しんじがたいヒカリのむこう側

ふとんのなかにもぐりこみ、ブログを巡回。しばらくアクセスしていなかったものがいくつも更新されており、テンションがアガる。わたしはついったのタイムラインで捕捉したブログのたぐいはすべてブックマークに入れて読んでいるので、みなさん更新してください。わたしはたのしみにしています。

読んでいたなかでつきあたった記述。

給料日までまだ2週間以上あるけど、現金は5千円を切っている。もう諦念の気持ちでいっぱいなので薄っすら借金しながら生きていこうと思って、クレジットカードの支払いをリボ払いにしようとしてたら彼氏に止められた。そして「リボ払いよりマシでしょ」と言われてコロナ特例貸付の書類を書いた。係の人は結構早く電話をくれて、明日の朝追加書類を送る事になった。通れば借金生活だ。まあ既に奨学金があと700万ぐらい残っているけど。

くらいきもちになる。わたしも上記の金額の半分弱ほどだが奨学金の返済がのこっており、いまのところまったく返せるあてはない。それどころか、収入を断たれたこれから無展望の無職である。といいつつ、いまのわたしには実家という強力なバックアップがあって、とりあえずは生きのびてゆくことができる。上で引用した彼女には「理解のある彼くん」ではないがちゃんと寄り添ってくれる恋人がいて、それはそれでつらいという思いがブログに綴られているのだが、めっちゃわかるなと思った。そういうことじゃないんだよな。けっきょく、己の問題は、己でどうにかするしかないんだよ。


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ついったで流れてきた編集権の話、めっちゃ話がいがあるなと思ったのでラジオで話そうと決めた。燃えたくはないので予告はせずに。時事ネタを扱うことのむつかしさ。しかし歴史化されたものごとだけをどうこうしているのもちがうよねえ、という隣のひと。弱っちい胃を痛めながらおこなっていた自己の経験が活かされるときがきたのだ、としみじみ漏らすひともいる。これであのくるしみがすこしは報われるだろうか? 何の本で読んだか忘れてしまったが、過去は解釈しなおせるという点で、可変的なのだ。

富野由悠季伝説巨神イデオン』の4-6話。ひと月半ぶりぐらい? 亜空間飛行のことを「デスドライブ」という呼称でいいあらわしていて、ずいぶん物騒だなと思ったのだが、「Dimansion-Space-Drive」をデスドライブと略しているようで、そっちかいとなった。デンジャーな感じもあるので「Death-Drive」のダブルミーニングなのだろうけれど。「白旗」の意味するところを、異星人間でたがわせることで齟齬を起こすストーリーラインが単純ながらも効いていた。戦闘後に居眠りするカットを挿しこむことで夜通し整備していたことを視聴者にわからせる編集も巧みだ。説明台詞が気になる作品と気にならない作品の差はこういう細部に宿るのではないか。