生の仇打ち、頭打ち

雨宮まみ『女子をこじらせて』読みはじめる。住本麻子の書評を読んで気になり、手にとったのだった。まだ大学を卒業してバニーガールになったあたりまでしか読んでいないが、わたしが非モテ文学を読んで慰撫されるように、本作も同様の効能をもつ書なのだとおもった。

夜、油そば。具材は豚バラ、長ねぎ、卵。うまい。

同人会議。前回の開催から今回の開催に至るまでにでた議題について話す。チャリの話などもする。わりと早めに解散する。話しながら、さいきんニチアサぐらいしかまともにものを観てないのはやばいなと思う。圧倒的量不足。

ピョローがかえってこないからピョローを外すのはまあいいとして、その代わりに同じ人物の別垢をピョローするのはどうなん、というような出来事があり、モヤる。単なる数として見なされることの屈辱。おれはあらゆる数値から遠ざかりてえ(いいすぎ)。

この頃家のなかを飛び回っていた蠅を窓から逃すことに成功する。

夜、モロヘイヤのお浸し、モロヘイヤと豆腐の澄まし汁、茹でアスパラ。ヴィーガン的食卓。うまい。

作業中にインデザが落ち(これはいつものこと)、データがそれなりに巻き戻る(これは稀)。復元できませんでしたエラーの過酷さ。もう今日はやめろとのお達しだと思い、PCをスリープさせる。ちかぢかビッグサーにアプデしようと思っているのだがやめておいたほうがいいか(あるいはアプデすれば安定する?)?

鬼頭莫宏ヴァンデミエールのぐぜり』落手。さっそく読みおえる。投稿時代の超初期作がコンパイルされたファンアイテム、という感じだが、おれは鬼頭莫宏がめちゃくちゃ好きなのでハッピーなきもちになる。脆さを感じる身体はずっと

夜、豚アスパラ豆腐のバターレモン醤油炒め。うまい。削ぎが甘くてとてもじゃないが嚥下できないものも混じっていた。モロヘイヤの椀ものが相変わらずうまい。齢30にしてモロヘイヤの風味をしった。

ワークがひとつ見通しがついたのでナイトライドにでかけるが、1キロも走ってないあたりで雨が降ってきて引き返す羽目になった。無念也。しらない道を夜走るのは街灯の少なさも相まって危ないと思った。虫との激突率も昼間に比べて高い気がする。明日は気温が落ち着きそうなので、昼間にもりもり走ろう。



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日中ライド。チャリをショップで見てもらい、異音の原因を突き止めてもらう。ペダルを回して音が鳴るんだから、と見当をつけていた駆動系まわりでなく、まさかのサドルだった。坂を下るときの手汗がいつすべってもおかしくないぞ!という感じで冷や汗もんだったのでグローブを買う。のち、ちいさい頃に住んでいた場所めがけて坂を登る。風景のスケールが変わった気がする。軽いギアでダンシングしようとするとペダルがスカスカになり、足が滑ってこけかける。重いギアだと登れないし、どうしたらええんや(日々乗って筋肉をつけるしかない)!

書店をいくつかまわり、何冊か漫画を買う。どこに行ってもまじめな会社員の最終巻が売っていない(1巻なら複数の店で見かけた)。市街をめぐっている最中、高校時代などによく立ち寄っていた書店がつぶれているのを目のあたりにしたり、今月末に閉店する旨の書かれた活字を見かけたりする。かなしい。書店がどんどん減っていく。

いい感じの砂利道を見かけ、チャリチャリ走っていくと突き当りが民家、みたいなことが2回くらいあり、スマホをハンドルに設置できる器具を買ったほうがいいかもしれないと思った。単純に近辺の道がわからない。今日の走行距離は30キロくらい? 日中は暑さがきつい。ボトルの中身も途中自販機で補充した。日焼け止めを塗ったのに腕や顔に焼けた部位がいくつかできた。スプレー式はこれだから、、

夜、激辛餃子チーズのせ、チキンカツ、鶏ピーマンアスパラ玉ねぎのカレーマヨ炒め。辛い。声がでるほど辛い。ポン酢をかけたりしてなんとか食べる。うまい。

チャリの目的が走ることではなく店(購買・飲食・鑑賞etc.)の場合、ヘルメットを脱ぐと髪がぐしゃぐしゃになるのはどうにかならないかと思いながらネットの海をただよっているとめっかわなサイクルキャップを見つけ、これだ!と注文する。ふたつ目のボトルケージとパッド入りパンツもポチり、地道に装備を整えていく。チャリ屋にいた先客の老夫が買ったばかりのビンディングシューズを指しながら「自転車は(周りの用品で)お金がかかるね」と言っていたが、あらためて「そうですね」と記憶のなかの彼に相槌をかえしておいた。