ぶあついたましい

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しごとの休憩中、インターネットにあった震災/福島についてのドキュメンタリを観ていたのだが、中盤、いきなり画面が真っ赤に染まり、聴覚破壊ノイズが爆音で流れて鼓膜がおわった。ファック・オフ。下手なホラーより怖かったし、なによりぶつり的に耳が痛い。何の心構えもないにんげんにひどい仕打ちをするものだ。サイテーの体験。

サイテーといえば、マンスプも、音だしあくびも、なんかわからんけど食後にチュッチュいってる音も、わたしの思う「さいあくのおっさん」のふるまいのヴァリエーションなのだが、わたしの父はその所作のすべてをコンプリートしていて、マジでさいあくだとしかいいようがない。ふるまい自体も、おのれの親がその枠組みに当てはまっている存在だということも、深いぜつぼうをわたしに与える。同じ血がわたしに流れていないことが唯一の救いかもしれない。いや、どうだろうか。どちらが嫌であろうか? どっちも嫌であることはまちがいない。ステロタイプな思春期の娘のようなきもちで日々を過ごしている。

しごとの見通しがついたので麻雀。運が上向いており、たのしく打つ。しばらく対局し、寝る。


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あっ、プリキュア最終回!とめざめたらED曲の流れる時間だったのであきらめてふたたび目をとじた。いまの時代は見逃し放送があるので、、リアタイしたかったけれども、まあしかたないね、

ふとんにくるまってブログを読んでいると、むかしのついがいいねされ、確認するに、自分のフォロワーを増やすために関連用語でサーチをかけて無差別におこなっているタイプのものだった。同じ単語の入った時間差のあるついがその差異のぶんだけ遅れていいねされ、ちいさく腹を立てた。わたしが敵対するのは「読みもしない」というその態度である。これは、フォロワーを増やしたいがためにフォローしてくるくそばかどもにもいえることだ。SNSとのつきあいなんてたいがいそんなものなのかもしれないが、いったいだれがそんなにんげんに対して興味をもつというのだろう。そんなしてできあがった見かけは立派な砂の城、むなしくないだろうか。自己の狭量さにむきあいつつ、近所のくそがきが泣きわめている声を耳にしながら、会ったこともないひとたちのブログを読みつづける。

しばらくして起き上がり、昨日のごはんと汁で胃をふくらまし、とどいたプリンタの中身を確認したり、校正作業をすすめたりしていると、夕飯どきになったので明太子チーズオムレツとはんぺんのバター醤油焼きをつくり、手早く済ませた。あまりのさいごの鶏とオリーブの炊き込みごはんも食べたが、これはめちゃくちゃ大正解だったなと思った。牡蠣の炊き込みごはんをつくる際に、オリーブを入れるのはありなのではと思い至ったのであった。ダイアログでもだしたい。