照る水

pitchfork music festivalのストリーミング、初日のトリPhoebe bridgersだけまにあって観る。ライヴ行きたすぎるな? ビッグシーフもアニコレもブラックミディも観たかったな?とぶつぶついいながらポトフを食べつつロゴのつづきをやる。ホーンの華やかさ。チュチュとキスしながらフレンドリーにメンバー紹介をするしぐさや、さいごにスタンドマイクを蹴っ飛ばすムーブ、かっちょよ!と思った。

夜、豚汁。豚、大根、人参、ゴボウ、里芋、こんにゃく、長ねぎ。酒・みりん・醤油・味噌・にんにく・白だし。肉以外は先に炒め、肉は沸騰しない温度で火を通す。でかい鍋に鬼のような量をつくる。うまし。鍋の縁に手首を押しつけてしまい、リストカットみたいなやけどをする。

タイトルデザインの修正をしつつ、夜までロゴ作業。山のようなボツのきっさきに、すぐれた作品が誕生する、という言葉が日付が変わるまえぐらいに浮かんでくる。つまりはよさそうな最終形が見いだせたということである。ものをつくる折にはコンセプト(主題)が先か、かたち(成果物)が先かという問題があるが、Aという柱を頼りに造形をすすめていたら、Bというよりでかい柱も発掘されたみたいな、そんな感じだった。


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トロプリ。ローラとみのりん先輩が推しのわたしにとって、みのりん先輩回は神回である(ローラはだれがメイン回だろうがつねにでばっているので)。台詞ではなく、まなざし(アイズ!)でものを語らせる演出も冴えている。反復されるみのりに対するローラの視線、部誌を踏みにじられたときのパパイアの眼。担当は門由利子。

つづけてリバイス。明るくてたのしい。敵のボスの形態がヴァギナなのがいい。初回の冒頭でヴァギナデンタータだ!とテンションがあがった。いや、デンタータではないが。先に明るくてたのしいと書いたが、そのくせ芝居がシリアスでいこうとしている節があって、その行く末がたのしみ。

連日のデザインワークに脳が疲労したので今日は半日オフにし、ベッドでくたばる。

夕暮れ、猫が合唱している。窓から覗くと、二匹の白猫が向かいあって低い唸り声を上げている。しばらく耳を澄ませたあと、階下に降りて食事を済ます。中途半端に残ったしらすを炒飯にし、夜食にしようとするが帰ってきた父親がすべて食べる。ロゴワークのつづき。ほぼしあげの段階。「まっさきによい感じの案ができたまんなかの字」からはじまったはずが、さいごはこの二字目の調整に苦労する。

親が「ファスト映画」見てるのマジで最悪だと思う。