも構築が完成したか?!とテンションが爆上げする瞬間があったが、のち、3連敗、5連敗とバランスを取るように敗北も重ね、世の中のきびしさをしるのだった。

昼、チャーシューと舞茸のスープ、そせじチーズ目玉焼き丼。うまい。

ワークワーク。ノルマおわらず。とはいえ〆切に余裕があるので問題なし。

夜、昼のスープ、切り干し大根と豚肉と卵マヨ炒め。うまい。



深夜にポケモンをやっていたら、「エラーが発生したので、ソフトが終了しました。」(「ソフトを」じゃないんだ、と書き写していて思った、あくまで主体はソフト! おれはわるくないよ!とスイッチが言外で語っている!)とクラッシュし、データが1-2時間分ふっとんだ。おまかせレポートを切っていた弊害。さいあくだ。

ワーク。ノルマおわる。遅れていた案件もいよいようごきだしそう。

夜、豚ロースとじゃがいものすっぱ生姜スープ、唐揚げハニーマスタードソース(惣菜)。うまい。

ポケモン、このあいだのクラッシュを詫びるように色違いのドリュウズがあらわれ、にっこり。レギュAだかB時代に組んでいたすながくれ光の粉シロデスナ×バンギラスでやっていた砂パを組みなおすか!と思うが、ウーラオスブイブイ言わせているいまやれるのかと言われたら……。

ワーク。ノルマおわる。これまで断続的にうごいてたものに小休止が入る。ので、新しいものにも着手。これまでは取ってこなかったつくりかたをとってみる。前回手がけたものがこれまでの集大成的な趣があったので、今回からはニューステージ、みたいな。昨晩打合せした際にHさんが「書いているうちにどうにかなる」とまだ決まっていない箇所に触れて述べていたが、じっさい、何のジャンルであろうがある程度の経験を積めば手をうごかしていればどうにかなるのだ。それがよくわかる着手1日目だった。明日はおそらくまたべつの案件がはじまりそう。どちらも〆切までが短いので、そして小休止が入ったものがいつ再開してもおかしくないので気張らなければならない。長らくつづいてきたワークワーク山脈、来週がひとつの山場になりそう。

夜、厚揚げと筍の煮物、唐揚げ(惣菜)と玉ねぎのチーズカレー炒め。うまい。

保護法破り

佐藤雅教『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)第1話。ここは海辺の街で、動物がたくさんいるんだよ、ということを絵で語る導入、いいよね! 初の犬プリキュアであるこむぎの猪突猛進的コミカルさと、そのうちに宿っている切なる願い(いろはともっといっしょにいたい!)のバランス、そして命の有限性(犬の寿命は人間の寿命よりも圧倒的に短い!)というバックグラウンドがきょうれつだ。シリーズ構成であり、1話の脚本担当である成田良美がこれを今後いかに料理していくかがたのしみで仕方がない。閃光のハサウェイで光っていたカメラのピントずらし演出が試みられていたり、アクションシーンではキャラの疾走に合わせてぐにゃぐにゃなデフォルメされた林が描かれるなど、演出面でも挑戦が見られてたのしい。ご主人であるいろはを守るために、自分の何倍も大きい獣に対して立ち向かっていくこむぎのすがたが泣かせる。もはや(?)流れ星銀牙である。バトらないバトル、というプリキュア初であろう戦闘も見どころ。抱きしめることで暴走した獣を浄化するこの作劇に対して、プリキュアごっこをする親子は抱きしめる動作を以てそれをおこなうのだという感想ついにも感動した。なんていい話なんだ。絵コンテは佐藤雅教。演出は広末悠奈。OPもEDもいい。

夜、豚ロース生姜焼きしめじ玉ねぎ入り、豆腐の味噌汁。うまい。

ワークワーク。デスワークの期間をくぐり抜けた感があるが、先に詰まっているものが放出されるとふたたび死の行進がはじまる予感があるので、やれるものから先回りしてやっていく。

夜、豚キャベツもやしのトウチジャン炒め。うまい。

ブログのモチベーションが死んでいる。

夜、豚とキャベツのトマトガーリックスープ、ねぎとキャベツ入り肉味噌。うまい。

咳のしすぎで咳をすると血の味がする。風邪は完治したと思っていたのだが。

夜、鶏の唐揚げ、昨日のあまり。うまい。

アドビが3月から値上げの報。殺す気か。デザイナーサイドからの「値上げ交渉につかえるよ!」のついがバズっていたが、いやほんとそうだよなと思った。



ワークワーク。このひとと直でやりとりしたらもめるだろうなというひととあいだにひとを介してしごとしていて、そのひとのふるまいのなかにはいままでじっさいにもめそうになった相手との共通項が見いだせるのがすごいと思った。そういうひと=ひとつの類型の存在が自分のなかでめきめきとちからづよい輪郭線を引きはじめた。そのいずれもが男である。自分の我のつよさはさておいて、プライドの高いひとって苦手なのかもしれないとこの歳になって思った。

関連して、さいきんついったで、「先方がめんどうなことを言っていてすみません」とあいだにはさまるひとがいつも述べていたが先方と直接やりとりしてみるとぜんぜんめんどうなひとではなかった、というようなついがバズっているのを見かけたが、そしてじっさいそういうことが多々あるのだと思うが、ふたりのあいだをとりもって問題が起きないように調整に心を折ってくれるひともたくさんいるよねとも思うのだった。

柚木沙弥郎死去の報。いつだか自分の作品について語るひとが彼の名をだしたことがあり、以後、美術館などで目にするたびに気にかける作家となっていた。言われる前まではしらない作家であったが、言葉をもらうことをきっかけに、事後的に影響を受けた。

夜、ホワイトシチュー。具は鶏肉・玉ねぎ・にんじん・白菜・椎茸。うまい。生姜の千切りをたっぷり入れるのがわたしのシチューのポイント。ひさびさにルーをつかった。

ひさびさに生身で打ち合わせ。フィジカルの中途成果物をじっさいにその場で見てもらう緊張ゾーンがあったが、ぶじ気に入ってもらえてひと安心。対面での打ち合わせはオンラインに比べて情報量が増すので、断然こっちの方がいいよなと思う。会議(会話?)は思わぬところから進展が生まれるものだ。打ち合わせの場には以前イベントでワインをだしていたワイナリーのひとがおり、前回はチャリだったので飲めなかったワインをもらった。あづましずくという品種のぶどうを使用した、果実感のすごい微発泡ワイン。うまし。

夜、ほうれん草豚バラ玉ねぎ炒め、鶏から(惣菜)、レンチンそせじ。うまい。

ワークワーク。ぶじノルマおわる。

夜、豚角煮(惣菜)と白菜の漬物でルーロー飯。うまい。白菜は白だしとポン酢とホワイトペパーに漬けておいたもの。

左肋をやった感がある。咳のしすぎで疲労骨折したか。朝がやってきて、はよう起きようや!といきおいよくニャンが飛びかかってきたときの激痛といったらない。横たわるだけで痛い痛いと声がでる。どうしたらいい。

むみむみチャンネルの暗部へGO

デスワーク。メールのやりとりに時間を割かないという方針でゴリゴリやる。連絡まわりで失われた信頼はワークそのものの出来でバランスする? 器用なひとは両立できるのだろうが、わたしのようなにんげんには無理である。

夜、シュウマイ(レトルト)、揚げ豚(惣菜)、ワカメスープ(インスタント)。うまい。

デスワーク。ワーク①のすすみよし。

風邪の症状がバキバキにでている。とりわけのどがおわっている。皮膚の下が痛い。ワーク②を多少やってから寝ようと思っていたが、体調が無理なので早寝する。

ひろプリ最終50話。挿入歌入り最終決戦はアツすぎる。構図と作画も凝ったものによって構成されており、あげはが似たようなことを言及するように、流れ的には消化試合なラストバトルなのだが、それを感じさせないアニメーションとなっていた。バトルシーンの絵コンテは横内一樹。わんぷりにも参加してくれるだろうか?

ひろプリ全体としてはどうだったか。キュアスカイが好きなプリキュアトップ5に入ってきそうなくらいにはキャラの魅力がかなり前面に出ていて、そこはよかったのだが、、という感じ? アンダーグ帝国のドラマを終盤のみでうごかす点があまりハマらなかったのだろうか(たとえば中後半に描かれていたましろんとバッタモンダーにフィーチャーした回も、彼のバックグラウンドが明かされたりはあったけれども、あくまで焦点が当たるのはキャラクターであって、帝国自体のドラマがうごいているわけではなかった)? プリキュアに復帰したここ3年でいうと、トロプリ>ひろプリ>デパプリの順で評価している(ヒープリは前半を観ていないので省いている)。空港回、たけるくん回、シャラランボーグ/スカイふっかつ回あたりがお気に入り。

▼空港回
seimeikatsudou.hatenablog.com

たけるくん回
seimeikatsudou.hatenablog.com

▼シャラランボーグ回
seimeikatsudou.hatenablog.com

▼スカイふっかつ回
seimeikatsudou.hatenablog.com



朝、鶏胸ぽん酢胡麻油だれ、鶏+煮干のブロッコリミルクスープ。うまい。出汁のちからを感じる。

デスワーク。ワーク②も着手しつつ、ワーク①をフィニッシュさせる。のどは回復したが鼻がおわって脳がぼんやりする。出し殻の煮干がうまい。

余計なものを耳目に入れない。マジで大事なのでは?とあいだにひとを介した間接的なやりとりをしていて思った。負わなくていいダメージを負う必要はないということだ。これはSNSに接する際のマインドにも通ずる。

デスワーク。いまやっているもののすすみはいいが、新しい案件がどんどん追加される状態にあり、ウッとなっている。いや、しごとがたくさんあるのはうれしいことではあるのだが、、

めちゃいそがしいときに訪れる「(人生)はじまったな」感、なんなんだろうか。

夜、蓮根もやし長ねぎ挽肉の中華炒め、厚揚げ卵の中華スープ、ピクルス(瓶詰め)。うまい。が、生ではなく水煮のパックをつかった蓮根はあまりおいしくなかった。

モリサワをパスポートからfontsへと移行する準備。今日完了させるつもりだったが、移行したらパスポートの残日が消滅するしくみだったのでギリギリまでひきのばすことにする。じっさい、それで2ヶ月分が吹き飛んだひとの証言を見もした(ちゃんと説明を読めよとは思うが)。実質的な値上げである。破産する!

クソ原稿に手を入れているとき、「この原稿を書いたにんげんはいったい何を考えていたんだ?」となるが、同時に「ああ、わたしもこのような感情を呼び起こすような原稿を手渡してしまっているのかもな」と自省的な心のうごきも起きるのだった。

夜、豚大根ほうれん草のガーリックすっぱ炒め。うまい。

明日は休もうと思っていたのだが、おわるだろうと踏んでいたワークが手をつけてみたらバチバチの難所で無理になった。3月の半ばぐらいまで間断のない〆切山脈が見えていてぜつぼうする。

デスワーク。難所を越える。

夜、ハムエッグ丼。うまい。

ワーク。多少落ち着く。ひとつ片づける。

夜、豚ひき肉のチーズサルサ炒め。うまい。

ワーク。ぶじノルマおわる。

夜、えびとブロッコリのオイマヨ炒め。うまい。

ワークをフィニッシュ。明日は休めそう。