これから行くところであなたとまた会うことになる

ニャンズの手術日。病院に連れていくのは妹に任せ、迎えにはいっしょに行く。少々ヨタヨタはしていたものの、2匹とも元気そうでよかった。昨晩から食事を抜いていて、今日も何も与えてはいけませんとのことだったので、かわいそうに、と思う。しかしこれでようやく2匹をはなればなれにさせておく必要はなくなり、よかったねのきもちも芽生える。エリザベスカラーがたいそう不便そうだが、そしてどう寝るのかが心配だったが、わたしのふとももや腕を枕にして睡眠することは可能だった。麻酔が切れたのか夜中にさわぎだすようになり、ときたま「布団のなかに入らせろ!」とブルドーザーのようにわたしの顔面を整地するエリザベスカラーがあった。

日々の合間にちまちまプレイしているポケモン。ようやくハイパーボール級に到達する。パラドックスポケモンを育てていないので前期と同じパーティで潜っているが、案外なんとかなっている。フェアリータイプが登場して以後はじめてプレイするポケモンなので、タイプ相性がまだあたまに入りこんでいない。シーズンがおわるまえにマスターボール級にゆければよい。パーティ構築を考えることはたのしいが、金策を真面目にやっていないので育成には至らないままでいる。厳選も努力値振りもむかしに比べて圧倒的に楽なのはたすかる。

夜、お好み焼き。キャベツ・豚肉・ちくわ、舞茸・ねぎを加えたものも。冷蔵庫にあったありあわせのものを混ぜて焼く。うまい。

ワークが渋滞を起こす前に片をつけておきたいので同人誌の編集・デザインをガリガリすすめる。が、ニャンズが嘔吐したり切開した傷口を舐めてしまったりとあわただしく、あまりはかどらない。妹と一匹ずつ寝床にはこび、夜は大人しくねむっていた。

夜、鶏の唐揚げ、鶏大根厚揚げ葱の煮物。うまい。衣はおからパウダー+片栗粉。いい感じにさっくり揚がる。

Apple Musicの「はじめての『プリキュア』シリーズ」、いいプレイリストだった。初代OPである「DANZEN!〜」からはじまって、オールスターズ主題歌3連コンボで〆る構成。「〜唯一無二の光たち」でフィニッシュさせるのがアツいのではと勝手に思っていたのだが、「みんながいるから〜」ENDもグッときたのだった。

めちゃくちゃひさしぶりにオールレーズンを食べたのだが、サイズがびっくりするほどちいさくなっており、ショックを受ける。お菓子を食べる習慣があまりないわたしのフェイバリットお菓子のひとつなのでざんねんなきもちになる。



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なんだかんだ毎回聴いている魔女ラジ、キャッチの声音が変わっていて2ndシーズンの兆しをそこに感じてしまう。

夜、ひき肉キャベツ長芋のトマトチーズ炒め煮。うまい。カイエンぺパーがあればなおよかった。

ひろプリ3話。ましろのおばあちゃん掘り下げ回。娘溺愛のましろパパにほのかパパの幻影を見つつ、何かしっているぞ!なおばあちゃんにはほのかのおばあちゃんのまぼろしを見つつ、とプリキュアの歴史性に思いを馳せながら観ていたのだが、「スカイランド出身」という真相を即バラす作劇にへえとなる。今後描いていくことへの焦点のしぼりを感じる。コミカルな場面でのチープなくずし顔もキュートで、作品内に作画のギャップがある作品が好きな身としてはうれしくなる。主役のふたりがおたがいの名前を呼ぶシーンを見ていると、「ましろさん」「ソラちゃん」呼びが関係性がつよまっていくなかで変化していくのだろうかといまから興奮が隠せない。エルちゃんもベリかわいい。

ソラが習得している「スカイランド神拳」のとぼけとつよさのバランスもぜつみょうで、わらかせがありつつも彼女の身体能力のすさまじさを語っていてよかった。なぜか河原で石積み遊びをしているカバトンが、その場にあらわれたソラ+ましろにおどろいて石をくずしてしまい、それをきっかけに戦闘が始まるという敵の登場のさせかたもすばらしかった。山に生えていた毒キノコを食べてしまったカバトンを、スカイが「めっ!」と叱るシーンもサイコー。毒キノコを触ろうとしたソラがましろにたしなめられるという出来事が前半部にもあり、その構造を反転・反復させるたのしいやりとりだった。冒頭のビデオ通話によって描かれたましろ家における「親心」が、ミラーパッドを通してつながったエル家の「家族関係」へと変奏され、ソラの家族→友情へと着地する流れがあざやかだった。脚本は守護このみ。前回、EDに過去のプリキュアたちが登場することが予告されていたが、冒頭あいさつまでもがそうであることにうれしくなる。

ドンブラ49話。ソノシゴロク撃退および忍者おじさん再々々々(!)登場回。冒頭、総勢9人になったことだしと特訓しようとするドンブラザーズだったが、それぞれ理由をつけて離散していき、タロウ・ジロウ・ソノイの3名だけが場に残ることになる。そこにあらわれるソノシゴロク、という3vs.3にする作劇のくだらなさがすごい。記憶が失われつつあるタロウに急激な終盤感を感じ、しかしソノシゴロクがチューチュートレイン方式で吹き矢を吹いて忍者おじさんが通算5度目のヒトツ鬼化するくだりでそのムードは吹き飛び、とはいえみほ/夏美をめぐるストーリーラインは際立ったシリアスさをたたえていて、といつもにも増してモリモリな回だったが、皆に誕生日を祝われたタロウが「うれしくない」と嘘をつこうとしたことで息絶え(タロウは嘘をつくと死ぬ)、それを見たドンブラチームがよろこんでおわるフィニッシュがすごすぎた。ドンブラザーズなので衝撃やおかしさはそこに見当たらないのだが、「主人公が息絶えて仲間がよろこんでおわる」と書くとすごみがある。しかもそれを最終話一歩手前にもってくる辣腕。マジで底がしれない。