おれの心がやさしくならない

親のコロナが快方に向かい、家庭内の均衡がもどりはじめ、わたしの精神も回復の兆しをみせる。年末年始もヤバかったが、1月中盤もマジでがんばらないとヤバい。「ママ」のきもちを自身のうちにインストールしなければならない。

夜、コーンコンビーフマッシュポテト、長芋ネギひき肉味噌餡+カマンベールのあぶらげ包み焼き。うまい。

家族のうち、新たにふたりが体調を崩している。発熱はないとはいえ、わたしも風邪のような症状があらわれており、おいおいお、となっている。

夜、かぼちゃとひき肉のガーリックトマト煮。うまい。

夜、白だし鍋。豚、白菜、大根、豆腐、しめじ。うまい。

金ローで放映されるの報を目にし、公開当時ぶりに米林宏昌思い出のマーニー』(2014)を録画・観る。CMバンバンのぶつ切れ視聴とはいえ、あらためてラブな作品だと思った。抑制が効いた、慎ましさがある(たとえば「母」というワードのだしかた、、)。今回の視聴ではとりわけ背景美術のうつくしさに目を瞠った。草に分け入る際の音もいい。

デパプリ43話。レシピボン発動回。噴水に膝をつけて号泣するゆい。あふれだすかなしみを画によってあらわすいいカットだと思った。前回「手」と「信」の話をしたが、今回におけるここねママとセク姉のあいだで交わされる「信」の話が、「ここねの信じるものを私も信じる」という以前から描かれているプリキュア論理によって語られていて、それをながめるわたしは画面の前でウンウンと頷いていた。

ジェントルーをめぐっても、ゆいをめぐっても、コメコメをめぐっても、くりかえしこのロジックが登場する
seimeikatsudou.hatenablog.com

さらには、最終決戦へと赴くプレシャスに対してたくみがこぶしを差しだして見送る展開にもグッときた。落胆したゆいをはげまし、レシピボン発動によってすべての料理が消失してしまった世界の人々をも元気づけるものとして「おむすび」が今回登場していたが、こぶしとは「むすんだ」手のひらのことに他ならない。この「手」による希望のリレーが、いかにして最後のたたかいに作用するのか、ひじょうにたのしみ。

ドンブラ44話。犬塚正体バレ回。おたがいがドンブラザーズだとしらないがゆえに、こんな終盤でおたがいを素人扱いする展開がウケる。つねにふざけが作品を覆っている本作だが、夏美-みほをめぐる戦いを見ていると、シリアスな展開がそこに入ってくることの凄みを感じた(その裏で「俺を褒めてくれ〜!」と絶叫するヒトツ鬼がむじゃきにさわいでいるのがまたいい)。嘘をつくと死ぬタロウを背後に置きつつ、〈「嘘」をつくこと〉でソノニをはじめとする脳人たちに「人間性」が芽生えてきたようにあらわす語り口が優れていると思った。はるかの漫画も「嘘〈フィクション〉」であり、いまさらながらその概念が作品の根底につよく縫いつけられるのだと気づいた。



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なにもおわらない。生だけがおわっている。

夜、手羽先と大根の煮物。うまい。

体調をくずしていたうちのひとりが、コロナとは関係なく入院即手術になる。大丈夫だろうか。

夜、茹でささみのフライ。砂糖と塩を入れた湯で茹で、にんにくとしょうがをぬりたくり、片栗粉・小麦粉・黒胡椒・パプリカパウダー・ナツメグ・中華だしの素を配合した衣をつけて手早く揚げる。うまい。茹で汁は卵スープにする。

夜、鶏にんじん蓮根のすっぱ煮。湯葉。うまい。

就寝時、おでこを土台にジャンプする猫があり、目が覚めるとハリーポッターになっていた。額を見せながらその話をすると、妹は髭を指して「兄はべつのキャラだろう」と言う。さもありなん。森の番人・ハグリッド。あのくらいまで髭がのびたらたのしいだろう。

夜、ひき肉じゃがいもキャベツのカレー粉炒め。うまい。

夜、肉豆腐。うまい。

家族の退院が決まる。退院する。手術の影響で声は弱っていたが、からだは元気そうだった。

夜、もやし玉ねぎ入り豚キムチ。うまい。

ポケモンにハマっている。本編はすでにクリアし、いまは育成とランクマッチをやっている。これまでちゃんと努力値まで振って育成したポケモンニョロボンエテボースネイティオ、ヤドランぐらいしかおらず、ランクマッチに潜るのもはじめてなのぜんぜん勝てやしないのだが、とてもたのしい。フェイバリットポケモンであるトリトドンを中心に、ヌメルゴンルチャブルシビルドンクレベースハッサムでパーティを組んでいる(ハッサムのところはラウドボーンを予定していたが、天然が夢特性だとしって代わりに入れた)。6匹育てられたことにまず感動している。

色違いがたくさんでてくるのもうれしい。かつて孵化厳選の最中に生まれた色トリトドンしか手に入れた経験がなかったのだが、本作ではすでにオンバーンフカマル、シャリタツ(ボールを投げる前におきみやげして自死していった、書いていてドラゴンタイプばかりだと思った)、オーロンゲと4匹も見かけている。オンバーンなんて普通色と遭遇する前に発見したのであやうく素通りするところだった。スカーレットを買ったので、バイオレットもちの皆さん、ぜひポケモン交換しましょう。