ふしぎエネルギー

デパプリ16話。らんらん回。まずはついをひっぱる。

デパプリ16話、水面→HCWの画面→窓と「鏡面」を用いて自己の見つめなおしを画でも伝え、自らの愛するラーメンのスープ(に映りこむらんらん!)によって自信を回復させる卓越の絵コンテ/演出。アイデンティティのゆらぎのもとになった高木くんを窓から覗きこみ、彼のもとに歩み寄るラストまで完璧◎

ラーメン実食シーンでの謎カットイン演出含め、貝澤幸男はマジでサイコーであることがわかる回でした。彼が監督したミラクルユニバースの悪評を見かけるたび、いったいどこを観ているのかというきもちになります(対岸からは同じ言葉がわたしに投げかけられるでしょう(クリーピーでも同じ思いをした!

これまでのデパプリのなかでも指折りのすぐれた回だと思ったが、ミラクルユニバースを駄作だとのたまうひとらはこの回もボロクソに言うのだろうか? とても気になる。ほか、プリキュアたちに口頭でも仕草でも「ナイス」しつづけるマリちゃんがとにかくよかった。ちょっとタンマ(死語の香りがする)、というタイミングで発される「STAY」というらんらん式文法もたのしい。

バイス41話。いまだライダーになれないフリオくん。ここまで引っ張るということはぜったい終わりぎわのいいところで変身するじゃん!となる。満タンになった50スタンプは0が新しくなり、まだまだ新フォームがでてくることが示される。

ドンブラ17話。いまだドンブラザーズメンバーとして認識されていない、比較的影が薄めな犬塚回。元カノが忘れられないと犬塚に相談する男がソノニに惚れ、男の元カノは犬塚に惚れ、犬塚が犬だとわかると元カノはブチギレてヒトツ鬼になる……と人間関係の錯綜ぶりがおもしろかった。失恋した男がヒトツ鬼になるのではないか、と前半部で暗示していたので、そっちかいというどんでんぶりもよかった。合体巨大化場面でそれぞれのキャラクターが好き勝手にしゃべりちらすことが魅力的だというようなことを以前述べたが、今回はそのさわぎぶりにタロウが「おまえらいちど黙れ」と口にするのもよかった。

朝、昨日のあまりにカイエンペパー、チェダーチーズ、ニンニクを追加したらべりうまだった。

数ヶ月ぶりに体重計に乗ると食後だというのに51キロ台に突入しており、筋肉量の衰えを感じた。チャリに乗るようになったら増えるだろうか?(あるいはもっと減るのか? やばないか?)

夜、ホワイトシチュー。具は鶏、蕪、玉ねぎ、にんじん、しめじ。うまい。

東京行きの計画を詰めはじめる。いまはワクワクもんだあ!って感じだが、帰ってきたあとのワークがだいぶハードになりそう。未来のわたしにがんばってもらう。



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ワーク。新しいものがはじまる。途切れずにしごとの依頼が到来するのはいいことだ。手でコンセプトを練る。

『来るべきデザイナー』(2022)を読みはじめる。単なる作例集でない、文字が多いデザイン本大好き。第1章のおしりまで読み、とくに付箋を貼ったりすることはなかったのだが、いい本を買ったという気分になる。わたしも実作をおこなっている領域のインタビュー(本書は聞き書きスタイル)や対談を読むのはたのしい。単純に、まわりはどのような思考でやっているのか、というのがわかるおもしろさがある。

夜、蕪の葉と豆腐の味噌汁、キーマカレー。カレーをつくるつもりでなかったのだが、カレーになっていた。ひき肉、玉ねぎ、ズッキーニ、トマト、ひよこ豆。赤缶、生姜、ハリッサ、ナツメグ、パプリカパウダー、カイエンペパー、ブラックペパー、塩、醤油、バター。うまい。カレーに味噌汁の組み合わせ、松屋だね(もう何年も食べていない)。

この頃めちゃくちゃ咳がで、すわコロナの後遺症かと思っていたのだが、夏型肺炎とかいうカビが原因のものかもしれないと思いなおす。なぜならエアコンの稼働とともにおれの横隔膜が右に左にうなりはじめたから。東京から帰ってきたらフィルタを殺菌・洗浄したい。

ワーク。ちょっと〆切がハードそうだな、と思っていた案件の期限がのび、ありがたいきもちになる。これで晴々としたきもちで東京を満喫できる! 滞在中のスケジュールもゴリゴリと決まっていく。事前に何も決めたくない派としてはすでに予定がもりもり決まっており、めずらしくタイトな流れになりそう。ひきこもりの身にとっては、たくさんのひとと直接会えるのがうれしい。ブログはしばらく休む。