あなたと心を通わせたかった

ひさびさの晴れ間なので靴を洗った、同じ靴をもうさんども洗っている、生乾きで雑菌のにおいが取れない、今回はどうか、明日は雨予報である、

就寝中、太ももを湿った感じにくすぐるなにものかがいたので手をのばすとどうもニャンのペロリペロリではない、指の先がなにものかに当たり、しかもつまめる、むにゅりという感触にカナルイヤホンのシリコンの部分か?と思うもどうやらサイズもかたちもちがう、もしやニャンのうんちかゲロか?と鼻を近づけるも無臭で、そのままつまんでいるとなんと指のあいだからそのなにものかが消えた!!!!

あわてて電気を点け、眼鏡をかけてベッドを見わたすもなにもおらず、床に目を走らせるとそこにはちいさな雨蛙が!!!!!!!!

今夏初のホラー体験をした。

トイレットペーパーにくるみ、窓から逃してやった。いったいどこから侵入したのか。つまんだ際につぶれなくてよかった。

せっかく早めに入眠できたのにまったく寝れなくなってしまって朝5時。おわっている。メモアプリのテキスト移行作業やら、新しいスマホの操作設定やら、個展の展示構成の思案やらをおこなう。おれは気力体力バッチリの状態で今月さいごのワークワーク山に登るつもりだのに!

夜、チーズハムエッグ、きゅうりのライタ。うまい。米×ヨーグルトの可能性を今夏は追求してみるか。まぜる、の研究でもある。

ニャンをブラッシングして毛玉ボールをつくる。ピンポン玉サイズ。ころがして遊ばせているとソファの下に潜って取れなくなる。虫が湧くから、と母がクイックルワイパーで救出し、ふたたび遊ばせているとまたソファの下に潜って取れなくなる。深夜に妹が東京から帰ってきて、毛玉ボールの話をすると虫が湧くからと母と同じことを言ったので救出する。

一刻もはやくスマホのセットアップをしにショップに行きたい(まるで高齢者である!)のに、交通手段がチャリしかない所為で天気予報が雨マークの日に外出することができない。そんな日にかぎって曇り空のまま雨が降らず、というような天候の流れでいちにちがおわり、天に向かって唾を吐くのみでおる。



584、ニューアプリで描いた


ずっと開けっ放しだった部屋の窓を暑いからもうすこしひらくかとうごかした途端、バリバリバリとなにかが剥がれる音がし、

ひろプリ23話。スカイふっかつ回。「祇園精舎の鐘の声〜」と平家物語の授業によって幕を開けるオープニングからして涙腺がぶちん(諸行無常の響きあり……、盛者必衰の理……)。先生の声をバックに、教室の座席から「空=ソラ」を不安げに見つめるましろん。ミラージュペンがくだけちる前話の回想を挟んで、窓から視線を外し、いつもはソラが座っているはずの空の座席を見つめるましろん。このアバンだけで神回決定である。

学校を休んでスカイランドの実家に帰ってきたソラが、父といっしょに思いでの湖畔へと向かうシーン。夜空に浮かぶ三日月から離れるようにして、くねくね道を(画面上では奥から手前へ)遠ざかっていく父娘という画の雄弁さ。湖面を通して自身と向きあうソラのすがたはデパプリ屈指の傑作回であるヤムヤム回を思いだす。

ツバサとあげはがソラを説得しにスカイランドに向かう際、ましろんが気を遣って自分はソラシド市にとどまる決断をするのもいいし、ソラの母親がソラを慮ってふたりをソラに会わせずに帰らせるのもいい。それぞれのその想いのつよさになみだがでる。

アバンを反復するように、Bパートのファーストシーンにおいて空を見つめて手紙を書く決意をするましろん(ソラによって習慣化されたジョギングをつづけているのがまた泣かせる)。そこから変身BGMなしでの変身に移行するのもすばらしく、ヨヨさんによって差しだされた手紙を一瞥しただけで「ましろさん?」と察するソラにも心をつよくゆさぶられる。

そしてクライマックスに訪れる復活シーンの作画のバチバチのカッコよさ! 「わたし、ヒーローにはなれませんでした さようなら」と嘆くソラが、ましろんにとっての「わたしのヒーロー」としてよみがえるアツさ。だれかを想うきもちが、ひとをプリキュアにさせるのである。ラスト、プリキュアチームで夜空を見上げ、そこに一筋の流れ星が流れてFINなのもほんとうにすばらしい。4人が確たる4人になった瞬間である。絵コンテは本作のSDでもある小川孝治、演出は飛田剛。作監稲上晃もアツかった。EDキュアはキュアドリーム。ピーチが飛ばされてしまった! 

また、ヨヨさんがミラーパッド役になるのも地味におもしろかった。あとFの予告解禁! 声がでた。メンツがおもしろすぎる。


▼ヤムヤム回、貝澤幸男の面目躍如である
seimeikatsudou.hatenablog.com


夜、牛タン、漬物etc. うまい。血抜きの時間を設けたらもっとうまかったろう。ビールもあけたかったがワークがヤバなのでそれは叶わず。かなしすぎる。

Apple MusicがつかえないのでYouTubeがワークのお供。スピッツレディオヘッド、キング・クルール、フアナ・モリーナ、クルアンビンなどのライヴ映像をBGMに夜が明けるまでガシガシやる。右手首置き場につかっているプーさんの片耳がもげる。設計者は馬鹿者である。


▼ビジュがいい、声音がいい、曲もいい、アルゼンチンのバンド「Marina Fages」、来日経験もあるよう(ハズバンドがコリアンジャパニーズと言っていた気がする
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