地誌を焼くひとの手に刻まれたしわの深さ

熊倉献『ブランクスペース』最終3巻読む。これまでにでてきたさまざまな登場人物が一堂に集結して敵を打ち破り、その過程で切ない別れが描かれ、ラストには主人公ふたりのエピローグ的「その後」が配される、という終盤の「最終回感」のつよさに、いいな、という思いと軽い嫌気のようなものがないまぜになって心中に起こった。本作はバトル漫画ではないのでそれでまったく問題ないのだが、戦闘シーンの軽さ、上滑りのムードがその「嫌」の発生に一役買っている気がする(しかし、その「空白」で描かれる戦闘シーンこそ、われわれ読者の「想像力」が試される場面ではなかったか)。デビュー作である『春と盆暗』がおもしろかったなということで手をのばした本作だが、買い集めてよかったなと思った。

夜、人参ハム鶏ひき肉長芋のチーズかつぶし炒め。うまい。

ワークの打ち合わせ。はじめての相手で、なおかつひさびさの対面相談だ。午前9時スタートで14時前フィニッシュという長時間のミーティングとなり、日々むげん会議がくりかえされた会社員時代のことを思いだした。長大な時間に対峙する心構えはだいぶ鍛えられている。

夜、ポトフ、挽肉大根。うまい。今日はめずらしく妹と母が台所に立ち、わたしの出番はなかった。

MKRのDQ11実況を観、ドラクエやりたい欲が異様に高まっている。さいごに触れたのは8で、しかもクリアまで至らなかった気がする、たしか乗れる鳥がでてきたあたりで飽きておわった、RPGの途中飽きといえばff10でシンの体内でやめてしまった記憶が印象深くあたまにこびりついている。ドラクエは7が好きなのでダークな作風だという次回作12に俄然興味が湧いているが、じゃあやるのかと言われたらけっきょくやらないのがここ数年のゲームに対する情熱のありようである。テリーのワンダーランドドラクエに入門した口なので、モンスターズにも関心だけはある。スマホゲーはやらない。ブロスタはやっている。ポケモンSVがほしい。

シリーズ20周年を記念した全プリキュア展の発表があり、いよいよアニバーサリーイヤーがはじまっていくのか!と高揚する。展示の開催とともに発表された色紙アートの新作、どの絵柄もあたり!という感じのラインナップで、集大成のムードを感じる。理想を言えば会期スタートの頃(プリキュアの日!)には全シリーズを完走していたかったが、これからめちゃくちゃがんばったとしてもMH完走くらいで限界を迎えそう。年内におわらせたいしごとたちの群れ、、

作業中、デザイン途中のファイルがなにをどうやっても保存できなくなり、オブジェクトをコピーしてインデザを再起動したらオブジェクトごと消え、しばらくやっていた労働がパーになる。なぜこんなときにかぎって自動保存はその使命を果たしていないのか。一気にやる気をなくしたのでニャンズといっしょに眠る。深夜になり、わけのわからない対処をするような集中力になっていたということだ。



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水魔10話。地球勢登場回。外の組織体がでてくるとやっぱりワクワクする。何よりそこで暗躍していたのがニカ姉だというのがまたいい。鳴りを潜めて渦巻いていたスペーシアンへの怒りがいかなるかたちで放たれるのか。そんな緊迫の裏手で、スレッタがふと呟く「スレッタ、忘れった」でわらう地球寮生たちのすがたに仲間意識のあたたかみを感じるぶん、ミオミオとの距離がわからなくなって、、という対比もよかった。シャディクらがデリング暗殺を画策してもあまり緊迫のムードは感じられなかったが、プロスペラとの対面によって一気にこいつ死ぬのでは?感がマックスになった。

魔女ラジを聞いていて、頻出する「話数」という語について気になった。ラジオでは特定の回を指示する語として用いられていたが、本来話数とはその字の通り話の数のことであり、単独の「回」を指して使われるのにはどうも違和感がある。「話〈わ〉」では語のすわりがわるいのもわかるが、「神回」とは言っても「神話数」とは言わないでしょう。同時に、その言葉の語法の変化をおもしろくも思う。

アニポケのサトシ引退の報、毎話追っているようなファンではないが、さすがに最終章は全話観るかのきもちになる。ダンデ戦の演出で泣くぐらいには好きなので、、

チェンソーマン10話。訓練回。EDで終盤のデンジが先取りされており、へえと思った。

夜、鶏ももにんにくソテーのハニーマスタードソース。うまい。

m-1やらワールドカップ決勝を観る。キュウが好きなので、審査員のコメントに「そんなことはない」という動作をするぴろがアツかった。シンクロニシティの晴れ舞台も目にしたかったが、ねむっていたのであとからGyaoで観た。

夜、椎茸オイルのベーコンオムレツ、鶏ひき大根長芋のサテトム炒め。うまい。

雪が本格的に積もりだし、雪かきシーズンが始まっていく。さっそく腰をいわす。