うずくまるまえの血流

中野に移動し、まんだらけで「ブレンパワードスパイラルブック」購入。氷川竜介・藤津亮太の名がカバーには刻まれており、アニメ関連本でこんなに信用できることはないなと思う。ブルーレイ(購入は1年以上前!)を観るまえにこっちを先に読むことになりそう。プリキュアグッズもひと通り見たが、とくに目ぼしいものは見つからず。前回訪れた際も見かけた初代プリキュアのヴィジュアルブックは迷ったが購入を取りやめた(まんだらけを訪れた数日後、復刻改訂版発売のニュースを目にしてたいそううれしいきもちになる! vol.1とvol.2を合本するスタイルになるのだろうか? 15周年の折のfebriのような(あるいはもっと分厚い)プリキュア20周年本もでるとよい!)。

駅前の居酒屋にて打ち上げ。『そしてきせきはしんじれて』(2017)のフライヤーが好きだといわれ、もう何年もまえにつくったものがいまもだれかの心にのこっているという希望を感じることができた。すばらしかったシーンを演者の方に伝えたあとは、前回ほとんど話せなかったHさんのもとへ。席を変えてからは焼きそばをうまいうまいと食べるHさんの記憶しかない。二次会は店ではなく家で。駅でSさんと別れつつ、Oくんもやってきて、Oくんの映画の魅力を滔々と語る。NGワードゲーム、A/Bゲーム(?:AとB、ふたつの選択肢を挙げてその比率を的中させるゲーム)などで盛り上がり、朝日が昇る頃に就寝する。



昨晩、「明日は寿司食べに行きましょう!」と盛り上がっていた面々はNちゃんをのぞいて人っ子一人のこっておらず、そんな置いていかれたNちゃんを含め、HさんQさんと寿司を食べに行く。昆布じめ鯖が圧倒的ウマだった。



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池袋に移動し、ジュンク堂を上から順に巡回。駅をで、至るところにプリキュアフラッグが掲示されている光景にまず感動する。街中にこんなにたくさんのプリキュアが飾られるなんて、放映がはじまって以来のことではないか。今後さらに歴史が積み上げられていくなかで、このような景色をふたたび目にすることはできるだろうか。書店では事前にチェックしていた本のいくつかをじっさいに試読し、これは買う、これは買わない、などの選定をおこなう。これって、家電量販店に行って実物を品定めしたのちにより安くamazonで買うようなクソ行動でしょうか(hontoで買うので許してくれ!)。

いい感じの焼き鳥屋でIくん、K、Nさんと4人で少し遅い新年会。美術館で感じた(現代)美術への距離の話をすると、Iくんは「それは(好きなもの/興味関心対象への)焦点が絞られてきた結果とも言えるのではないか」というようなことを言ってくれ、なるほどな、となった。Kとはプリキュアナイトの開催というキラメク誓いを交わし、NさんのP活で荒稼ぎという近況を讃え(?)、グッドバイする。次回はNくんも呼んでバンドのオリジナルメンバーで花見をしようという話になる。



ら~めん髙尾にてワンタンメン。やさしい醤油味。前に同じく荻窪で食べた丸福とちがって、カドがまるくてうまい。麺も蕎麦感のある独特な麺で、なるほどついった上に根づよいファンがいるわけがよくわかった(掟ポルシェがなんども言及していた)。食後、胃が重たいくらい腹いっぱいになったのだが、会計時に隣のひとがコールしていたトリプルマシ(?)とまちがえられたので、ひょっとするとめちゃくちゃ大盛りにされていたのかもしれない。

新宿へ向かい、東西連絡通路でプリキュアのプロモーション映像を観る。圧巻。45.6mのLEDディスプレイに映しだされた総勢74名のプリキュアたち。彼女たちが一挙に(!)変身するその壮観ぶり、そして全員が(!)ずらーっと横並びになる光景に思わずなみだがこみあげた。隣にいた大友はそれを観て「うわーっ!」と叫び声を上げていて、いや、めちゃくちゃわかるよ、と思った。1ループ3分ほどの映像を立ち位置を変えて何周もし、心中をプリキュアで満たして地上へでる。おそらく今後同様の企画がじつげんする機会は視聴環境的にもプリキュアの人数的にもきびしいのではと思われるが、めちゃでかスクリーンのある映画館(シネマサンシャインのシアター12とか? しかしあんなにおおきくてもサイズは18.9m×25.8mなのである)でも体験してみたいと思った。映画館で観る変身シーンは何にもましてかくべつなのである……。


▼はじめてプリキュア映画を映画館で観たときの感想
seimeikatsudou.hatenablog.com