忠実な内臓

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夜、豚肉とピーマンとパセリとチーズを炒めたものとクラッカー


ひさびさに酒は抜いた。家に帰る直前に、いまうちに酒がないなと気づいたけれど、なんとか踏みとどまって我慢した。代わりに豆乳とカルピスを飲んだ。まめにちちをつける感覚よ。

音楽をかけたまま寝てしまって、朝起きるとスマホの電池が切れていた。わたしの家には時計がこれしかないので、外の明るさに大遅刻か? と多少焦りながら充電ケーブルをさし、トイレに行く。確認すると、まだ5時台。曇り空特有の明るさだ。ふう、よかったよかったと二度寝三度寝をくりかえしていると、寝過ごしていつもより遅い電車に乗るはめになる。そういう人生の送りかたをしている。

金曜日だわっしょいわっしょいと朝じゅんびをしていたのだが、電車に乗ってよくよく曜日を確認してみれば木曜日だったので地獄に叩き落されたような感慨に陥る。しごとがはやくおわったら映画を観にゆきたい。しごとがえりに映画を観にいける立地はいまの職場の数少ない利点のひとつである。

ジェラルド・カーグル『アングスト/不安』を観る。以下はついーとした感想

アングスト、フェティッシュ! 自撮り棒的ファーストカットの興奮をピークに、高みと低みのダブルバインドによる強迫性の表出をたのしんだ。ハネケとかよりも今年観たフリッツ・ホンカにちかしさを感じる。ペーター・ハントケの『不安』も影響源としてあるのでは。ヴェンダースが撮った映画版と観比べてみたい

これをもとにここでもなにか展開しようと思ったのだが、時間をつくれず頓挫。正直そんなにおもしろくなかった