責任をもたない発語が左右する人生の重量

mac上でapple musicがつかえなくなってイライラする。「現在Geniusの結果をアップデートできません。 不明なエラーが発生しました(11556)。」とべつのエラー(コピーしそこねた)が交互にあらわれ、しまいにはサインインすらできなくなる。Wi-Fiをつなぎなおしても、アプリケーションやPCを再起動してもなおらない。気を紛らわすためにキッチンに立ち、その間にOSをアップデートさせるとぶじログインが可能になる。

夜、トマトともやしの和風だしスープ、厚揚げちくわ里芋と衣つき豚の炒めもの。うまい。里芋が大量にあったので、あまったぶんは唐揚げ用にタレにつけておく。

夜、里芋の唐揚げ。うまい。揚げたてあげものサイコー。

ひろプリ11話。あげはツバサのイチャコラ回。あげはのツバサに対する「少年」呼び+笑い声「ニャハハ」という、おねショタ全開の作劇にわらうしかない。ランボーグにエルちゃんごと捕縛されたあげはが「少年」に対して信頼の目配せをおこなって自ら落下する場面(落下モチーフの反復! そもそも今回の舞台は山であり、ランボーグはロープウェイがモチーフである、この上下運動がひろプリのアクションの基本ベクトルとなっている、のかもしれない)、見事キャッチした彼への呼称が「ツバサくん」になる流れがあざやか。青山一人原画回でもあり、その丸っこい絵柄をたのしんだ。EDのゲストキュアはキュアエール


▼「落下」は空がモチーフとなっているプリキュアなだけあってよく描かれる、本作における敵の組織名はアンダーグ帝国(アンダーグラウンドunderground)、すなわち地下である……
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めざポケ最終話。これまでいっしょに旅をしてきたカスミやタケシと別れて自分の家に帰還するアバンからクるものがあった。トキワの森やお月見山などは省かれているわけだが、ハナダシティ→ニビシティ→マサラタウンと旅立ちとは逆順の流れが想起されるさよならバイバイのアツさ。シゲルの登場シーンもジーンときたし、ボロボロのスニーカーを軸にした作劇からのED「タイプ:ワイルド」もエモーショナルがばくはつしていた。新しいアニポケはシリーズ構成が佐藤大ということでかなり期待している。



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水魔14話。ソフィ退場回。めちゃくちゃおもしろかったのだがメモ書き(アニメや映画を自宅で観るときはメモ用紙を用意して気になったポイントをメモっている)は空白のままだった。オーキャンのメインイベント(?)であるバトロワ式の決闘において、乱入してきたソフィが決闘中のMSをパイロットの学生ごと破壊する場面など、1期ラストの盛り上がりで感じたような精神の盛り上がりがあった。エアリアルとエリクトの関係性の明示やら、ガンダムの姿をしたガンビット(ガンヴォルヴァ)、戸惑いを見せるセセリアやら、密告のマルタンなど、見どころばかりで、鈍足だった1期に比べて2期ははなからドライヴをかけていくんだという宣言として受けとった。憎きスペーシアンを守ることを優先するという、チュチュの立ち振る舞いもアツかった。

夜、筍挽肉玉ねぎの豆板醤花椒炒め。うまい。余った里芋の唐揚げも放りこむ。くたった衣が味気と水分を吸っていい感じになる。

にごりり、ここにきてみかりんが浮上してくるのアツすぎないか?? 「負けヒロイン」がそうではなくなる流れにうおお、と声がでる、なぜならおれはあらゆるソシエ・ハイムの味方なので、、


ソシエ・ハイムについて
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感想は直接伝えられると倍うれしかったりするのに、自分がそうできる場面でそうしない、思ったことを相手に伝えない、あるいはべつの誰かに喋ったり、その相手に見せるでもなく文字にしたりして思いを解消してしまうのはなぜなのか(もちろん、直に話すこともある)。言外の信頼、なんてマジで頼りないものなのに、それを尊いもののように愛でたり信じようとしたりする性質が自分のなかに確固としてある。いや、「ように」なんて書いたが、じっさい尊いと思っている。言葉でのつながりに置いているおもさと同じくらいかはしらないけれども、わたしが思ったことやあなたが思ったことが、想像上のあなた/わたしを通してその相手にとどく、と信じ切る、この馬鹿げたひとりよがりのロマンチシズムにわたしがものをつくる動機があるのかもしれない。こう書くわたしのあたまのなかに、「あなた」の顔がはっきりと浮かぶのは「こわい」ことだと思う。このおそれがあることで、わたしは見識の上にあぐらをかかずに済む。