膝立ちで天国へ立ち入る

朝6時起床。昨日の昼頃に右足の小指を家の角にぶつけ、いつまでも痛みが引かないと嘆いていたのだけれども、目覚めるとずいぶん落ち着いていた。通知のきていたラインをひらくと、奈良美智も小指をぶつけてのたうちまわっていたというツイートのスクショが母親からとどいており、おそろいだと布団をがばとめくった。

せんじつ海外文学を紹介するブログに行き着き、そこに見出し画像として掲載されていたプリキュアと思わしきキャラクターの正体が『プリキュアコスチュームクロニクル』を読んでいたらわかった。キュアマシェリというらしい。わたしがプリキュアを観ていなかった時期のプリキュアだ。この「プリキュアと思わしき」と一瞬で感じさせてくれるのが、エンディングのダンスで見ることのできる3D造形だ。切り抜かれたワンカットをひと目見てプリキュアだとわかることのつよさ。

シチューはとろみと味のなじみが増し、おいしさが強化されていた。煮物はやっぱり2日目以降がベストタイム。つぎはポテをつくる。ゆーちゅーぶで三國シェフの動画が流れてきて、うまそうだったのである。今朝はパンといっしょに食べた。我が家はホワイトシチューをごはんと食べるスタイルである。


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藤本タツキチェンソーマン』10巻を読む。読むのがこわすぎてまずは7-9巻を助走として読みなおし、ハラハラしながら頁をめくっていく。前半部はウワーと声を上げながら読みすすめていったが、藤本タツキのいついかなるときでもギャグテイストを忘れないスタイル(林田球もそうである)によって、読みおわる頃には立ちなおって本を閉じることができた。「普通の生活(暮らし)」というワードの浮きあがりかた、やばばだよ。アキとデンジのその獲得の対比、あるいは相乗。その結着剤としてのパワー。手に入れたと思ったらすぐに奪われてしまう悲劇性。これはチェンソーマンという作品の、序盤から一貫して流れる強力なドラマツルギーである。笑顔のマキマさん、かわいすぎか????

ついったで流れてきたゴッチと最果タヒのインタビューを読み、いとことの新年会の日程と会場を決め、ラジオのゲスト回の日程を決め、天鳳で2戦し、ポテ用の塩豚をしこみ、武田百合子『ことばの食卓』をひらく。BGMはBig Thief→Low Hum。あまり集中できず、スマホをいじってしまうのだった。