一語でおわらないのがげんじつだろ

乃が美の生食パンとやらをはじめて食べる。評判ほどではないのではと思ってしまう。口内にべったりとはりつくパンの感触。

富野由悠季∀ガンダム』31-33話。33話「マニューピチ攻略」をベスト回に挙げているひとがおり、期待していたのだが、あまりわからなかった。それよか31話「追撃 泣き虫ポゥ」でのレッド隊とディアナとの邂逅シーンが応えた。世代を越えて、同じひとを敬愛しつづけることの尊さ。タイトルにも冠されているポゥの情緒の波打ちかたがこれまで観てきた富野キャラクタには類似が見当たらないような気がするが、どうだろうか。部分部分ではかさなる箇所もあろうが、それらを統制するひとりの存在として見たときにとてもユニークな人物としてわたしの目には映っている。

市田良彦存在論的政治』を主に2011.3以降に書かれた箇所だけ読みすすめる。「マルクスの名を亡霊(長原なら、デリダとルビを振るところだろう)」という記述に、長原豊の訳文はそう読めばいいのかと目がひらかれる思いがした。ジジェクのなにかを読んだときに、マジで読みにくいなと思った記憶。父が帰宅するなりモンハンをはじめたので食事の支度だけして自室に退散する。文字があたまに入らなくなる。

夕飯、ひき肉とキャベツと厚揚げをにんにくとトマト缶で炒め煮したもの。味付は塩、胡椒、醤油、カイエンペパー。オレガノをたっぷりかける。うまい。妹はスパイスやハーブの類が苦手なので文句をいっていた。


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盛夏火のツイキャスを見つつ、読書の続き。フェリスベルト・エルナンデス『案内係』をパラパラと。ジャネット・フレイム『潟湖』もペラペラ、オラシオ・カステジャーノス・モヤの『吐き気』も本棚から取りだす。ラジオの震災特集がおわったら、このへんを読んでゆきたい。なんてやってたらいつの間にかねむっており、早寝早起きだ!とこころを勇ましくするも、けっきょく昼ころまで寝入ってしまうのがわたし、わたしである。