富野由悠季『∀ガンダム』19-24話。19話「ソシエの戦争」を経て、20話「アニス・パワー」のラストで己の無力さを自覚するソシエのすがたに心がふるわせられる。親友を戦場で守ることができず、その救護の場面でも荷物を運ぶことぐらいしかできないわたし。そんなわたしに対して、ともに戦うギャバン・グーニーが唐突にプロポーズをする(23話「テテスの遺言」)! よくできたはこびだと思う。ソシエが引きずっておらず、気丈なままなのもいい。好きなキャラクターだ。ほか、21話「ディアナ奮戦」でガンダムが洗濯機になるのを見てわらいがこみあげた。ガンダムの平和利用。撹拌されて泡立った水から飛び散るシャボン玉のそれぞれに、ディアナさまが映るのは感動的な光景だ。
昨日ののこりで夕食。きのこ汁がうまい。テレビではまたサッカーがやっているので観る。試合は負けたが、ミーハーなので久保だ!とたのしくなる。編集者はミーハーでなくっちゃ!と学生時代に学んだ。そのとおりだと思う。関心の多様さが、あつめるためのちからになる。サッカーといえば、さいきんようつべもすすめてくるようになった。
天鳳、開始早々切断するクソ野郎がおり、去ねと思う(いや、去っているのだが)。しかも頃合いを見計らって「おわったかな?」と戻ってくるありさま。つまりは、わざわざ嫌がらせのためにやっていることがわかる。すぐにまた切断状態をあらわす赤ネームになり、彼奴がわたしの上家にふりこんでおわる。指も腕も首も、あらゆる関節が切断されればよい。
ダイアログをやっていた頃につくったプレイリストをかけていたらDo Make Say Thinkが流れてきたので重点的に聴く。もともとは荒吐のコンピでしったバンド。Stars、Sandro Perri、Ohbijou……とわたしのカナダ音楽への愛好はこのアルバムからはじまったといっても過言ではない。
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離れて暮らしていた祖母がこの家に移ってくるような段取りとなり、これまでわたしが寝室としてつかっていた部屋が明け渡されることになりそうだ。段ボールでそのほとんどが埋まっているもともとの「わたしの部屋」としてあてがわれた部屋の、ベッドの部分だけをとりあえずあらわにし、寝床を設ける。布団だけではなく、衣類や本棚もふくめてぜんぶ移動しろと親はいうが、どだいむりである。すでに部屋は段ボールタワー、というよりもブロックに占領されており、ひとひとりがなんとかベッドまでたどりつけるようなわずかな床しか見えていないのだから、、妥協点として衣服だけはなんとかすべてはこび、クローゼットにたたきこんだ。いよいよ東京にもどるために金策をちゃんとしなくてはという気になる(遅い)。