いつまで経っても何も大丈夫にならないよ

『来るべきデザイナー』をおしりまでよむ。どんな本や雑誌でも、「誤植が多いな」という読後感になってしまうのはさいあくである。

事件翌日、選挙前日に賛否あった安倍政権の否の部分だけを放送する報道特集ひくわ〜。
こういうことツイートしたくないけどあまりにもなんだかなぁ、な気持ちになった。。

これは大好きなバンドのメンバーのつい。以前にも同一人物の似たようなついを見て落胆したのだが、ほんとうにげんなりする。批判こそがジャーナリズムの本懐である、という前提はもはや通用しないのだ(そもそも通用していた時代などあったのか、すくなくともわたしが生まれてからはいちどもないだろう)。関連して、安倍の追悼番組の放送中止をもとめる「リベラル」も、テレビの視聴者を馬鹿にしているとしか思えない。視聴率さえ取れればメディアはなんでもする、という点を批判するのと、選挙前に放映したら大衆が扇動されてしまう!とブーをたれるのはまったくちがう問題である。あなたの一票は同情票、弔い票ではない、というような呼びかけもそうだが、「リベラル」は基本的に他者を馬鹿にしくさっているところから出発している。逆に他者への信頼に立脚しているかのような「投票率が上がれば与党をたおせる」という思いちがい(なぜ、これまで投票していないひとびとの投票先が野党だと思えるのか?)も他者を思考する存在として見做していないという点で同一線上にむすべるだろう。

デパブリ18話。フィナーレさんのりりしさ、、変身後の台詞である「食卓の最後をこのわたしが飾ろう」、カッコよすぎる。「このわたし」と言い切ることのちからづよさ! またリミテッド感つよめの決め技バンクが印象的。クレジットで芳山優の名を見て納得。次回予告で兄ふたりに対して頬をふくらませているあまねちゃん、天使か?

バイス43話。観てすぐに書かなかった所為で内容を忘れてしまった。大二の(義ですらない)父殺し! そんな父として振る舞おうとした赤石長官の死に際の台詞がよかった気がする。

ドンブラ19話。電話ボックスに取りついた地縛霊の回。いい話だった気がする。次回はちゃんと観おわった直後に書く。

海外のコンペに作品をだす。〆切間際に応募していないことを思いだし、危うくださずにおわるところだった。ありがとう、時差。

夜、豆腐とわかめの味噌汁、ピーマン厚揚げ鶏肉玉ねぎの牡蠣醤油生姜炒め、鯖の味噌煮。鯖は昨日だれかがしこんだもの。うまい。

維新と国民の得票がのびていることのつらさ。2021年の衆院選時よりもネオリベムードがさらに増しているということである。「まともな党員」はいるかもしれないが、「まともな野党」などどこにもない。

昨年苦しめられた健康保険料、信じられない額が印字された納入用紙が届き、目を疑う。人生。




たくさんの的vol.5、全国セブンイレブンネットプリント/BASEにてpdf版を発刊中、漫画・小説・詩が読めます、詳細は上記画像またはこちら


ワークワークワーク。最初につくった案がどうもなあ、という感じだったものがこねているうちにいい感じになってくる。

明け方ごみを捨てに外にでると、路上にみみずの死体が散乱していた。無数のひきちぎれた身体。

寝ている最中、今年初の蚊の襲来を受け、末端部を刺されたのでかゆいというより痛いと聴覚を煽る羽音にブチギレていたが、網戸を閉め忘れていた所為だったことに朝になって気がつき、過去の自分を呪った。

霜山朋久『ユーレイデコ』(2022)1-2話。おもしろい。「らぶ」(いいね)が貨幣的価値をもつようになった安心・安全のデジタル相互監視社会を舞台に描かれる、ガール・ミーツ・ボーイ(?)的ジュヴナイル冒険譚。『地球外少年少女』との親和性も感じる。太もものゆれや立ち上がる際の挙動など、デジタライズされた世界観のなかで「肉体」に軸をおいたアニメーションを志向しているのがいい。ハックの省略を用いた加速的語法もたのしい。佐藤大湯浅政明がかかわっていることを事前にしって興味をもってみたのだが、クレジットには『スペース⭐︎ダンディ』でいたく気に入ったうえのきみこの名もあり、より今後がたのしみになる。

制作の参考のためにエンパシーのMVを観かえしていて、主人公(?)のギター少年が『恋は光』の西条だということに気づいた。神尾楓珠くん、いい俳優に育っていくのではないか。

朝、サバの塩焼き、キムチ、納豆。うまい。鯖は焼く前に塩を振って水気を抜き、焼く際にも気合を入れた量の塩を振るとよい。

アートスクールの新譜、どうですか。木下の声がだいぶ幼くなってないか、〈Just Kids〉と銘打つだけあって、、とかそんなことを思いながら聴く。何周もしたあと、「革命家は夢を観る」(8年前!)を聴きなおし、マジで名曲だと感嘆する。

ワークワークワーク。〆切山脈4合目、という感じ。分け入っても分け入っても青い山。

夜、いんげんのオイル煮、鶏茄子大根のさっぱり炒め煮。うまい。いんげんはついったで見かけたレシピ。ラブな味だった。いくらでも食べられそう。

ワークワークワーク。ひとやま越える。フォトショップ地獄。20時間労働(食事休憩・シャワー含む)。明日明後日で3つ片づけなくてはいけない。その先にも山は控えている。