急冷交情関節痛

水魔11話。スレミオ和解回。弱気になったスレッタが母に電話をかけて感情を吐露するシーン、手から離れたドリンクが宙返りしてストローから水滴がこぼれる描写にグッときた。直後のミオミオとの小競り合い(?)シーンの作画にただならぬ凄みを感じたが、おどろくべきことに沖浦啓之が原画を担当していたようである。抱き合って和解するさまには劇場版Zのカミーユとファのことを想起した。尊いよな、、

チェンソーマン11-最終12話。時間の配分をおもしろく思う。ヤクザシーンにそんな尺いるか?とか。最終話のEDのアニメーションはマジでサイコーだった。前半部における生活描写もそうだが、未来に据えられているアキくんの最期がつよく張った糸のように結びつけられているように思え、だからこそ、そのどちらもが強度を増すように感じられるのだった。レゼ編は映画で、の声をよく見かけるが、そうだったらいい。

高校時代の同級生ふたりと友人宅で忘年(?)会。春のおわりに殺生石を観に行ったふたりである。


seimeikatsudou.hatenablog.com
この2時間半かけての暗寒夜単独行がいい話のたねになった


スーパーで買い出しをし、こたつを囲んで鍋をつつく。Kの家で採れた白菜・長ねぎと、あぶらげ、豆腐、豚バラ、肉団子、もやし、えのき、しめじによって土鍋は山盛りになる。T特製、クリームチーズと大葉のわさび醤油和えも食卓を彩った。途中、酔い覚ましがてらぼた雪の降る夜道を並び歩いてコンビニまで行き、なんとも言えない「年末」のムードを全身で感じた。日常的にアルコールを摂取しなくなったわたしの身体は、缶ビール3缶で夢心地となっていた。こたつでそのままねむり、朝になって家に帰った。今度はKに家まで送っていってもらった。

夜、鶏胸生姜だれ、鶏出汁厚揚げスープ、うどと椎茸の砂糖醤油味噌炒め、豚バラ玉ねぎのすっぱ炒め煮。うまい。



541


今年最後の的会議。次号のテーマを決めたのち、2022年をふりかえる。総括すれば、インターネットには夢があり、インターネットは最悪だという話。距離なき愛があり、距離なき憎悪がある。わたしはその両端のどちらにも深くコミットしていないので、つよい感情は引き起こされないが、どちらかと言えば、最悪のほうに「わかり」がある。いざ最悪の方へ。未来の暗さを抱えながら、よいお年を、と言いあう。

忘年飲酒の気分を引き継ぎ、寿司を食いながら妹がずいぶん前に飲みのこした日本酒をあける。1合でいい感じに酔っぱらい、そのまま寝る。

夜、ラーメン。ねぎ、チャーシュー、メンマ。うまい。

朝、チャーシュー海苔もち。うまい。

家族の年賀状プリントをおこなう。さいきんはプリンタをうごかす機会が少なかったので黒インキがかすれたり、マゼンタが沈んでいたりとトラブルはあったが、はがき1枚の犠牲でなんとかなった。今年の絵柄は妹のイラストレーションをわたしがデザインするスタイル。いつかワークのほうでも妹のかつやくの場が見いだせるかもしれない、と思いながら、クリスマスごろワークの合間にデザイン作業をおこなっていた。

新年会にでかける。あまり外にでかけることがないから、外出時の些細な出来事を書き留めることになる。電車が遅れている旨のアナウンスを聞きながら駅の待合室にひとり座っていると若い男がひとりあとからやってきて、スピーカーでティックトックあるいはゆーちゅーぶのショート動画を流しはじめたのでいい加減にしてほしいと思った、理解力が足りないのか同一の動画をなんども視聴するので、同じ音声がくりかえし流れ、うざさに拍車がかかっていた、事前に耳にしていた電車の遅延時間がさほどでもなかったので苦情を直接伝えることはなかった、フリック音まで信じがたいバカデカ音声だった、その歳にして難聴か、かわいそうなひと、かわいそうなひと(と、思うことで自身の精神衛生を保とうとする、自己暗示の日、バーガーナッズ、遅延したぶん、集合場所のホテルのロビーまで小雪の降るなかを疾走することになる。

東京のKさんら5名を迎え入れ、会。初対面のかたが3人おり、めずらしく交友がひろがっていく。みなメディアに関係するひとらだった。年末に店選びを任され、会社員時代の失敗を思いだしながら予約をしていたのだが、それなりに気に入ってもらえたようでよかった。ただ、事前注文していた料理の分量の目算をしくじり、いくらか残す羽目になったのは無念だった。終電の関係上、二次会を早めに抜けて、来た道をまたも疾走する。路面が凍っていなくてよかった。

朝、胡麻そぼろ混ぜそば。冷やし中華の麺をつかったが、食感がもそもそになり失敗する。そぼろは美味なり。