2018-01-01から1年間の記事一覧

腕を殺すマグニチュードの新政

もうだめだと3/18のおれがここに書きつけている。 不眠の気がある、目が充血している、暑い、殺伐、春は地獄だ。

真摯さの強制誘発対話ゲーム

あるひとつの真摯さがあり、それは他者の真摯さを強制するが、完全にひきだすことができるかどうかはわからない、あくまでも誘発の域にとどまること、その境目でなされる「よくわからない」という一言ですべてを片づけられ、対話はなされず、一方的に切り捨て…

歩行速度ではない亀裂のありよう

3年ちかくつきあった恋人とわかれて、とっても傷心状態なんですが、ただ、ふしぎと受け入れている自分がおそろしい、まいにち胃薬を飲んでるんだけれども、どこかはればれとしたような、おたがいこれからもべつべつのみちでがんばっていこうな、みたいな、こ…

壁越しの通信(なけなしの優心

韓国旅行記はおやすみで告知です。第18回グラフィック「1_WALL」のファイナリストに選出されました。 来週の2/20(火)から3/16(金)まで、銀座ガーディアン・ガーデンにてファイナリスト6名による展示をおこないます。わたしの作品は現代詩手帖への投稿作を中心…

さっきゅう、浜辺を歩く、ふりでゆく

いっこまえ韓国国立現代美術館ソウル館に着いたのは20時すこしまえだった。ロッカーの使い方を日本語で教えてもらって、ああさすが美術館スタッフ! となりながら受付へむかう。ここは18時以降は無料で観覧できるので、にこやかなおかっぱの男性にこれまた日…

ズオズオと息巻くる布団のなかでカンピョウのきもち

韓国日記はまた次回、韓国いくまえの話。近美にひさびさにいった、吉増剛造展以来? 熊谷守一展、めちゃよかった、どうぶつ、やま、うみ、むし、とり、どうぶつの森に時間吸われてるひまがあったらこの展示を観て充実した方がよい、でもつい起動しちゃうんだ…

スーベニア、スーベニア、

そう、わたしが韓国にいったのはジョナス・メカスの展示を観るためだ。メカスとの出会いについてはこの記事を読んでもらうことにして、好きなものを10個挙げろといわれたときにかならず口にするであろう名詞が「ジョナス・メカス」、というくらいにはラブがあ…

分け目の多重線の波打ち

韓国にいってきました。今日はもうつかれたのでじかいがっつり書こうと思います、いいとこでした、またいきたい

明け明けとする畳の目にゆび

たたかうためのテキスト、檄文、アジビラ、を書いている、いってみれば詩もそうだが、より直接的な文章、扇動、プロパガンダ、カウリスマキが『希望のかなた』のパンフレット(いい編集だった)でいっていた、本作は傾向映画であると、つまりはそういうメン…