ナーフ仲人

夜、トマト豆腐卵長ねぎの中華スープ。ニラ大葉餃子(タネだけつくって寝た)。しごとから帰ってきた母親がめしをつくれを起こしにきたが、もう包んで焼くだけじゃないかとそのまま寝入ってしまった。『未来を花束にして』で、妻の帰りを家で待っていながら「遅かったじゃないか」と小言をぼやくだけぼやいて家事をしない男がでていたが、そのことを思いだした。

日をまたいだ頃に目覚めると、ゲジゲジ。マジックリンをかけて、クロックスで一撃をお見舞いする。殺生……。南無。

冷蔵庫をひらくと、タネは余っていたが餃子の皮が使い尽くされており、おれは餃子が食えない、、となったので、ピザ生地の要領で皮をつくる。自分でつくるとどうも一個一個が大きくなってしまい、ドデカ餃子を5個つくって食べた。うまい! 大葉20枚のちから! ニラもいいしごとをしている。にんにくがなくても十分にうまい。あまりにもうますぎて、ひさびさにビールでも飲むかのきもちになったが冷蔵庫には500ml缶しかなく、そんなには要らんなとなって麦茶でごまかした。

餃子の覚え書き:
タネ:ひき肉400gぐらいに対してニラ一把、長ねぎ3分の1本、大葉20枚、中華スープの素、塩、醤油、ごま油
皮:薄力粉4に対して強力粉3くらい、塩ひとつかみ、湯を注いでこねて15分ほど放置

生地がずいぶん余ったので、今晩再利用する。たけのこと豚バラの包み揚げなんてどうだろうか。

食べつつ、富野由悠季機動戦士Zガンダム』40-42。ロザミィの精密検査の結果をカミーユに伝えたあとに、ハサン先生の表情を少しだけうごかすカットを入れている部分、こうした演出をていねいにやるからこそ、ドラマが生みだせるのだとわかる(41話「目覚め」)。ここまでこうして観てきて、どうもカミーユやクワトロといった主人公サイドの主要な人物は、数多くの女性たちによって狂わされている感じがあって、これはズラウスキーの諸作品にも通ずるなと思ったのだった。ただ、この「女性たちによって狂わされている」というものの見方は、ずいぶんとジェンダーバイアスがかかった視界で生まれているようにも思う。女たちは悲劇を生むために、都合よく死んでいく。



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顎の痛みについて先日書いたが、症状をしらべてみるも、どうやら顎関節症のようだ。くちをアとひらけば右耳のあたりでポキと音が鳴る。このポキにポキという名前をつけ、わたしは散歩にでた。ポキはわたしの前を一直線に駆けていって、そのまま見えなくなった。