渡部高志・松根マサト『魔法使いになれなかった女の子』(2024)第1話。今期唯一の観ようと思っていたアニメなのに、ぜんぜんおもしろくなくてかなしすぎる! アバンのクレパスで描いたような、単色の、あわーい感じの背景にオッと目を奪われるも、「みんな誰でも魔法使いなんだよ〜」的なクリシェを前準備なしに吐く主人公のあこがれの魔女にム?となり、(ちょっとダサすぎやしないか?なOP——歌唱はパフィー!——を挟んでの)本編に入ると、泣きながらの台詞に聞き取りづらさを考慮してかわざわざ字幕が付けられていたり、画面で生じる出来事すべてに台詞で補足を入れたりする作劇に顔が曇っていく。なんでもかんでも説明的にすりゃいいと思っているのか?! もっと観客を信じてくれ! ウテナを作っていた頃のJ.C.STAFFはどこに行ったんだ?! また、本作は魔法学校モノなのだが、クラスメイトたちのキャラが総じてクリシェのみで造形されていてほんとうにキツかった。一気に紹介しようとするからこんなことになってしまうのではないか。1話にして作画のあやしいシーンが散見されるのも不安である(思いだされる『惑星のさみだれ』の記憶……)。バトル(?)シーンの敵としてあらわれる炎龍のエフェクトには力が入っていたが、コンテ自体がおもろいのかというとまったくそんなことはないのだった。とりあえず2話までは観るけれども、、
明け方、ニャンが布団にもぐりこみにやってき、そういう季節になってきたのだなあとそのあたたかさを太もものあたりで小一時間ほど感じていると出勤前の妹が部屋に侵入、ニャンはどこだと探しまわり、わたしがここだと布団を指すと、ぺらりとめくり、朝ごはんだよーと誘拐される。せっかくの幸せな時間が!と嘆きながら廣瀬純のポッドキャストを聴きつつ寝入る。
伊部勇志『ぷにるはかわいいスライム』(2024)第1話。当初は観るつもりはなかったが、まほなれがつまらなかったのと、OPEDがいい感じだったので。うごくぷにるがキュートであり、なおかつ変身バンク風の演出があったりして目にたのしい。プリキュアでもおなじみの森いづみが音楽をやっているのもいい。ただ、(すでに読んでいる)原作ものを追う、という心構えがどうも構築されない。観ているあいだに育っていくだろうか?
話は少しずれるが、EDの唱のカバーを聴いていて、自分はこの曲が苦手だったのだが、いい曲だなと自然と聴け(そもそもさいしょは気づかず、どこかで聞いたことがあるな、という風に聴けた)、それを反芻してみると、単にAdoの声音が怖いことが抵抗になっていたのでは、と思った。濁音の強調された発声が、どうも怒っているひとの声みたいで、ショート動画のBGMで流れてくるとすぐにスワイプして飛ばしてしまう。
夜、あぶらげとさつまいもの味噌汁、笹かまの青とん醤油がけ、昨日のあまり。うまい。
ワークワーク。このところ身が入らなかったぶん、根を詰めてやる。いい感じにすすむ。
夜、練り物(できあい)、インスタント味噌汁。うまい。手抜き。
大山のぶ代死去の報はさすがに堪える。ふつうに泣く。u-nextで大長編をはじめから観ていこうと決意する(ほんとうは漫画でもほしいのだが、、全集6巻増刷頼む!)
▼大山のぶ代に言及のあった記事を拾ってきた、読みかえしていても泣けてきた、
seimeikatsudou.hatenablog.com
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「気鋭の詩人の最新詩集」という帯文を見かけ、こうした何も言っていない言葉で本を送りだせる出版社/編集者の了見がマジで信じられないと思う。作家がかわいそうで仕方がない。こんな文言を載せるくらいなら何もない方がマシである。この本を出版することに熱意がないですよ、という表明にしかなっていないではないか。
夜、鯖の塩焼き、豆乳生姜卵スープ、枝豆(できあい)。うまい。
ハン・ガンがノーベル文学賞を受賞してうれしい。大半は積んでいるが、日本で刊行された小説はだいたいもっているはず。
古本市の準備。スチレンボードに紙を貼って価格表をつくる。看板は当日ネプリでなんとかする。
夜、鶏トマかぼちゃ、ポテサラ(できあいのが無味だったので本だしやらマヨやらを入れてどうにかした)、インスタント豚汁。うまい。