波風を座らせる手

自宅でひとりで酒を飲んではいけない。帰宅してすぐに缶ビールのプルタブをぷしゅっとしてはいけない。さもなくば、そのままワインや日本酒にまで手をだして、ニトリでガラス保存容器を買ったのをいいことに冷蔵庫に常備しはじめたつくおき惣菜(先日は鶏と蕪の煮込み、昨日はかぼちゃのサブジをしこんだ)をつまみながらいい気分になってしまって、音楽をかけながら布団にもぐりこみだらだらと眠ることになる。家に帰ったら本を読め!

そんなことを帰りの電車で書きながら、駅の階段を降りているときにはもう酒が飲みたいの気分なのだ。この飲まずにはいられなさはなんなのだろうか。アル中以外のなにものでもないという答えは問いを浮かべるまえにすでにでている。将来が思いやられる。酒を飲みながら料理をつくるのだ。つまみ食いしながら酒を飲むのだ!

今日は飲まなかった。えらい。

死んだ風呂場の換気扇が先日修繕されたのだが、つけっぱにしていったのに家に帰ってきても水滴がめちゃくちゃ残っていた。


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窓展@近美、建築ラバーでなくともわりとたのしかった


ページものの本、それもヴィジュアルに特化した冊子をつくりはじめた。写真集やルックブック、映画のパンフなどをつくりたいきもちがあるのだが、作例がなければ頼もうと思わないよなと思ったので。今後は「イメージ・エディトリアル」を標榜していきたい。その最初の一手として今週末の文フリで頒布される冊子のブックデザインを手がけています。ぜひおいでください。