苦心の味

東京のよいところのひとつに、周回遅れで映画を上映してくれるミニシアターがいくつもあって、その上名画座もたくさんあるので、何年かのちに観逃した映画を観ることができるというのがあります。タイカ・ワイティティジョジョ・ラビット』はそれに期待して見送り、えらいペースで飛ばしていた映画鑑賞はちょっと減速させてゆきます。かといって、アリ・アスター『ミッドサマー』だの三島有紀子『Red』だのデスティン・ダニエル・クレットン『黒い司法』だの観たい作品はどんどんと公開されてゆくわけですが、、スコセッシの『キング・オブ・コメディ』『レイジング・ブル』二本立てもあるんだよな、、

さいきん爆食いがとまらずつらい思いをしています。満腹なのに食べてしまう。ストレスでしょうか。胃腸炎で痩せた体重がもとにもどってしまった。しばらく継続していた筋トレもいまでは週に1回やればいい方という頻度になってしまって、、どうせ爆食いするなら野菜を食べましょう。今日はぬまたくんが釣ってきたニジマスをたっぷり生姜で甘露煮に。うまし。


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ユニクロユー、入荷日にさっそく試着しにいきましたが、じっさいに目にすると思ってたのとちがう!のがたくさんあってけっきょく何も買わずにでてきてしまった。ウィメンズはわりと空いていたのだけれど、メンズがひどく混んでいて鬱陶しくなってしまったのもある。メンズに関してはもういちど試着しに行って、あとは値下げ待ちでいいかなという結論。ということで日をあらため、展示をまわるついでに行く先々のユニクロもまわって目星をつけていた服を着たり履いたりする。買うものと買わないものを決め、また何も買わずに店をでる。試着たのしいね。

ときめきスニーカーをとうとう入手した。もってる靴のなかでいちばん高価だ。大事に履いてあげたい。スニーカーといえばムーンスターの810sシリーズが安くてかわいくていうことなしなのだが、次の入荷が3月か4月頃だそうで長期戦になりそう。hospの茶と黒をねらっています。値段はかわいくないけれど、primuryの靴もかわいいのでどこかで試着しにゆきたい。

「日記は自分が自分であるという感覚を持続するための乗り物」とスーザン・ソンタグは自らの日記に書いている。じっさいこうして文字になったものの方がわたしであるのではないかと思う。じつぶつのわたしのわたし性ってどうわたしなんだろう。こういう会話に飽きずに乗ってこれるようなひとっていったいどこに生息しているのだろう。海外バンドの来日公演で満杯の箱を見るたびに、このひとたちはつねひごろいったいどこにひそんでいるんだろうと思うのと同じような首のかしげかたで、わたしのわたし性を書きつけている。