桃をいつつつかむ法

日付が変わるころまで今月中におわらせたいテキストをのろのろと書きすすめていたところ、先日だしたコンペの結果がメールでとどいており、ひさしぶりの「落選」を経験する。わたしはコンペにだしたあといったれやったれと調子に乗りがちなので、手痛い打撃を受けた気分。このショッキング!のきもち、たいせつにしたい。いまはあとふたつ結果待ちのがあるので、そっちで何かしら芽がでるとよいですね。片方はおそらくここ数日で通知が来るので、腹のうちを虫が駆けずり回るようにどぎまぎしている。

敗北記念ということで、hontoで本を30000円ぶん買う。こっちに来てから本屋に行く頻度が激減かつ行ってたとしても品揃えが壊滅的なので、これはその反動ともいえる。半年ぶんと考えたらずいぶん安いものだ。でも、ほんとうは書店でであいたい。思いがけず「あなた」を目にしたいし、手で触れてめくってみたい。

また、富野作品マラソンをしていると、富野展に行ったときに図録を買っておけばよかったなという後悔も湧いてくるもので、こちらも『富野由悠季 全仕事』とともに注文してしまった。PCやデザインソフトなど制作機材を揃えた以来の散財。晴々としたきもちになる。でかい出費だが、書物はわたしの支えになるので、これでいいのだと自分に言い聞かせもする。


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今日は昨日つくったものと惣菜がそれなりにあるので汁に溶き卵を加えたくらいで料理はおわる。しらすやらキムチやら鮭フレークやら、こまごましたものがたくさんならぶ食卓はたのしい。

ひと月ぐらいずっとかかりきりになっていたテキストがひとまずおしりまで書きおわる。こんな速度ではどうしようもないぞ、おれ。のこるひとつもこのままのいきおいで、と1/4ほどまですすめる。こんな企画思いつかなければよかったと後悔しながら、これさえおわればつぎの作業に移れるぞと自らを鼓舞しながら、地道にやっていく。この作業とは特段関係ないが、ブログ用の掌編はしばらく書くのを取りやめようと思う。その執筆する意識と時間は、べつのところで割きたい。

同人誌のほうのデザインを考案する。原稿もできていないが、8pなのでイメージがしやすい。3桁のほうは内容と構成がまだふわふわしていて、なかなかとっかかりがつかめずにいる。メインではなくてサブページからデザインしていくのってどうなのかしら。主従が逆転してしまうのではなくて?