伝達の不全(ユニゾン)

デジモン遊戯王ポケモンと「モンスター」をスライドさせてのネタ運びもおもしろかったことを前回の記事に書きそびれたのでここに書いておきます。原発もいらないね!

観劇後はTさんとサイゼに行って甘味を食したのち居酒屋へ。にぎやかな風景がまぶしい。HQハウスでの二次会もそこそこに、ベッドでスヤスヤする。アルコールで脳はおわっていたが、この日はじめて会ったKさんと「『フリクリ』サイコー!」とハイタッチした場面がハイライトとしてあたまに焼きついている。



前回大勢の寿司食いねぇたちに裏切られたNちゃんをはじめとする寿司派にベッドから手を振ったあと、しばらくまどろんだのちにシャワーを浴び、夢の跡の写真を撮って、スピーカーから音楽を流しながら滞在日記(これのことである)を書く。途中流れてきたian sweet「#23」にぶっ飛ばされる。めちゃめちゃいい。


▼MVはダサかった、リリックをちゃんと聴けば印象が変わるかもしれない
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▼裏切りの寿司について
seimeikatsudou.hatenablog.com


帰ってきた寿司派のひとらと仮面ライダーの話をしながら(あらゆる平成ライダーたちの変身ポーズを即座に披露できるNさん!)昼下がりまでチルし、帰路に。駅まで向かう途中、アパートのベランダに沿うようにして設けてある花壇があり、そこに咲いた花に対して「いやあ〜今度は何の花を植えるのかたのしみだな〜」とにこやかにひとりごとを言う杖をついた好好爺がおり、今年いちばんの春の陽気を感じた。

新宿まで移動し、鈴蘭で煮干しラーメンをたぐり(系列でいちばん好きな味だった、はやし田ってリンダマンからきてるんだ、、という気づきもあった、はやし田はべつにうまくない)、伊勢丹で土産を買って新幹線に搭乗する。ひとは少ない。乗り換えポイントまで到着し、目星をつけていた版元品切れ漫画を買いに行くぞと向かった先の書店が閉まっていて落胆。こんなことならば東京で買ってから帰ればよかった。駅までもどって町屋良平『坂下あたると、しじょうの宇宙』をひらき、最寄り駅に至るまでずっと読みすすめる。



夢の跡


よくはたらく。山を越える。

夜、カニカマコーンレタスサラダ、ひき肉ひよこ豆玉ねぎのトマトソース。うまい。

よくはたらく。プリキュア20周年の色紙ART、予約を先延ばしにしていたらすでに受付が終了していた。20周年のグッズ攻勢はすさまじいのでどこにお金を注ぎこむかが問われている。

夜、レタたまスープ。ほか惣菜。うまい。

入稿ぶじおわる。しばらくつづいていたラッシュもここでいったん落ち着く。心が晴れやかになる。まだまだワークはのこっているのだが。

ひろプリ10話。ヤーキターイ回。ツバサのプリキュア祝いにパーティをひらこうとするましろん、というところから3人の絆が深まっていく掘り下げ回で、それにあわせるかたちでアイキャッチが3人仕様になっていたのもアツかった。ぷにバード族のお祝い料理である鯛焼きそっくりな「ヤーキターイ」をこちらの世界で買える材料でつくろうと奮闘するふたり。そんななか、真面目に鮭を餡にしようとするソラがよかった。3人が大事な話をしようとするまさにそのタイミングでカバトンが石焼き芋の屋台を引いて登場するのだが、ソラたちの会話を邪魔をするように呼びこみをおこなうシーンで、手にもった拡声器からビリビリマークを飛びださせる「ノイズ」の演出がよかった。

変身シーンではプリズムに焦点があたったスタイルで3人変身が為されていて、回ごとにフィーチャーするプリキュアを変えていくのか!というおどろきと納得があった。全体的に作画の感じがいつもとちがっていて(担当はBN Picturesだそうだ)、表情の機微へのこだわりがいつにも増して光っていたように思った。EDはキュアスター

水魔13話。シーズン2の第1話となる回だが、決闘、しかも連戦からはじまる導入がいいと思った。改修機のつよさを周知させつつ、ぶじ(?)に学園生活にみながもどっていると視聴者に伝える。話がどんどんうごきだすであろう要素が随所にちりばめてあり、期待が募る第1話になっていた。

夜、鶏筍もやし玉ねぎの味噌オイスター炒め。うまい。ラー油があるとなおよかった。

町屋良平『坂下あたると、しじょうの宇宙』読みおわる。おもしろかった。残り数十頁で読みおわる状態で放置してある『ほんのこども』を読みおわってから何か書こうかしら。

70年代和田アキ子の歌唱に感銘を受けつつ、Tさんの読書ラジオを聴きながら就寝。題材は川上未映子『黄色い家』。まずクライム小説だったんだというおどろきがあり、地元最高!がまっさきに引き合いにだされるのでわらってしまった。植物と水に関する恣意的な名づけによる虚構化のくだりになるほど、となる。フィクション内でのリアリティの認識のしかたとして、たしかにそう捉えることができるなという発見。


▼70年代和田アキ子の例
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