「終結後」における終結ってなに

めざめ、雪をかき、カレーを食べ、シャワーを浴びる。舟橋聖一について書かれたブログの記事を読み、戸田ツトム特集の『ユリイカ』も読む。追悼特集はその捧げられる人物の「生きた時代」が頁に刻印され、そこに付随した熱気のようなものが行間から浮き上がってくるたのしさがある。わたし以外の家族はゆっくりと起きだして雪山に滑りにでかけ、読書に集中する時間が生まれる。午前中をつかって、3分の1くらい読む。

どうぶつえんラジオの告知をしたのち、ART-SCHOOLをかけながらWS台本を印刷して、ボールペン片手に書きこみを入れながら再読する。紙にするとよりテキストの巧みさが浮き上がり、10月の台本の最初の頁から紙が黒く染まっていく。同時に、放送をどのようにして構成していくかを考えなくてはならない。テキストに依拠しつつも、「書くこと」を主題にしたほうがWSに参加していないひとにもよりたのしんでもらえるのではと現時点では思っている。とにかくあまり肩肘張らずにやっていく予定、どうぶつえんも、ラジオも、どちらもぜひあそびにきてください。


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本日23時頃より放送します、こんな直前に告知!



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新作グラフィックをふたつ会場に配置する予定です。


山から帰ってくる妹のために風呂を洗い、湯をためる。家守としてのわたくし。台本の頁をめくり、ひさしぶりに文章を分析的に読むたのしさを感じている。言語化していなかったことを言語化するおもしろさ。ここはこうなっているのだという発見。放送までにあと2回くらいずつ読む予定。そして排気口ファンの熱がすごい。通常放送の2000倍くらい反応がある。

気づいたらセールがおわりそうだったので目星をつけていたフォントを買う。4つ買い、5万円ぐらいの出費。生まれてはじめてフォントを買ったのだった。つづけてモリサワパスポートも導入しようとするが、限度額超過か決済エラーがでる。腹が立つ。なめくさりエポス。

はんぺんを焼いたりプチトマトピクルスをキャベツにかけたりして夕飯を食べ、インターネット混濁池へ。数手でおなしのゲーム配信にたどりつき、見ながらブログを書く。謎を解くために(?)城を探索するゲームがプレイされており、観はじめると「ねむすぎる」といって操作が止まり、ウケる。罠だらけの部屋で、暴れヤギがめざめたあたりがたのしかった。しばらくするとイタチのような生きものが森のなかを走りまわるべつのゲームになり、敵キャラであろうでかい緑のとかげが続々と操作キャラクター目がけて降ってくるところもおもしろかった。スロウな喋りかつ、操作に慣れていない感じが新鮮である。目を離すとまたゲームが変わっており、過去現在未来を行き来しながら、もといた時代から飛ばされてしまったひとびとをビームガンで回収していくという、ギミックの凝った横スクロールアクションになっていた。