ばいばいするためスキルスキル

写真集を郵便局にいって郵送する。ロケ地かつモデルのもとへ。じりじりと照る陽射しとよく吹く風のなか、往復してもどってくると、往路の途中で待っていてもらった祖母がおり、彼女と近所のスーパーまで散歩がてら歩いてゆく。すでに80を超えている祖母にとっては、このわずかな道のりも大冒険のようで、ときたま立ち止まってマスクの繊維の隙間からぜえぜえと息を漏らしている。フレイルという語を会社員時代にしることがあったが、日頃から運動をしなければひとはかんたんにそうなり、寝たきりになる。そうならないように、わたしはふたりで歩いていく。

帰宅し、ハム舞茸ねぎ卵の中華スープ生姜味、豚なすチーズ炒め。つくって寝る。夜にめざめて食す。Qさんと電話する。ツイキャスを聴きながらぼやぼやする。ガタリ+ネグリ『自由の新たな空間』をぱらぱらする。装丁者のクレジットちゃんとしてくれやと思う。

低気圧の影響かベッドから起き上がれず、めちゃくちゃに寝る。夜中に起き、冷蔵庫に入っていた弁当を食べ、zineの表紙案づくり。これは自主制作ではなくクライアントワーク。朝までかかって2パターンほどいい感じのができる。自分がどきどきできるものが自分でつくれるとうれしい。すこし休憩したのち、また見直して詰めに入る。


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写真集の表紙&裏表紙、中身はここでぜんぶ見れ(読め)ます


東京に行っていたあいだに録りためていたトロプリを観る。ひとまず22-24話まで。22話、板岡錦作監回の作画のよさ! ときおりあらわれる主線のメリハリに馬越感を感じる。つづく23話でのみのりん先輩とさんごの「ゴーヤおいしい……」「ですねえ」のかけあい。苦いものが苦手な子供たちへのメッセージ。ゼッタイヤラネーダが自らの願いを書いた石を宿り主にしていることに気づいたキュアラメールのギャグ顔は完全にキュアマリンだった。映画への布石! 24話では生徒会長回が展開され、かつてフィーチャーされた風紀委員も再登場するのもよかった。

夜、ピーマンの肉詰め。味見だけして寝る。朝起きて食べる。ついった経由でしごとの依頼がきており、ありがたいきもちになる。せんじつもスキルマーケット(?)サイト経由で見積もり依頼があった。そっちはざんねんながら予算の都合で流れてしまったが。

zineの表紙案再考。片方はだいたいしあがった感があるが、もう一方が決まりきらない。ウンウンうなりながら調整し、ときたまプリキュアを観たり食事を摂ったりして休憩する。25と26話。本編後に流れるラメールとサマーによる「またみてね」のミニアニメーション(エンドカード)、神がかっていやしないか、、思わず「尊い」の語が浮かぶ。流星群回で惑星の被りものをして目立ちたがるローラのふるまいもサイコーだ。

夜、笹かまと豆腐と長ねぎの牛乳スープ。海鮮だしをつかってseaな感じに。べつの練りものもあったのでそれも入れればよかった。祖母も台所に立ち、わたしは十ウン年ぶりに彼女の卵焼きを食べる。うまい。小学校の頃の運動会の記憶、はべつによみがえってきやしないが。