6つの膝、蟻たちのダンス

ボアズの「それから」あるいは『3020』をむげんに聴いている。未来に向けて、いまに深く突き刺さった楽曲/アルバムだ。この「未来に向けて、いまに深く突き刺さ」ることを、わたしもものをつくる際に志向したらいいのではと思った。基本的にはあまりそういうことは考えず制作をしている。それにしても未来で再会を誓う「ドブくさい川べり」という場所の泥くさいまでの地べたっぽさがすさまじくよい。

食後はイベントに向けたグラフィックの制作のつづき。文字に対するヴィジュアルを思案していると、ペソア(カエイロ)の詩があたまによぎったので、手もとの詩集と原語の詩とを見比べながら、作品のなかに取り入れる。むろん、ポルトガル語は読めないので翻訳機にたよりっぱなしである。昨日はオノ・ヨーコに感化されてストレートに伝えにいくことを引き受けようなどと思っていたのだが、一夜明かして根のひねくれが顔をだし、ふたつあるうちの片一方は補助輪を外してやることにする。もうひとつをつけたままなのはわたしにしてはおおきい一歩(譲歩)?だ。


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どか雪のなかをラーメンあんどハロワ。分母が2しかないが、手打ちの太い麺は苦手なのかもしれない。もそもそ食う羽目になるからか、そもそも太すぎて麺がもそもそしているからか。就職相談はおのれのてきとーさに嫌気がさすくらいのモチベーション。職業訓練校の話になって、前にも触れた気がするが『オーバー・フェンス』のきもちになり、不用意にエモくなる。ハンコをもらい、買いだしを済ませ、帰宅し、雪をかく。これからの日課になる。雪かきダイエット。昨日つくったサラダと、惣菜類がたくさんあったので、今日の炊事はコメを炊く以外にブリサクを刺身にするくらい。うまみちゃん。

ラジオ。はじまってしまえばどうということはないのだけれども、いまだに放送日はそわそわする。90分ぐらい。詩の話、やってる側はたのしいのだが、言葉が視覚情報ではなく音声情報としてでてくると聞き手としてはどうなんだろうか。うまい解決法を見つけたいものだ。話を途中でぶつ切りにすることをしたが、わりとおもしろいのではと思った。コメント欄があることで再接続する可能性も残せる。直線性にあらがってゆけ!