normalized fuckness

継続してテキストの編集。全体の見通しがついたので後は細部を詰めるだけ。とはいえ、その細部こそが重要なのであって、なおかつ原稿の性格上、いちどのやりとりで終わるとは思っていないので、まだ予断は許されない。いくつか確認の連絡もおこない、文の精度を高めていく。

みりん干しのさかな、もとより2尾しかなかったために、わたしのぶんが余らなくて、捏ねないままにひき肉を塩胡椒で焼きつけ、チーズを乗せて簡易ハンバーグにして食べた。つなぎなしハンバーグはアリ派。スープの味が馴染んでいて、つくった直後よりもおいしくなっていた。

イヤホンが片方ぶっ壊れているおかげで、聴きなじんだ曲もこれまでとはまったくちがうような様相で鼓膜をゆらすことがあり、たのしいなと思った。ヘッチルの冒頭、扉の歌いだしを聴いて気づいたことだった。つまりは、この時期に新たに聴きはじめた楽曲たちは、ちゃんとしたイヤホンで聴くことによってべつのかがやきを見せるということでもある。おすすめのカナル型イヤホン教えてください。ダイソーにワイヤレスイヤホンが売ってるついを見て、心惹かれるものがありました。


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こうしてテキストを切ったり貼ったりこねくりまわしていると会社員時代の日々が思いだされ、すこしふしぎなきもちになる。もうにどと経験したくはない環境だったとはいえ、そこでの修練がいまわたしが他者の文章に手を入れる際の拠り所にもなっている。拒絶とノスタルジーの同居。会社では判断する立場とじっさいに執筆する立場はべつだったが、フリーランスになるということは、それらをともに自身に引き受けるということでもある。責任は増えるが、たのしいと思う。

15時間ほど稼働していると脳がつかれだしたので、気分転換にシャワーを浴び、コンビニに行ってお金をおろし、祖母の面倒を見たのち、夕飯をこしらえて寝ることにした。わたしが寝ているあいだ、祖母は韓国ドラマはただひたすらじっと観ている。すでに愛の不時着は観終わり、梨泰院クラス、ロマンスは別冊付録ときて、いまはピノキオに手をのばしている。

献立は、牛玉ねぎの甘辛煮、チキンのガーリックトマト煮込み。前者は赤ワイン・みりん・醤油・炒りごまで風味をつけ、後者はコンソメ、塩胡椒、カイエンペパー、バジル、はちみつ、ケチャップ、醤油で調整する。鶏もものほか、ピーマン、玉ねぎ、ほうれん草も入れる。夜に起き、ピクルスのあまりといっしょに丼にして食べた。美味なり。

ラジオは休んだ。