湿気より熱波

家のなかと外の気温が逆転した。これは湿度の問題である。湿気がすくなくなったので、日光のつよい外のほうが暑くなった。今日はひきこもろうと決めており、わたしの家はしけりがちなのでありがたいことだ。外からは風鈴のゆれる音がきこえる。


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朝、ひき肉キムチーズうどん


昨晩は母親と通話したのち、Nくんとも通話。若草物語の話をする。バンドメンバーで通話しようと彼が企画したのだが、ほかのふたりは参加せず、ふたりきりで1時間足らず。ガールズムービーとはなにかという話を熱弁する。Nくんとももう長いつきあいだが、わたしがガールズムービーが好きということをはじめてきいたといっており、そういうのっておもしろいなと思う。わたしが思うよりもわたしのことはあなたにつたわらないし、あなたが思うよりもあなたのことがわたしにつたわっていたりする。

部屋の片づけをぼちぼちはじめる。まずはキッチンのちいさな区画から、不要なものを選別してゴミ袋に投入していく。すこしでも荷物を軽くして家に帰りたい。昨日親と電話をしていても、寝具の類なんかは捨ててこいといわれた。本もいらないものが多少はあるような気がするので、処分しようかというきもち。

バッハマンの『三十歳』の訳者解説を読み、金井美恵子『小春日和』へ。金井美恵子もその名をずっと目にしていながら作品を読むのははじめて。冒頭ではまだふむふむ、という感じ。だが、きっと読んだら好きなんだろうなという直感がずっとあったので読みすすめるのがたのしみ。

夜、ひき肉トマトをニンニククミン赤とんバジルで炒めたものとスパゲティを和えたもの。スパイスをガンガンつかって家をでるころには皆無にしていきたいが、キッチンに並んだ瓶や小袋をながめるとむりだなあというきもちになる。薄青金麦のロング缶も一本。ごはんを食べるとめちゃくちゃ汗をかいてしまうのでいちにちに何回シャワー浴びるねん状態になってしまう。