三日三晩泣く体力も怒る体力もないから死ぬしかない

アート・カルチャー界隈の面識/共演経験のあるひとらからバンバンフォローをはずされているのを見、へんな興奮を催す。ブロ解ならまだしも(?)、単なる数値として見做され係留されつづけること。これが生きてるって感じだ!

夜、魚三種の西京焼き、長芋ベーコンチーズオムレツ、インスタント味噌汁。鮭、鱈、鰆。うまい。

服部昇大『邦キチ!映子さん』、無料公開されていたので全話読む。紹介される映画はほとんど観たことがないが、たのしい。文化部ってサイコーだなってきもちになる。わたしは「サークル」のコミュニティのありかたをひとつの理想として考えている節がある。いかにしてそれを今後の人生においてつくりだし、持続させることができるかがおおきなテーマな気がする(ほんとうか?)。女児アニメ部(実質プリキュア部)、入りたい。同人メンバーは邦キチの映画読解のスタンスに疑義を唱える読みをくりひろげていて、ぼんやりとしか読んでいない自分のお気楽さにわらってしまった。

取り扱ったことのない判型をデザインするのはむつかしい。人体よりもでかいサイズならひとしおだ。さまざまなパターンを考え、試し、改良する。すすみはよい。

夜、茄子入り豚の生姜焼き。しあげにすりおろしたのを入れないと風味がおわっている。母と妹は生姜焼きだと気づかなかった。わたしも微妙だと思った。

冬野梅子『まじめな会社員』最終話読む。「私は幸せじゃない/でもやっていく」。いいおわりかただ、、実家という、けっして望んではいないのに安住してしまう場所から一歩踏みだす胆力と、その歩む方向(今村、綾ちゃん)の引き裂かれ。連載がはじまった当初から、ひとつのはげましとしてわたしの精神に光を与えてくれた作品である。次回作がたのしみ。

ワークワーク。このくらいのいそがしさでまわってゆければいちばんよい気がする。さまざまな案件の見通しがつきはじめる。

夜、ブロッコリのコンソメスープ、ごま生姜もやしナムル、アスパラと舞茸とひき肉のゆずポン酢炒め。めちゃくちゃでかいアスパラ。うまい。ていねいに根本の皮を削いだ甲斐がある。

鬼頭莫宏『姫さまのヘルメット』(2022)。『残暑』(2004)をもっているので収録作の半分はすでに読んでいる。とはいえ読みかえすのは数年ぶり。サイコーだ。ラブだ。こうしてまとめて読むと、話のつくりの類似性が浮かび上がってくる。「反転構造」のつよさ。「彼の殺人計画」の殺人シーンのコマ割、すごくドキドキする。大ゴマの静寂もすばらしい。本作に限らず、総じて無言のコマ、顔に語らせる描写がうまいと思った。

「風の王」の、戦地から離れた地で、聴こえてくる駆動音からの想像によって語られる戦闘シーンもサイコーだ。巻末に設けられた著者による作品解題には「できればロボットの戦闘シーンのカットは全くナシにしたかったんですが覚悟が足りませんでした」とあり、それはそれですぐれた構成だと思うが、2コマだけロボットを登場させている完成版もすばらしい出来なのには変わりない。『のボルダ』につづきこうやって本がでていることを踏まえれば、『始まりと終わりのマイルス』も『双子の帝國』も続刊をちゃんと期待していていいのだろうか。あと単行本化されていない戦闘機擬人化モノもあったような?(『隼ちゃんもとんでます』だ!)



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ワークワーク。入稿ぶじおわる。だいぶ気が楽になる。新しいワークもはじまる。

夜、茹でアスパラ、揚げ鶏と茄子と長ネギ甘酢餡。うまい。アスパラがおおきすぎて茹でるのに苦労した。

選挙にははなから期待していないが、いい感じの「党」ができてくれないだろうかとは思う。陰謀論とポリコレに毒されていない左翼の党。ストライキがバンバン起きる国になったらいい。打ちこわし、一揆の精神。発売当初に買って積んだままの『民衆暴力』を読むべきときかしら、と枕もとまでひっぱりだす。本はひらかない。

このところ、それぞれべつのところで引き受けているしごとの相手の名前を、受けている側とはちがう方面で見かけることが頻発しており、世間の狭さよ、、とありふれたことを思っている。わたしはそのことをわざわざ相手に伝えることもしないので、線がつながることはない(気づくひとはのちのち気づくだろうのスタンス)のだが、こうも連続するとおもしろい気分になる。

夜、アスパラひき肉しめじ入りチーズオムレツ。うまい。