きみに映らないタイプのきみ宛の手紙

ワークワーク。やる前はあまりふくざつでないと思っていたワークが、手がけてみるとふくざつであった、というパターンに突き当たり、ウンウン唸りながらやる。時間をかければすすむタイプのワークではあったので、想定の3倍ぐらいの時間をかけてぶじ完了させる。

返金、メールには全額と書いてあったが、処理ページを見てみると全額でなく、少額とはいえそのごまかしに腹が立つので再度問い合わせをする。こういう対応をされた場合、ふだんならぜったいに再利用しないが、クライアントが使用しているツールなのでふたたび使うことになるのがつらい。なんでこんな馬鹿みたいな対応でいいと思っているんだ。正気かよ。個人間だったらまだしも、それなりにでかい企業だぞ……。

ひさびさにラジオを再開できそうな感じになってきたのでその準備をする。丸々2ヶ月休止していたのでさいしょの2週ぐらいはリハビリ放送になりそう。

SV、ほんとうに追加DLCがきそうでうれしい。

とか言っていたらポケモンデーでは発表はなされなかった。オーガポンとテラパゴスが見つめる向こうには……。

昼、ほうれん草と豚とチーズの塩辛スパゲティ。うまい。チーズと塩辛の塩味がサイコー。

ポケモンデーの流れで新しく構築をつくり、潜る。晴れパ。順位が4万位ぐらい下がる。ウケる。おれにはコータスをつかいこなすことができない。

サブスク、ちゃんと(表示上は)全額返金された。ここではじめて謝罪の言葉があらわれたが、どう考えても期限日内に勝手に更新するやり口にその言葉を当てた方がいい。

夜、椎茸と葱のニンニクスープ、豚茄子ほうれん草の豆乳ハリッサ炒め煮。うまい。

ニューワークがそろそろうごきだしそう。むかしにいちど携わったきり長らく触れてこなかったジャンルのワークなのでとてもたのしみ。

ラジオ。先に話していた話が思いも寄らないかたちでつながってくる瞬間がなんどかあり、こういう語りをやりたいんだよなとやりながら思った。こう話そうなんてことを考えずに話したことが、勝手に接続されていく、そういう連接のしかた。メディウムスペシフィック-黒沢清による映画の定義-ワンマンライヴという空間、の流れ、めちゃくちゃよかった気がするので、これをもとに同じ話を今度ひとに会ったときもしようと思った。会話のたねを生むのにもラジオは役に立つし、記憶の定着を促しもする。



夜、厚揚げとえのきの純豆腐風スープ、ジーパイ。うまい。

包丁で指を切り、膝を強打する。運がわるい。

夜、鶏と豆腐の生姜ねぎ鍋風。うまい。

夜、豆腐の味噌汁、しゃけのムニエル、ナスとピーマンと玉ねぎのジーマー味噌炒め。うまい。

確定申告、そろそろ手をつけないとまずいなと思っているが、去年の記録を見ると4時間で済ませたとあり、じゃあまだ大丈夫かとヘラヘラしている。こうやって何もかもを先延ばしにしているうちに人生がおわる。そういう生き方をしている。

いんすた、弱小アカウントにおいては、もうしらないひとのもとにまではまったくとどかないようになっているのだなと自分が投稿した画像への反応を見て思った。拡散はリスクである時代のプラットフォームのひとつの形態? 「政治的に正しい(?)おすすめ」だけの世界よりは、ドグサレ空間でも多少はランダマイズされた(単に感情を扇動するもの-インプレッションが稼げるもの-金がうごくものがセレクションされているに過ぎないとしても)ついったの方がまだいいのではないか。

確定申告をゴリゴリやる。去年と同じくらいの時間をかけてぶじフィニッシュ。〆切の1週間以上前におわらせるなんてえらすぎる!

夜、岩下の新生姜の豚巻き、ほうれん草とチーズのゆるオムレツ。うまい。

ディスプレイのフチ全体にアニメーションを流す広告にぶちあたり、不快とか以前に慄く。こわすぎる。

確定申告、提出する。これだけでもう今日はいいだろうみたいなきもちになるが、ワークはうごいている。

泊まりがけで行こうと思っていた新潟国際アニメーション映画祭、いつの間にかチケットが発売開始されていて、気づいたときにはいちばんのお目当てである富野由悠季トーク付き逆シャア上映回が完売していた。別日にはしごして観ようと思っていた作品も上映時間が変わったりしていて、計画を練りなおさなければならない。

強打した膝が痛い。しっかり肉がえぐれている。

夜、海老と筍と卵のにんにく豆鼓炒め。わたしが食べる頃にはひとりぶんの量になっていたので、フライパンにオイマヨを足して白米を入れ、炒飯にして食べた。うまい。

ワークワーク。自分の好きなジャンルのワークはめちゃくちゃたのしいなと思いながらラフをつくっていく。

みんないいいい言(同じ言葉が連続でたくさんつながるとおれは大岡信のことを思いだす、おおおか、おおおか!)っている柴田聡子の新譜を聴く。たしかにいい! おれがしっている「柴田聡子」という感じがしない。それがまたいい。さいきんダープロおよびアンバーコフマンなんかを聴いていたのもあって、曲中にそのニュアンスを感じ取ったりもする。検索すると、同じ感想をもっているひとがいてそうだよねとなる。これがわたしのSNSのつかいかた。

そんなものに呼ばないでください(わたしの名前を呼んでください

ヴァンパイア・ウィークエンドの新曲がめちゃくちゃいい。数年ぶりに胸を張って年間ベストと言えるアルバムと出会えるのではないかとドキドキしている。


▼どっちもめちゃくちゃいい、you don't have to try...
youtu.be
youtu.be


ワーク。合間に同人誌の作業。どちらもいい感じにすすむ。もしや明日はしっかり休めるのではないか、と思ったがカレンダーを見てぜつぼうした。

早引きの父親が洗面所の床に仕事着を投げ捨てており(これは毎週のこと)、そんな状態でしごとをせざるを得なかったヘルパーさんがかわいそうだと事後的に気づいて思った。男性性がしらずしらずのうちに身につけている「身体がない」は、自身の身から離れたものに対しても作用するのだ。そもそもヘルパーがいなくても床に置くな。脱いだ靴下をその辺に置くな。以下、考えつくかぎりの罵詈雑言。

夜、カキオコ。うまい。牡蠣が少なく、また長芋をすりおろしすぎて生地がやわすぎになってしまったのでもっとうまくなる余地がある。

何をつくってもたいしてウケないのになんでつくりつづけているんだ?と制作したフライヤーが公開されて思った。もうおわりかもしれない(おれの心が)。

昼、豚茄子玉ねぎのハリッサ味噌炒め。うまい。

ワーク。主に後処理。告知の準備もしつつ、先の計画を練る。明日こそガッツリ休む。

夜、昼のあまり、野菜スティック、ベーコンエッグ。うまい。

期限日にキャンセルしようとしていたもう不要なサブスクリプション、期限日当日の昼(!)に「更新したよん! ありがとねん!」のメールが届き、は?と声がでる。キャンセルをする場合は「有効期限日までに」と案内しているのに、そんな馬鹿な話があるだろうか。サポートに連絡するも、対応は平日のみとの記載。ちゃんと返金されるか心配である。こんな仕打ちを仕様だと言い張るのだけは勘弁してほしい。きもちがガンガンに沈む。

「ガッツリ休む」と書いたのにこういうことがあると精神が休まらない。さいあくだ。



メンタルの沈みに伴ってひきこもりモードになる。夜中にニャンのかたわれがわたしの部屋のドアの前までやってきて、頼むからあけてくれ〜の今にも消え入りそうなかわいい甘え声で鳴く。かわいすぎるだろ。

わんぷり4話。プリティホリックオープン回。サブタイトルが「猫屋敷の猫とまゆ」ということで、まゆとユキの掘り下げ回でもある今話。1話との対比の目覚めシーンからはじまるのがいい(こむぎといろは/ユキとまゆというパートナー同士の関係性の提示)。いまこれを書くにあたって公式サイトを見返していたら、あくまで主人公ポジがこむぎ-キュアワンダフルであるのと同様、3番手に位置するのは猫であるユキ-キュアニャミーなのであって、動物主体のそのポジショニングに感心した。本作は動物論・脱人間中心主義的な語り口もできそうである。

プリティホリック(コスメショップである)に犬は入ることができないと諭され、「いろはといっしょに行きたいワン! 行きたいワン!」と駄々をこねるこむぎ。いろはの「じゃあ、人間になっちゃう?」という呼びかけに「なっちゃうワン!」と即座に応答するテンポ感がよかった。お店では、はじめてのお化粧でたぬき風メイクをするこむぎだが、それがたぬきガルガルに連接していく流れも見事。かつては定番(?)だったこういうイメージのつながりを見るのはひさびさな気もするが、気の所為だろうか? また、「はじめての場所に戸惑っている」というたぬきガルガルの境遇を、まゆの境遇とかさねあわせる作劇にまで展開していって、すばらしいなおい!というきもちになる。脚本はもちろん成田良美。1話からずっと書いてくれている!

ポケモン竜王戦観る。カードはわからないのでリリース直後に一瞬だけプレイしていたユナイトと、SV。とりわけSVがめちゃくちゃアツい決勝戦で、ウオーと声がでた。これが最上位プレイヤーのプレイングかと目を瞠った。これまでつかってこなかったが、おれもパオジアン育てるかのきもちにもなった。ということで、ポケモン熱が上がったのでひさびさにアルセウスを起動してすすめる。ヒスイヌメルゴン、ヒスイドレディアをゲットし、SVに送りこむ。

朝、豚あぶらげ舞茸茄子の炒めもの。うまい。

先に触れたサブスク、ぶじキャンセルおよび返金手続きが通ったのだが、一切謝罪の言葉がなく、信用できない企業だと思った。詐欺だろ。「期限日前日までに」とか、更新の日時まで書くならわかるが……。

やりとりを見返していて、もしや対応しているのはbotなのではないか?とも思った。情を排した無機的な文、さらには先方の質問に答えたのにそれに対するリアクションはいっさいなかったのだった。反応しないなら聞くなや!

古い時代のよく読まれた作家の晩年

ニャンがお気に入りの服のフェイクファーの部分をガブガブやっており、コラコラコラコラ〜と声を上げた。リバーシブルのコートなので、ファー側をオモテにしていたのがよくなかった。

ワーク。デザインがゴンゴンすすむ。一発で最適の図版を持ってくるちから。長年手がけているワークはこのようにすすめることができる。

夜、冷凍ハンバーグの激辛カレーソース煮(チーズトッピング)、卵スープ、煮物の残り。うまい。

ぱっぱかメールの返信をおこない、タコスを食べにGへ。イベントのフライヤーをデザインしたのだった。野菜プレートと、赤と緑2種のカルニタス。プレートはフムス、カリフラワー、キャロットラペ、ザワークラウトなど。どれも美味なり。なによりビールにグッドマッチ。2時間ほど飲み食いし、書店で漫画を1冊買って帰宅。土曜だろうが日曜だろうが、〆切はまってくれないのでワークワークの時間である。

ということで今夜はライティング。できていない物語のあらすじをギュッとまとめ、その作品に対するコピーをゴリゴリ考える。未完成の話のあらすじを書くなんてそんな無茶な、と思うかもしれないが、毎年複数回やっているワークであり、もう手慣れたもんである。おたがいの作品に対する信頼関係があれば、お茶の子さいさいとはいかずとも、やれるのである。脳に汗をかきながらなんとか第1稿をしあげる。

わんぷり3話。キュアバレして悟くんも協力者に!回。野っ原を走り回るために犬になり、グミのみを食べるために人になるこむぎのかわいさ。すぐにあきらめるというプリキュアらしからぬ性質もメタギャグの風合いがあってよい(「絶対に諦めない!」はプリキュア精神の最たるものである)。メタといえば、「ふたりはプリキュアだよ」という台詞もこむぎが発するかたちで登場し、前作同様、往年のプリキュアファンはその目配せにグッとくるのであった。また、戦闘BGMにひろプリの楽曲がつかわれており、テンションがアガった。いい曲なんだ。


▼これです、ベースブリブリ、ホーンセクションパオパオ(?)でかっちょよい、「ランボーグ出現」とあわせて聴いてほしい、サブスクにもちゃんとある
www.youtube.com



朝、肉どうふ。うまい。

パクパク朝食を摂っていると、ニャンの片割れがケフケフ咳きこんだと思いきや、至るところでゲーゲーと吐きまわり、うんちをポロポロ床にこぼしてひと騒動。どちらも3か所ずつ、計6か所に噴出されたのであった。

数年ぶりの連絡が相次いである。片方は催しのお誘いで、もう一方はワークの相談。いよいよ星のめぐりがよくなってきたか。ここ数年はどう考えても停滞のゾーンに身を置いていたので、突破のきっかけになればいい。

ワークワーク。停滞。ウラ面の画面構成がいまいち決まらない。もうそろそろ寝ようかなのタイミングでベースになりそうな図版に突き当たり、明日の自分に期待してベッドに退散する。先方が提示した理想の〆切は明日であったが、間に合わせるのはおそらく無理である。制作期間が短すぎる!

ワークワーク。明日の自分、つまりは今日の自分はだいぶがんばってくれている。自身の心をゆさぶるようなヴィジュアルができつつある。他者の心をゆさぶるためには、まず己のそれに刺さるものをつくらなくてはならない。完成形がだいたい見えてくる。文字の配置をどうにかすればフィニッシュである。

夜、帆立の刺身、じゃがいもとぎょにその炒め物、しめ鯖。うまい。

夜、鶏むね2種(生姜胡麻油だれ・ワサビマヨだれ)、鶏煮干スープ。うまい。

ワークワーク。完成。投げる。よい反応がもらえる。もともと印刷の予定はなかったのだが、あまりにもいいということで小部数刷る可能性がでてくる。なかなかない経験で、得難いうれしさがある。夜中まで文字修正をすすめるが、行き詰まったので半分投げてあとは明日にする。

ワークワーク。見開きページのうち、右ページの色味を左ページの色味に可能なかぎりあわせる、という工程があり、めちゃくちゃ苦闘する。Indesignphotoshop上でやれれば楽なのだが、pdfでの色変換を用いてやらざるを得なく、試行・確認の無限ループがしばらくつづいた。

夜、豚とキノコの炒め物(惣菜)、タコキムチのチーズチヂミ風。うまい。

ワークワーク。だいたいいま抱えているものにけりがつく。ふりかえってみれば、今夜も山だった。同人誌まわりや事務的な処理が溜まっているので、明日はそのへんをどうにかしたい。アニメも観たい。ポケモンもやりたい。ポケモンデー、SVのさらなる追加DLC来てくれないか??

ニトロフィールド/フライングダメージ

わんぷり2話。フレンディ登場回。犬のきもちのおもしろさ。画中で忙しなく気になったものを触ったり構ったりし、動物たちを助けるよりもいろはと遊ぶことを優先するプリキュアらしからぬマインドがたのしい。いろはもいろはで目まぐるしく表情の変化する顔芸発揮タイプのキャラに仕立てられており、だいぶ愉快な感じで今回はいくという意志が感じられる。これは、1話の感想で触れた命の有限性や、今回明かされた捨て犬であったというこむぎの出自といったシリアスさの裏返しであると思っている。暗さがあるがゆえに、光も際立つ。成田良美が帰ってきて本当にうれしい。

Aパートではドッグランにおいて犬と兎の走る速度の話をし、こむぎ(犬)や大福(兎)に「追いつけないよ〜」といろはにこぼさせておいて、Bパートのバトルシーンではこむぎを守るために疾走する過程で変身アイテムであるワンダフルパクトを獲得するという一連の流れもうつくしい(敵の動物として設定されているのがダチョウである点もいい)。キュアワンダフルもキュアフレンディも顔がもちもちしており、このもち感がバトらないバトルと相性がよく、相手を包むこむやわらかを描線から感じる。絵コンテは佐々木憲世、演出は飛田剛の盤石なコンビ。

肋も激痛だし、今日は休みにする。

夜、鮭とほうれん草のシチュー。うまい。今回はにんにくを効かせる。具は玉ねぎ、にんじん、じゃがいも。本だしと味噌も入れてちょい和風めに。鮭の魚介感もあってクラムチャウダー寄りになった気がする。ルーなしでやったほうがうまくできる。

メタリックルージュ2-4話。溜まって観なくなるのは避けたかったので追いつこうとイッキ観。かわいい子は旅に出て大人の階段登りましたとさ、と劇中で交わした会話を以て落とす流れがうつくしいなあと2話を観ていたら脚本がうえのきみこでワッとテンションがアガった。なんなら今朝流し観していたリコロイも担当していたというではないか! もっとちゃんと観ておけばよかった。スペースダンディで好きになった脚本家なのだが、やっぱりいい。子供に説明するていで世界観を視聴者にも示すナラティブもよかった。比して、3話4話のおわりかたはかなり唐突な感じがあり、それもおもしろみを感じた。カットの短さ、なんかがでてきた、というヒキ。4話のバトルも迫力のある戦闘過程に比べて幕切れがあっけなく、敵のつよさがよくわからない。ふしぎなバランスである。

今日はワークマンになるつもりだったがパワーが湧かず、代わりにポケモンをもりもりやる。人生初の10連勝をかまし、いよいよおれも構築が完成したか?!とテンションが爆上げする瞬間があったが、のち、3連敗、5連敗とバランスを取るように敗北も重ね、世の中のきびしさをしるのだった。

昼、チャーシューと舞茸のスープ、そせじチーズ目玉焼き丼。うまい。

ワークワーク。ノルマおわらず。とはいえ〆切に余裕があるので問題なし。

夜、昼のスープ、切り干し大根と豚肉と卵マヨ炒め。うまい。



深夜にポケモンをやっていたら、「エラーが発生したので、ソフトが終了しました。」(「ソフトを」じゃないんだ、と書き写していて思った、あくまで主体はソフト! おれはわるくないよ!とスイッチが言外で語っている!)とクラッシュし、データが1-2時間分ふっとんだ。おまかせレポートを切っていた弊害。さいあくだ。

ワーク。ノルマおわる。遅れていた案件もいよいようごきだしそう。

夜、豚ロースとじゃがいものすっぱ生姜スープ、唐揚げハニーマスタードソース(惣菜)。うまい。

ポケモン、このあいだのクラッシュを詫びるように色違いのドリュウズがあらわれ、にっこり。レギュAだかB時代に組んでいたすながくれ光の粉シロデスナ×バンギラスでやっていた砂パを組みなおすか!と思うが、ウーラオスブイブイ言わせているいまやれるのかと言われたら……。

ワーク。ノルマおわる。これまで断続的にうごいてたものに小休止が入る。ので、新しいものにも着手。これまでは取ってこなかったつくりかたをとってみる。前回手がけたものがこれまでの集大成的な趣があったので、今回からはニューステージ、みたいな。昨晩打合せした際にHさんが「書いているうちにどうにかなる」とまだ決まっていない箇所に触れて述べていたが、じっさい、何のジャンルであろうがある程度の経験を積めば手をうごかしていればどうにかなるのだ。それがよくわかる着手1日目だった。明日はおそらくまたべつの案件がはじまりそう。どちらも〆切までが短いので、そして小休止が入ったものがいつ再開してもおかしくないので気張らなければならない。長らくつづいてきたワークワーク山脈、来週がひとつの山場になりそう。

夜、厚揚げと筍の煮物、唐揚げ(惣菜)と玉ねぎのチーズカレー炒め。うまい。

保護法破り

佐藤雅教『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)第1話。ここは海辺の街で、動物がたくさんいるんだよ、ということを絵で語る導入、いいよね! 初の犬プリキュアであるこむぎの猪突猛進的コミカルさと、そのうちに宿っている切なる願い(いろはともっといっしょにいたい!)のバランス、そして命の有限性(犬の寿命は人間の寿命よりも圧倒的に短い!)というバックグラウンドがきょうれつだ。シリーズ構成であり、1話の脚本担当である成田良美がこれを今後いかに料理していくかがたのしみで仕方がない。閃光のハサウェイで光っていたカメラのピントずらし演出が試みられていたり、アクションシーンではキャラの疾走に合わせてぐにゃぐにゃなデフォルメされた林が描かれるなど、演出面でも挑戦が見られてたのしい。ご主人であるいろはを守るために、自分の何倍も大きい獣に対して立ち向かっていくこむぎのすがたが泣かせる。もはや(?)流れ星銀牙である。バトらないバトル、というプリキュア初であろう戦闘も見どころ。抱きしめることで暴走した獣を浄化するこの作劇に対して、プリキュアごっこをする親子は抱きしめる動作を以てそれをおこなうのだという感想ついにも感動した。なんていい話なんだ。絵コンテは佐藤雅教。演出は広末悠奈。OPもEDもいい。

夜、豚ロース生姜焼きしめじ玉ねぎ入り、豆腐の味噌汁。うまい。

ワークワーク。デスワークの期間をくぐり抜けた感があるが、先に詰まっているものが放出されるとふたたび死の行進がはじまる予感があるので、やれるものから先回りしてやっていく。

夜、豚キャベツもやしのトウチジャン炒め。うまい。

ブログのモチベーションが死んでいる。

夜、豚とキャベツのトマトガーリックスープ、ねぎとキャベツ入り肉味噌。うまい。

咳のしすぎで咳をすると血の味がする。風邪は完治したと思っていたのだが。

夜、鶏の唐揚げ、昨日のあまり。うまい。

アドビが3月から値上げの報。殺す気か。デザイナーサイドからの「値上げ交渉につかえるよ!」のついがバズっていたが、いやほんとそうだよなと思った。



ワークワーク。このひとと直でやりとりしたらもめるだろうなというひととあいだにひとを介してしごとしていて、そのひとのふるまいのなかにはいままでじっさいにもめそうになった相手との共通項が見いだせるのがすごいと思った。そういうひと=ひとつの類型の存在が自分のなかでめきめきとちからづよい輪郭線を引きはじめた。そのいずれもが男である。自分の我のつよさはさておいて、プライドの高いひとって苦手なのかもしれないとこの歳になって思った。

関連して、さいきんついったで、「先方がめんどうなことを言っていてすみません」とあいだにはさまるひとがいつも述べていたが先方と直接やりとりしてみるとぜんぜんめんどうなひとではなかった、というようなついがバズっているのを見かけたが、そしてじっさいそういうことが多々あるのだと思うが、ふたりのあいだをとりもって問題が起きないように調整に心を折ってくれるひともたくさんいるよねとも思うのだった。

柚木沙弥郎死去の報。いつだか自分の作品について語るひとが彼の名をだしたことがあり、以後、美術館などで目にするたびに気にかける作家となっていた。言われる前まではしらない作家であったが、言葉をもらうことをきっかけに、事後的に影響を受けた。

夜、ホワイトシチュー。具は鶏肉・玉ねぎ・にんじん・白菜・椎茸。うまい。生姜の千切りをたっぷり入れるのがわたしのシチューのポイント。ひさびさにルーをつかった。

ひさびさに生身で打ち合わせ。フィジカルの中途成果物をじっさいにその場で見てもらう緊張ゾーンがあったが、ぶじ気に入ってもらえてひと安心。対面での打ち合わせはオンラインに比べて情報量が増すので、断然こっちの方がいいよなと思う。会議(会話?)は思わぬところから進展が生まれるものだ。打ち合わせの場には以前イベントでワインをだしていたワイナリーのひとがおり、前回はチャリだったので飲めなかったワインをもらった。あづましずくという品種のぶどうを使用した、果実感のすごい微発泡ワイン。うまし。

夜、ほうれん草豚バラ玉ねぎ炒め、鶏から(惣菜)、レンチンそせじ。うまい。

ワークワーク。ぶじノルマおわる。

夜、豚角煮(惣菜)と白菜の漬物でルーロー飯。うまい。白菜は白だしとポン酢とホワイトペパーに漬けておいたもの。

左肋をやった感がある。咳のしすぎで疲労骨折したか。朝がやってきて、はよう起きようや!といきおいよくニャンが飛びかかってきたときの激痛といったらない。横たわるだけで痛い痛いと声がでる。どうしたらいい。

むみむみチャンネルの暗部へGO

デスワーク。メールのやりとりに時間を割かないという方針でゴリゴリやる。連絡まわりで失われた信頼はワークそのものの出来でバランスする? 器用なひとは両立できるのだろうが、わたしのようなにんげんには無理である。

夜、シュウマイ(レトルト)、揚げ豚(惣菜)、ワカメスープ(インスタント)。うまい。

デスワーク。ワーク①のすすみよし。

風邪の症状がバキバキにでている。とりわけのどがおわっている。皮膚の下が痛い。ワーク②を多少やってから寝ようと思っていたが、体調が無理なので早寝する。

ひろプリ最終50話。挿入歌入り最終決戦はアツすぎる。構図と作画も凝ったものによって構成されており、あげはが似たようなことを言及するように、流れ的には消化試合なラストバトルなのだが、それを感じさせないアニメーションとなっていた。バトルシーンの絵コンテは横内一樹。わんぷりにも参加してくれるだろうか?

ひろプリ全体としてはどうだったか。キュアスカイが好きなプリキュアトップ5に入ってきそうなくらいにはキャラの魅力がかなり前面に出ていて、そこはよかったのだが、、という感じ? アンダーグ帝国のドラマを終盤のみでうごかす点があまりハマらなかったのだろうか(たとえば中後半に描かれていたましろんとバッタモンダーにフィーチャーした回も、彼のバックグラウンドが明かされたりはあったけれども、あくまで焦点が当たるのはキャラクターであって、帝国自体のドラマがうごいているわけではなかった)? プリキュアに復帰したここ3年でいうと、トロプリ>ひろプリ>デパプリの順で評価している(ヒープリは前半を観ていないので省いている)。空港回、たけるくん回、シャラランボーグ/スカイふっかつ回あたりがお気に入り。

▼空港回
seimeikatsudou.hatenablog.com

たけるくん回
seimeikatsudou.hatenablog.com

▼シャラランボーグ回
seimeikatsudou.hatenablog.com

▼スカイふっかつ回
seimeikatsudou.hatenablog.com



朝、鶏胸ぽん酢胡麻油だれ、鶏+煮干のブロッコリミルクスープ。うまい。出汁のちからを感じる。

デスワーク。ワーク②も着手しつつ、ワーク①をフィニッシュさせる。のどは回復したが鼻がおわって脳がぼんやりする。出し殻の煮干がうまい。

余計なものを耳目に入れない。マジで大事なのでは?とあいだにひとを介した間接的なやりとりをしていて思った。負わなくていいダメージを負う必要はないということだ。これはSNSに接する際のマインドにも通ずる。

デスワーク。いまやっているもののすすみはいいが、新しい案件がどんどん追加される状態にあり、ウッとなっている。いや、しごとがたくさんあるのはうれしいことではあるのだが、、

めちゃいそがしいときに訪れる「(人生)はじまったな」感、なんなんだろうか。

夜、蓮根もやし長ねぎ挽肉の中華炒め、厚揚げ卵の中華スープ、ピクルス(瓶詰め)。うまい。が、生ではなく水煮のパックをつかった蓮根はあまりおいしくなかった。

モリサワをパスポートからfontsへと移行する準備。今日完了させるつもりだったが、移行したらパスポートの残日が消滅するしくみだったのでギリギリまでひきのばすことにする。じっさい、それで2ヶ月分が吹き飛んだひとの証言を見もした(ちゃんと説明を読めよとは思うが)。実質的な値上げである。破産する!

クソ原稿に手を入れているとき、「この原稿を書いたにんげんはいったい何を考えていたんだ?」となるが、同時に「ああ、わたしもこのような感情を呼び起こすような原稿を手渡してしまっているのかもな」と自省的な心のうごきも起きるのだった。

夜、豚大根ほうれん草のガーリックすっぱ炒め。うまい。

明日は休もうと思っていたのだが、おわるだろうと踏んでいたワークが手をつけてみたらバチバチの難所で無理になった。3月の半ばぐらいまで間断のない〆切山脈が見えていてぜつぼうする。

デスワーク。難所を越える。

夜、ハムエッグ丼。うまい。

ワーク。多少落ち着く。ひとつ片づける。

夜、豚ひき肉のチーズサルサ炒め。うまい。

ワーク。ぶじノルマおわる。

夜、えびとブロッコリのオイマヨ炒め。うまい。

ワークをフィニッシュ。明日は休めそう。

カマキリ・ナイフ・クライシス

もじ イメージ graphic展@21_21 design sight。ワンジーホンの本が資料としておいてあったのがよかった。ほしい!と思った頃にはもう手に入らなくなっていた、彼がデザインを手がけた本のカタログ本である。すぐれたしごとがいくつも収録されているすばらしい本であるのとにちがいはないが、閲覧コーナーで巻末のコメント以外は通読して、むりして古本を手に入れなくてもいいなと思ったのだった。これ以後の作品がまとめられる際には買いたい。

大原大次郎「HAND BOOK」@ggg。展示構成はわたしがおもしろい!と思うところにフィーチャーしているのではない。しかしおもしろいと思うところがいくつもあって、2121で展示のもととなった(?)本をパラパラしたときの「べつにむりして行かなくていいかな?」のきもちは鑑賞しているあいだに解消されることになった。手わざ。

蔦屋で本をパラパラしたのち、集合時間が1時間遅れることになったので渋谷まででてhmvbooksへ。多和田葉子『穴開きエフと初恋祭り』を買う。装丁、単行本のほうが断然よかったなと思う。この考えは読みおえたら変わるかもしれない。装丁は購買時だけではなく、所有の段階でもそのちからを発揮するのである。

西荻にてHさん、Tさん、Hと卓を囲む。のち、MさんやSさんもやってきて、グッドナイトをする。

Hさんの出発を見守り、Qさんとダラダラしたのち、西荻の名店・キャロットへ。赤身ステーキ(牛とうがらし)とトマトチキンソテー。うまい! ボリュームもすごい! 山盛りのライスを食べすすめながら、「とうがらしってついてるけど辛いの?」「いや、辛くないですよ」とQさんと会話したが、とうがらしは部位であるということをのちのち調べてしるのであった。つぎはハンバーグを食べたい。サーモンフライも付けたい。

marks&webで石鹸を買ったり紀伊國屋書店で植物図鑑(野草・野花についてしりたいのですがなにかいいのありませんか)を探したりしたのち、ゴールデン街は十月へ。行く日が直前まで決まらなかったのでとくに連絡はしていなかったのだが、IさんやWさんらとも会え、ハッピー。のち、プリキュアバーと名高きgimmickへ初潜入。入店すると店内は満員で、あ、今日は無理かなと思ったが、「プリキュアですか?」という店主から呼びかけに「そうです!」と応えると、先客のプリキュアたち(?)と相席で座することができたのだった。むろん、全プリキュアライブ全通の、わたしなんかよりも筋金入りのプリキュアたちである。プリキュアについての話をこのように話す機会なんてないので、めちゃくちゃ充実の時間だった。とはいえ、同じプリキュア好きと言えどもどこに着目するかはやはり異なるもので、あの演出がどうこう、というような話もいつかしてみたいのだった。同卓にはふたりおり、そのうちのひとりは「俳優になるためにちかぢか東京に出てこようと思っているんです」と語る遠方からライヴを観にきた夢を追う若人でひじょうにまぶしかった。

朝、長時間労働に出発するHさんを見送りつつ、わずかなねむりをはさんでだらだらと支度をし、これまた長時間労働帰りでベッドに沈みこんでいるQさんに別れを告げて帰路へ。「帰る前においしいもの食べれるといいね」と出勤の際に祈りをこめてくれたHさんの顔を思いだしながら、コンビニでツナマヨおにぎりとカレーパンを買って、食べながら駅まで向かう。途中で鼻もかむ。

まっすぐに新幹線に乗り換えて、ひらくのは福間健二『あと少しだけ』。新白河に至らんとするあたりで頁から窓に目をやると白い。帰ってきたという感じがする。風も吹いている。本のカバーの背のあたりには今回の滞在で傷ができた。摩滅して撚れた紙の繊維が、竜巻のようにして反り上がっている。「おたがいがんばりましょう」。昨晩聞いた目をきらきらさせた若者の声が、2024年の1月の昼下がり、わたしの耳に木霊する。東北の風はつめたい。



寒さの質が段違いだと上着のファスナーを閉じながら在来線に乗り換え、自宅を目指す。途中で『あと少しだけ』を読みおえる。付箋を『ルート29、解放』にはさんだままトランクにしまってしまっていたので貼ることができなかった。詩手帖での連載に書き下ろしを1編あたまに足した構成。「〜だ」と断定するのではなく、「〜のか」と宙に放り投げる詩行の歩み、あるいは、否定型によって前へすすもうとする足取り。福間健二のそういうところにわたしは惹かれる。つぎに向こうで買った多和田葉子『穴あきエフの初恋祭り』読みはじめる。「胡蝶、カリフォルニアに舞う」、夢オチの可能性を感じた幕切れだった。

デスワーク。気合でやる。

夜、肉どうふ。うまい。

飲み会。Kさん、Kさん、Tくんと。飲んでる場合か!というタイミングではあるが、前々から日程調整をし、わざわざわたしのために(ほんとうか? おまえだけの思いこみではないか?)企画してくれたものなので万難排して馳せ参ず。このように、この場所で、かつての同級生ではないだれかと卓を囲むのはひょっとするとはじめてなのでは?とこれを書いているいま思い当たっている。いや、KとIくんが遊びに来てくれたことがあったなとすぐに思いなおす。3人ともしりあってまだ日が浅いので、そこまでつっこんだ話はしなかったが、こういう場が今後もつづいてくれれば、日頃の生活にももう少し張り合いがでるのでは?と思った。