ちぎれみみずの踊り食い

配信されたばかりのオウガの『家の外』を聴きながら風呂に入っているとテンションがブチアガり、そういえば今年リリースの楽曲にここまで気分が上がるのははじめてかもなとノリノリで風呂掃除まで済ませる。待ち時間→家の外の流れ、ライヴで聴いて音に身をゆだねたすぎる。音に殺される体験、しばらくしていない。

翌朝、スマホを充電器に接続すると、画面全体に緑の横線が表示され、さらにその線が点滅、高速移動をくりかえし、おわる。昨晩の水気がダメージを与えたか。再起動やら電源を切って放置などして多少の改善は見られたが、ふたたび充電器の端子を差しこむと緑の線があばれだし、ひとまずここにしか保存されていないテキストの移行作業をおこなう。いろいろ試した結果、画面の明度を最低にするか最高にすると緑線が消えて、もやがかった画面が表示されることがわかった。個展の準備で出費が嵩みそうなのでしばらくは生きながらえていてほしいが、、とか書きつつ、4年以上つかったしなとそのままの勢いで新しいスマホを注文する。

ワークに集中し、しばらく経ってスマホを見やると、黄緑系のモヤがうっすらかかっているとはいえ、どんな明度でもきちんと画面が表示されるようになっている。まあ、いつ死ぬかわからないスマホをつかいつづける恐怖を捨てたと思えば、、

昼、冷麺。塩糀胡椒・生姜・酒・ヨーグルトを煮詰めたタレで焼き煮したチャーシュー、くし切りトマト、キムチ、半熟卵をトッピング。うまい。

せっかくだから、とスマホの買い替えついでにキャリアも変更することにしたのだが、適用できると思っていた割引がわたしの場合条件をみたさないらしく、もとの料金とさほど変わらない状態になりそうである。なんてこったい。ほとんど家のwifiでしかデータ通信しないひきこもりにおすすめのキャリア、教えてください。

昼に焼いたチャーシューのあまり、冷奴、万願寺とうがらしの漬物などをあてにビール二缶あける。さいきん冷蔵庫のスペースをあけるためにチューハイを飲んでいるのが作用しての飲酒である。〆は551の豚まん。うまい。




個展をひらきます、「bolshevik nights/ボリシェヴィキの夜」@新宿ゴールデン街 バー十月、2023.8.16wed.-31thu.、18:00-23:00(土日休み)、初日近辺および最終日近辺は在店予定です、グラフィックの展示になると思います、ひさしぶりの展示です、会場はバーなのでぜひ乾杯しましょう、会期が近づいたらまたあらためて告知します

▼詳細は以下より

https://www.tumblr.com/seimeikatsudou/723504641322713088/bolnights
seimeikatsudou.tumblr.com


愛読しているブログを読んでいて、やっぱりキレているひとはいいなと思った。自身の怒りを声にして発するのではなく、文章化しているのがポイントかもしれない。反射的でない言語化はそれなりに冷静な状態でおこなわれるものであって、そうするとそこに感情との温度差が生まれ、そのギャップがわたしの琴線をくすぐる。自分の怒りをきちんと言葉にあらわせるひとが好きなのかもしれない。げんじつで怒っているひとのことはべつに好きではない。だから、わたしが感じている「キレているひとはいいな」の内実は、「言語化をあきらめないひとはいいな」と言いあらためられるものの気がしてきた。「怒り」という感情が、そのようなにんげんの姿勢をあらわにしてくれる。

なんどもなんどもおわったとさわがれるが一向におわらないついった、600だか800だか1000ついを読みこんだらその日はもうついを見ることができないという悪法がまかりとおり、いよいよおわるのかというきもちになる。今後告知はどうすればいいのか。一時的な措置とイーロンは言っているようだが、いろんな告知がこの先ひかえているなか、マジでやめてくれのシステム改悪だ。

昼、レモン冷麺。茄子豚トマトの生姜ポン酢だれを具材に。うまい。

水魔最終24話。スレッタだけのちからではクワイエット・ゼロと感応できない?というピンチシーンにおいて、救世主としてあらわれるのがエラン(4号)くん?!というおどろき。そして「セシリーの花なんだよ!」な決着後のシーン。F91ガンダムのなかでもめちゃくちゃ好きなのでぽろりと涙が。プロローグから1話の流れでガンダムを死から生へとベクトルを反転させていたが、最終話においてはガンダムを退場させ、ミオリネが生身でスレッタ抱きしめるというくだりになっていて感動的だった。新訳Zのカミーユとファを思いだしたりもした。コロニーレーザーを止める際のMS4機が集まる場面はオルファン浮上を止める際のブレンパワード&グランチャーの団結シーンを思いだし、かなりグッときた。

「時間を飛ばしてエピローグ」方式のおわりかたを用いていた本作だが、さまざまな人物のその後が描かれるなかで、ペトラの生存が明かされるのがよかった。風向きの変わったあとのペイル社CEOsもわらった。半身不随のプロスペラさんを引き受けるスレッタにはダバ・マイロードみも。「私たち家族になるんだから」宣言の通り、そのかたわらにはミオリネがいるのがハッピーだね!という感じで、そこに宇宙への画面パンとともに1期OPが流れてしまってはもう言うことなしである。毎週盛り上がれるいいアニメだった。


▼プロローグを受けての1話の感想
seimeikatsudou.hatenablog.com