おあずけ30年

からだがバキバキしている。しりをいたわり、ソファに寝そべりながら、次回ライドのコースを策定する。10km→20kmときて、いきなり60kmは無謀だろうか? しばらく天気がわるそうなのがユーウツ。

夜、夏野菜と豚肉の赤缶味噌炒め、ポテサラ。マヨを和えるだけ、の段階でマヨがほぼないことに気づきぜつぼう。卵黄と柑橘酢、塩、オリーブオイルを撹拌し、手づくりする。酸味つよめの配合。うまし。少々あまったので明日味噌と混ぜてきゅうりと食べる。夏野菜の中身はナスピーマントマト。ポテサラには玉ねぎきゅうりオイルサーディンを入れる。

29地図のヨアキム・トリアー『わたしは最悪。』回を聴く。『母の残像』でもおしっこのシーンとかあったなあとたけきさんの言葉を聞いて思いだす。引き合いにだされていた『モテキ』も観たことがないので観るリストに入れた。映画とはずれるが、後半の稲川淳二の語り口で自分の失恋話をするくだりがめちゃくちゃおもしろかった。

ユーレイデコ5-6話。5話、ガスマスクをつけたまま飲み物をのむスマイリーちゃんの仕草がかわいい。ストローそこに刺すんだ!というおどろき。ハックにしきりと「匂い」を気にかけさせる演出もデジタル/フィジカルが対比される本作において効いていた。作中における国営ウィキペディア的存在「デコペディア」のストレージ空間がミノタウロスの迷宮的なかたちなのもよかった。初のうえのきみこ脚本クレジット。6話、明かされるスマイリーちゃんの素顔の衝撃。ひと目ではベリィが気づかないのも頷けるインパクト。ストーリーもスペダンのような単話的なたのしさがでてきた感がある。ベリィとばあちゃんの埠頭での会話シーンでの小刻みなカット割に、手を抜かないってこういうことだよな、と思う。

さみだれは話がすすんでも好評を何ひとつ聞かないので2話で切ることにした。

早朝ライド。60kmも走っているとおれの鈍足ではライジングサンしてしまいそうなので20kmの往復で40kmにした。なにもわたしを遮るもののない空いたサイクリングロードを走るのはサイコー。道をまちがえて雑草だらけの道に突っこんでも大丈夫なのがグラベルロードのいいところ。まだ5時台とかなのに川沿いにはチャリで走っているひとがけっこうおり、おお、となる。会釈を返してくれるライダーもそれなりにおり、他者とのコミュニケーションや!とひきこもりは感動した。ハイライトは後ろ向きで歩行する真っ白い格好をしたおばあちゃんと遭遇したこと。気温はさておき、体力的には平坦な道のりならまだ走れそうだった。ペダルをまわすと異音がきこえるようになったのがこわい。まだ3回目のライドだというのに!

西尾大介ふたりはプリキュアMax Heart』6話。めちゃくちゃひさしぶりの視聴。2ヶ月ぶりとか? つかれたからだにプリキュアのきらめきがしみわたる。さいきんはデパプリばかりを観ていたわけであるが、そうした近年の作品と比べると作品のトーンがだいぶ落ち着いているんだなとあらためて思った。とはいえ、おはぎを再現なくパクパク食べるなぎさなど、ユーモアがないわけではない。今回はあかねさんに頼まれてひかりがなぎほのとともにおつかいに行く回。到着先のデパートのエスカレーターがほぼ垂直の様相をしていてわらってしまった。子供が手を離してしまった風船を追いかけるために、そこを難なく駆け上がっていくひかり! ザケンナーが登場して暴れまわり、なぎさとほのかがりりしい表情になって変身するなか呆け顔のままたたずむひかり! やがてひかりも変身したのち、3人が敵の攻撃を避ける場面のあやしい作画もサイコーだった。



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写真も載っている詩集を読み、「写真はいらないよ」と思うわたしも、ポエム・ポスター形式の作品に関して「(グラフィック/詩)はいらないよ」と思われたりしているのだろうか、と思った。純粋形態への憧憬。1冊の詩集をまとめるにあたって、同じ語を複数の詩篇をまたがって使用するスタイルは以前和合亮一の『誕生』か何かを読んだときに「へえ」と思った記憶があるが、今回の読書においても同じ感慨を抱いた。

昼、豚ほうれん草もやし豆腐卵白の生姜鍋風炒め煮。うまい。卵白はマヨネーズをつくる際にあまったものの再利用だが、ふだんからわけるのもアリだなと思わせられる使い勝手(?)だった。

ふだんづかいでもサイクリングでもいけそうなショーツを探し、3点くらい候補を見つける。見つけた順に、¥27,500、¥13,000前後、¥3000前後。かわいいやつはちゃんと値が張るね、ということをまざまざと見せつけられる。ほぼフィニッシュしている(しかしながらく待ち状態を強いられている)のワークの精算がおわっていれば値段でないところで迷えるのだがな!

昼、フライドポテト。芋が大量にあるのでどうにかせんといかん!と最強のフライドポテトをつくろうとする。マヨはここで消費した。オーロラソース。最強にはならなかったが、美味なり。明日はのこりの芋で改良版をつくる。