ちょっと愛してくれそうになった

デパプリ2話。マリちゃんがラブい。おれはフレッシュのカオルちゃんが好きなので、、テロップは毎話でるのかというおどろきと、ナレーションの介入のしかたに、わかりやすさ」第一主義的な時代性を感じる。とともに、陰を用いたゆい(プレシャス)とマリちゃんの想いのかちあい描写など映像でしかできない演出にもリキが入っていて、画で語るべきところはきちんと画で語る矜持を感じる。

相変わらずふざけているようにしか見えないブンドル団がくそまじめなところがウケる。「ブンドルブンドルー!」や「ブンブンドルドルブンドルー!」は毎話でも観られるが、レシピッピ強奪シーンにおける「味が変わった……!?」は毎回やられるときついなと思った。省略するか、もっとバリエーションがあるとうれしい。ジェントルーが「飛んで火にいる夏の虫」みたいな慣用句をつかうところは、むかしなつかしのプリキュア節という感じがする。ちいさな子供たちがしらない言葉をプリキュアを通してしっていく体験、かなりアツいと思う。初期の映画によく見られたギミックである。

1話に引き続いて、まだ変身しないふわとらんのカットを差し入れているところにこだわりを感じる。作品としての走りだしはかなりいいのでは、と思った。トロプリの序盤はどんなんだったっけ?とブログを読みかえすも、いまよりもだいぶぼんやりとした感想しかなくてばかやろうが!となった。

バイス22話。空気階段ゲスト回、1回かぎりのネタでなく次週にもひっぱるのかよというわらい。フリオがすっかりギャグ要員になっているのがいい。謎のスタンプによって登場したニューライダーのデザインが◎。

ゼンカイジャー47話。和解を迎えたステイシーくんのお耳が真っ赤っ赤でかわいさ爆発。観はじめたのが終盤なのでその感動はわからないのだが。

きもちがおわっている。しらないあいだに右手の親指のつけねがえぐれていた。シャワーと日光を浴びて多少回復するが、あまり体調は芳しくない。いかにして精神の健康を保ちつづけるか。ひじょうにおおきな人生のテーマ(?)である。気力が死んでいるのでなにもできないまま日が暮れる。

夜、焼き塩さば、手羽先、油揚げの味噌汁。たんぱく質ばかりだ。あまりのねむけにひとあし先に食べて寝床に向かったのち、のどの渇きで階下にくだると、祖母が味噌汁かけごはんで食事を済ませようとしていたので思わず怒ってしまう。意味がわからない。そもそも手羽先が食べたいといっていたのは祖母なのに、なんでそうなるのか。いらいらしてしまう。いらいらしてしまうことにもいらいらする。以下ループはしない。

それはそれとして、祖母の耳のきこえがずいぶんとわたしの感情をかきみだす。意思の疎通はまず言葉をききとることからして難儀なのだと思いしる。いや、そもそも伝える段階でむつかしい道のりをあるいているのだが。さいきんは声よりもジェスチャーのほうが伝えるのが容易なので、手話でもいっしょにおぼえようか?と冗談交じりに話している。大学のとき手話の授業をとっていたのに、「好き」以外もうおぼえていない。


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眼鏡の鼻当てに亀裂が入っており、寿命を迎えそう。緑錆もひどいし、度もだいぶ合ってないのでまあ、という感じ。

夜、塩肉じゃが、豆腐の味噌汁、海ぶどう。じゃがいもでなく、長芋で。海ぶどうが信じられないまずさでひと噛みして咀嚼する口が停止した。海がそこにあった。

手が止まっていた原稿のうちのひとつ、つまりは同人誌のあとがきの〆切日になり、矢継ぎ早にほかの同人からの原稿が上がってきたおかげでなんとか書き上げることができた。埋めなくてはいけないスペースが目視できると、あれほど微動だにしなかった手がちゃんとうごきだす。他者のパワー。ありがたし。

デザインワークをすすめてゆくも、ねむいときにしごとをしてはいけない、との言葉が胸中に湧き、ねる。

自身も催促をかけられる立場にありながら、べつのひとに催促の連絡をすることの引き裂かれ。どの口が言うとんじゃいとつっこみながら、やる。

手が止まっていた原稿のうちのもうひとつ、シャワーを浴びていると書きだしのアイデアが浮かび、あまりパッとしなかった書きかけの文章をボツにする。書きだししかでてこなかったので完成までは突っ走れず。

このところいそがしくてニチアサぐらいしか観ることをしていなかったので、朝食のおともに西尾大介ふたりはプリキュア』(2004)9話。相変わらず作画がきれいだなと見惚れているうちに本編がおわり、クレジットをぼんやりながめていると原画に川村敏江・宮本絵美子の名前が(なお、川村は作監も務めていた)。ともにのちのちプリキュアのキャラクターデザインを務めるレジェンドたちである。

なぎさとほのかが演劇部部室に忍びこむ際のソロリソロリとした芝居がよかった。真上からの構図も○。「病気」というワードに動揺し、せっかく手に入れたカードコミューンをなぎさに返すというやさしさを見せるゲキドラーゴも、キャラクターの奥行きが見えてグッときた。マーブルスクリュー一発でキメるあっさりなバトルシーンも新鮮だった。