撃沈したのはきみのほう

昼、キャベツときゅうりと煮干しのサラダ。ガーリックバターライス。夜にステーキを焼いてそれを載せる。煮干しがでかい+かたいで食べにくく、次回はもっとちいさいやつを買わねばと思った。朝はスープを飲んだ。べつにインド系のスパイスをつかっているわけではないのにラッサムのことを思いだす味。午前中はブログを書き、食事を摂りつつ、富野由悠季機動戦士Zガンダム』。5-10話。vs.ライラ・ミラ・ライラのシーンを観て、むかし頓挫したのは7話だったことに気づく。こんな序盤で! 10数話まで観ていたつもりだった。こんなにおもしろいのになぜ途中で観るのをやめたのかとかつての自分を修正したくなる。とはいえ、いま観るからこそすくいとれるものもある。

反感たっぷりに天邪鬼に生きるカミーユはなんて魅力的な主人公なんだろうか。こういうキャラクターだと台詞のキレがちがう。すごい好き。年上の女のひとにすぐ好意をもってしまうのもかわいらしい。10話で幼なじみのファと再会したけれども、カミーユ自身はファを疎んでいるというような次回予告のナレーションがあってわらってしまった。恋愛がドラマをつくりあげるってのはほんとうにそうなんだよマジでとダンバインのことを思いだしながら観ている。

先に挙げたライラとの戦闘シーンや、エマとの何気ない会話であらわれるが、無意識の反応/感応が、意識下にのぼらないまま言葉になって口から飛びだしてしまうニュータイプと、富野節の相性のよさはサイコーである。1話から10話まで、ずっと脚本クレジットに斧谷稔の名が記されており、富野作品のなかでもだいぶお気に入りの作品になりそうな気配がプンプンする。元来Zはいちばん好きなモビルスーツだし、ようやっと全編観れるのだと期待値も高いのだった。


f:id:seimeikatsudou:20210417174830p:plain
350


気晴らしにグラフィックの制作。せんじつ撮った桜の写真をもとに、さいきんのグラフィック・シリーズにつらならないものをつくりはじめる。しいていえば季節シリーズ? 一昨年の夏に「惑星の速度」と題した暑中見舞いグラフィックをつくったのだが、これもその延長線ということにする。自分で撮影した素材をつかうのはいちど排気口のプレヴィジュアルでやった以来? 自分の長けた部分をのばしていく方針には同意しますが、こういうあんまりやってないこともやっていきたいですね。

日を越す前にねむり、健康的な時間にめざめ、演劇制作がいかにブラックかという連続ブログを読んだり、妹にすすめられたweb漫画を読んだりしてうだうだする。