生えてるゆびの本数に疑問をもったことある?

歯の本数でもいい、毛の本数でもいい。何の必然をもってその数なのか。こうした思考の行き着く先が人間原理というのはやっぱり傲慢な気がする。そこは突き抜けるべきなのではないか(いったいどこへ?)。

朝起きると、手の火傷の跡が、ちょっとアダルトでセクシーなリップ、あるいはアイシャドウ? をびゃっと塗ったような色味になっていた。氷をつかってきちんと冷やしたのが功をなしたのか水ぶくれにはならなそうでひと安心。爪もそうだけれど、肌に色を塗るってたのしいことなんだな。そうしたことに気づく生活。

viet congとjohn zornをかけながらごろごろ。昨日はひさしぶりに2-3時間ほど友人たちとライン通話。日を明けてふりかえってみると、ホモソーシャルについてホモソーシャルに話している感じがしてわらってしまう。いやわらってちゃだめなんだよ。ざつな話に対してていねいを噛ます技術をみがきたい。が、複数名が参加する通話という形態ではその難易度は鬼のよう。「ホモソに対する疑念を浮かべられる」ことはとてもよいことだと思う。しかもそのホモソのうちにいることによって! 音楽をjo passedにしてしごとをはじめようとする、が読書記事の執筆になってしまう。書く前は何も考えていないのに、書くことで書くことが浮かぶのがおもしろい。SuiseiNoboAzogre you asshole、preoccupationsと再生しおえるたびにディスクを取り替えてゆく。ことあるたびにもうなんどもいっていることだけれども『ubik』が名盤すぎる。人生の10枚のうちのひとつだと思った。そう!というフレーズとリフがたくさんつまっている。「でもそんなことは今どうでもよくって」って口パクする。

自分の汗のにおいがわりと好きで、嗅いでしまう。そんなことに関心が向くのは向きあう生身の相手が自分しかいないからだ。からだどうしがこすれあう場所ににおいはたまりやすい。においといえば、シンク下から下水臭がするようになってはやいちねん、パテや脱臭剤で対応していたのだがいい加減むりになってきた(いやさいしょからむりだけれど……)ので明日は排水プレートを引きはがして根源を討つ。ゴキブリでてきそうでこわすぎ。でも真夏になる前に処理しないともっとヤバいのでいまたたかう、気合を入れる、去年はぜったいこっからでてきてたんだよ。ていうか管理会社にうごいてもらおう。なんぜおれが金と時間をかける必要があるのか、、なんぜなんだぜ?!


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ぷあーん、ぷわああーーんというモーターの回転音が外からきこえてくる。草刈り機? 喘ぎ声みたいな抑揚でちょっとおもしろい。音への意識も高まっているのだと気づく。昼から夜になると、羽虫がまとわりついてくる。おつぎは触覚だ。顔をねらわないでほしい。耳をねらわないでほしい。どこから入りこんでくるのだろう。網戸の隙間をぬってやってくるのだろうか。何匹殺してもきりがないので窓を閉めた。生殺与奪。風を通すために何日か前から部屋を分かつ引き戸を取っ払って居間をでかくしたので、あかりのすくないほうの窓を開けようか? 開ける窓の隣の部屋との距離は音漏れにひびく? でもそんなことは今どうでもよくって! CDプレイヤーは枕元にあり、回転音がうるさい。ぴしゅるーーーーーーとくおくおくおくおくおがいりまじって聞こえ、さらにその音が音楽にいりまじって耳に入る。耳毛はなぜ生える。