ぴぴぴの超新星

ラジオ。ぼんやりしていたが、躁状態のようなふざけが意図せず侵入してきてそれはそれでよかった。雑談というのびちぢみがきく題材と、問を設けておくスタイルは今後も活かしてゆきたい。

ラジオのおかげで生活リズムがいい感じになってきた。残飯で腹ごしらえし、雪をかく。むげんに降ってくる。寒い。帰宅し、夕飯のしこみ。のち、校正。長い原稿がやってきてたいへんである。米を炊き、鶏とアボカドの唐揚げ、キムチベーコンミルクスープをつくる。スープはまだ10代の頃に開発したレシピで、母が好きなのだった。今日はベーコンの代わりにハムを入れ、もやしとほうれん草も追加した。唐揚げの衣にパン粉を入れてみたのだが、唐揚げという語よりもフライドチキンという語が似合う仕上がりになった。マヨネーズ、わさび、醤油、かつお節を混ぜてつくったソースも好評を得た。

食後もしごとのつづき。はっきりいってこの時間帯には環境がさいあくすぎてまともなしごとはできないので、こまごまとした事務的な作業をする。次第にねむくなってくるので布団に移動し、井桁弘恵のビールを飲むさまなどを見たりしてから寝る。


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起床。イデオンを1話だけ観ながらスープのあまりとパンを胃に入れ、校正のしごと。テキストの中身を読むに、これは思っていたよりもハードな案件だぞと気づき、黙々とやる。職業柄(?)「やれ」とはいわれていないところも目についてしまうもので、どうせ携わるならばとそうした箇所もチェックしていく。ひとりの出版人として、瑕疵のないものをパブリッシュしたいものよな、、途中で父親が帰ってきてデカデカ音量でゆーちゅーぶを見はじめ、ずいぶんと集中が途切れる。自室に机がほしいなあ、と思いながら心を無にして紙面に向きあう。こうしていちにちあたりのしごとの量が増えるだけ家事がおろそかになるが、こんなの両立できるわけなかろう!と世のクソゴミカス家事しないマン(そう、いまもそこにふてぶてしく横たわっている!!!、ちなみにこの「マン」はmanではなくhumanのマン)にキレちらかすのだった。ついったで「在宅勤務+主フ」は24時間つねに臨戦態勢で休みがないみたいな文言を見たが、まさに、という感じ。とはいえ、「ほかの家族のぶんもわたしがやる」(わたしはあなたのママではない)点をのぞいて、わたしはその状況自体に不満はなく、会社員時代よりもすこぶる精神衛生がよい。自身が選びとったことにつきまとう重荷は、勝手に載せられる軽荷より100倍マシである。

イデオンでは「思考回路破壊ビーム」というマジでヤバい兵器が登場し、わらってしまった。さすがに凶悪すぎないか。キッチ・キッチンの死をひきずるコスモへのカーシャの嫉妬のあらわれかた、よかった。

22時前頃にしごとをきりあげ、唐揚げの残りなどをワインで流しこむ。はたらくと、酒が飲みたくなるものだ。今日中に原稿を投げかえしたいなどと思っていたがとうていむりな話だったね。