安田佳澄『フールナイト』4巻。おもしろい。すごい。いま読んでいる漫画のなかでもあたまひとつ抜けた完成度。生きのこりたガールのメイからメグへの呼称の変化はなにかの伏線?
夜、麻婆茄子豆腐、油麩と茄子の味噌汁、茶碗蒸し。うまい。マーボーは豆板醤がなかったのでコチュジャンベースで味つけ。茶碗蒸しは市販品。
『ユーレイデコ』7-8話。7話でくりひろげられるラーメンネタはスペダンでも見たなあと思いながら観ていた。みんな好きだもんね、ラーメン! 街の人々へのインタビュー形式で誰も食べたことがない「噂の屋台」について開示していく演出法は、『京騒戯画』でも使用されていた好きな演出法。ベリィのラーメンを啜るモーションや、超再現空間から帰還した際に屋台の椅子からくずれ落ちるモーションにげんじつ的な「肉体」のこだわりを感じる。8話は空から飛来するカプセルをキャッチする回。海原へ出航し、船上でキャッチする際のダイナミックな荒波の作画は、省エネスタイル(ゆえに、レイアウトやコンテがしっかり練られている、会話のテンポもおもしろい)で制作されている本作のなかではめずらしい「作画シーン」だった気がする。フィンの「裏切り」によるドラマの深化は、後半に寄せる期待がでかくなる。
夜、レタス生姜炒飯、ハルーミチーズ、味噌マヨきゅうり。うまい。ハルーミチーズはさけるチーズの味だった。
東京行きが迫っているが、ワークの進行に決着がつかないと日程が組めない。ゴリゴリやる。時間はないが、自分もドキドキできるようなものを投げたいとクライアントワークのたびにつねづね思う。妥協したくないということだ。自主制作の場合はもうすこしちがう心持ちの気がする。「まあいいか」のきもちが、しかし「妥協」とはちがうかたちで放出できるゆるさがある。7月に刊行するはずだったZINE、まったく原稿が書けていない。「SUMMER ISSUE」と表紙に書いていたが、「AUTUMN ISSUE」になりそう。東京から帰ってきたら執筆、と思ったがべつのデザインワークが、それもおおきな山岳が待っているのだった。
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夜、豆腐卵中華スープ、焼きそせじ、油麩・舞茸・豚肉の片栗おからパウダーまぶし焼き、ほたるいかの醤油漬け。うまい。ほたるいかはもらいもの。上品な塩辛という感じ。
イヤホンがまた壊れる。片耳の接触がわるい。もったのは3-4ヶ月くらいか。損壊に気づく数時間前、妹がイヤホンをわたしにくれた。なにかを予知していたのか。予感の兄妹。音質にこだわりはないので、安くて耐久力のあるイヤホンおしえてください。
さいきんMCバトルの動画ばかりを見ている。vs.梵頭でくりだされたDOTAMAのラストバース「ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!」がサイコーすぎる。梵頭がキレているのもいい。それを見ているDOTAMAの表情もいい。おちょくりのたのしさがある。しうたvs.よんろくの「ただのデブとか言ってるけれど〜」のノリかたもらぶい。
夜、豚にらもやし、梅きゅう。うまい。
先日のヒルクライムのときにできた日焼け、グローブとの境目がくっきりできていてダサい。今後はボディバッグにクリームを常備しようと決めた。チェーンの脱落もよく起きるので指を拭くためのウェットティッシュもあったほうがいい。
なんとかもろもろに決着をつけ、荷造りをする。
深夜、ベッドにからだをあずけてスマホをいじくりまわしているとき、しってるひとの、あるいはしらないひとのブログを読みながら、その媒体選択としてまったく流行していないメディア、つまりはたんぶらーやはてなブログ、はては個人サイトを選ぶメンタリティをわたしはいいなと思う。逆にテンションが下がるメディアもあるのだが、その名称は言葉にしないでおく。世界とのぶつかりかた、その姿勢がこういう場に見てとれる気がする。