おねしょネイション

覚醒、ゆーちゅーぶうろうろのち、乾燥機をまわし、卵とひき肉のみの炒飯。うまい! 家事をおわらせ、グラフィックをフィニッシュさせ、台本読み。bgm、Sandro Perri、Alvvays、Tops。途中、怒涛のユーモアまじりのりつりーと爆撃があってわらってしまうとともに、感謝の念と告知にかける熱意を学ばねばみたいなきもちが湧き上がる。手を変え品を変え、言葉を尽くして間口を広げたり増やしたりすることは、その中身をきちんと手わたすために欠かせないことだ。時間差でいくつかに返答する。まったく「中身をきちんと手わたす」意図はないが、アナロジー的に「読む」と「書く」のつらなりをこめたつもりである。その内実については、時間があれば放送でも触れる。


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チャーのハン


ついったをながめていると、ちかしいひとがコロナに感染したのをしり、おどろく。身近なひとがコロナになるのははじめてだ。大丈夫だろうかと目にした直後にメッセージのやりとりをすこししたが、いつもどおり(?)元気そうでよかった。何も問題なく快癒してほしい。

夕飯、大根としいたけの味噌汁、とろろ、牛タン。なんと甘美な味。マイモストフェイバリットフード、Beef Tongue。ラブだけがあたまをみたす。いつか牛タンに飽きてみたい。飽食こそが好きの行き着く先なのだ。食後、どうぶつえん用のグラフィックの微調整をおこない、あっぷの準備。あいだににどほど麻雀も打ちつつ、日をまたいでから先方に送る。よい場づくりのちいさな骨になればうれしい。

宅配便のチャイムで起き、パンを食べ、グラフィックをあっぷし、Tverプリキュアを観る。敵の根城に突入する際のBGMのよさ。スタッフクレジットを見ていると演出が志水淳児で、おっ、となった。初期の映画をずっと監督しているひとである。映画マラソンをしているおかげで気づくことができた。おもしろいと思える箇所が増えること、学びの効用である。

シャワーを浴び、プレイリストをつくり、スーザン・ソンタグ『ラディカルな意志のスタイルズ』の「演劇と映画」の章をひさびさに読みかえす。おもしろい。短いテキストなので深まりの徹底さはないが、非常に鋭利な冴えた棘がいくつもあって、刺され甲斐がある。「私たちは新しい観念を必要としている。それはおそらく、きわめて単純なものなのかもしれない。私たちには、それが現われたとき、そうだとわかるだろうか」。キレた結句。わかるための準備をこそ、われわれは為すべきだろう。ラジオの下支えになればよい。質問リストを作成し、事前準備ってたのしいなという気分になる。10あつめて、1つかう。取材の鉄則である。